MEGADETH

1983年、カリフォルニア州ロサンゼルス (Los Angeles)の混沌の中から産声を上げたMEGADETH(メガデス)は、単なるヘヴィメタル・バンドの枠を超え、現代音楽史における「怒り」と「技巧」の象徴として君臨し続けてきた。

Biography

MEGADETH : 破壊のシンフォニーと再生の軌跡
バイオグラフィ、ディスコグラフィ

1. インテレクチュアル・スラッシュメタルの極北

1983年、カリフォルニア州ロサンゼルス (Los Angeles)の混沌の中から産声を上げたMEGADETH(メガデス)は、単なるヘヴィメタル・バンドの枠を超え、現代音楽史における「怒り」と「技巧」の象徴として君臨し続けてきた。METALLICA(メタリカ)、Slayer (スレイヤー)、Anthrax (アンスラックス)と共に「スラッシュメタル四天王(The Big Four)」の一角を成すMEGADETHは、リーダーであるDave Mustaine (デイヴ・ムステイン)の強烈なカリスマ性と、冷徹なまでに構築された音楽理論、そして政治・戦争・社会問題に鋭く切り込む歌詞世界によって、唯一無二の地位を確立した。

2. 第I部: 憤怒の誕生と初期の混沌 (1983-1989)

2.1 追放と復讐の誓い: 結成前夜(1983)

MEGADETH(メガデス)の歴史は、皮肉にも別の伝説的バンド、METALLICA(メタリカ)の歴史と分かち難く結びついている。1981年から1983年にかけ、Dave Mustaine (デイヴ・ムステイン)はMETALLICAのリード・ギタリストとして、その初期楽曲の多くにリフや楽曲構成を提供していた。しかし、深刻なアルコール依存と薬物乱用、そしてJames Hetfield (ジェイムズ・ヘットフィールド) やLars Ulrich (ラーズ・ウルリッヒ)との対立が決定的となり、1983年4月、ニューヨーク(New York) でのレコーディング直前にバンドを解雇される。

ロサンゼルスへ向かう長距離バスの中で、Mustaineはアラン・クランストン上院議員(Senator Alan Cranston)による核兵器の脅威に関するパンフレットを目にする。そこに記されていた「Megadeath (メガデス=核戦争による100万人の死)」という言葉から"a"を抜き、彼は自身の新バンドの名をMEGADETHと定めた。この瞬間、彼の音楽的指針は「METALLICAよりも速く、重く、そしてテクニカルなバンドを作る」という復讐心によって決定づけられたのである。

2.2 揺籃期のラインナップと『Killing Is My Business...』 (1983-1985)

ロサンゼルスに戻ったMustaineは、当初「Fallen Angels (フォールン・エンジェルズ)」という名で活動を開始したが、すぐにMEGADETHへと改名した。初期のラインナップは流動的で、ヴォーカルのLor Kane (ロー・ケイン)、ギターのRobbie McKinney(ロビー・マッキニー)、ベースのMatt Kisselstein (マット・キッセルスタイン)などが在籍したが短命に終わった。

バンドの核が形成されたのは、ミネソタ州 (Minnesota) 出身のベーシスト、David Ellefson (デイヴィッド・エレフソン)との出会いであった。MustaineとEllefsonはアパートの階下と階上の住人という関係から意気投合し、EllefsonはMustaineの右腕として長きにわたりバンドを支えることになる。

ドラマーに関してはDijon Carruthers (ディジョン・カルザース)やLee Rauch (リー・ラウチ)らが入れ替わった後、ジャズ・フュージョンのバックグラウンドを持つGar Samuelson (ガー・サミュエルソン)が加入。さらに、彼のバンドメイトであったギタリストChris Poland (クリス・ポーランド)が加わり、第一期黄金ラインナップが完成する。

1985年、インディーズレーベルのCombat Records (コンバット・レコード)と契約したバンドは、デビュー・アルバム『Killing Is My Business... and Business Is Good!』 (キリング・イズ・マイ・ビジネス)をリリースした。8,000ドルという低予算(その半分はドラッグとアルコールに消えたとされる)で制作された本作は、プロダクションの粗さを補って余りある狂気的なスピードと複雑なリフ展開を見せつけた。特にMETALLICA時代の楽曲「The Four Horsemen」の原曲である「Mechanix」 (メカニックス)を倍速に近いテンポで演奏したことは、Mustaineの執念の表れであった。

2.3 メジャー進出と『Peace Sells...』の衝撃(1986-1987)

デビュー作のアンダーグラウンドでの成功は、大手Capitol Records (キャピトル・レコード)の関心を惹いた。契約を勝ち取ったバンドは、1986年に2ndアルバム『Peace Sells... but Who's Buying?』(ピース・セルズ... バット・フーズ・バイイング?)をリリースする。

このアルバムは、スラッシュメタルの歴史における金字塔と見なされている。ジャズの影響を受けたSamuelsonとPolandのリズム感覚は、単に速いだけのスラッシュメタルとは一線を画すグルーヴを生み出した。表題曲「Peace Sells」のベースラインはMTVニュースのオープニングテーマに使用され、バンドの知名度を一気に押し上げた。

しかし、成功の裏でメンバーの薬物依存は深刻化していた。特にPolandとSamuelsonの状態は限界に達し、Mustaineは彼らを解雇せざるを得なくなった。この時期の不安定さは、バンドが常に崩壊と隣り合わせの状態で創造性を発揮していたことを示唆している。

2.4 新体制と『So Far, So Good... So What!』 (1988-1989)

後任としてドラマーにChuck Behler (チャック・ベラー)、ギタリストにJeff Young (ジェフ・ヤング)を迎えたバンドは、1988年に3rdアルバム『So Far, So Good... So What!』 (ソー・ファー、ソー・グッド... ソー・ホワット!)を発表する。本作は前作までの洗練されたジャズ的要素よりも、パンク由来の攻撃性と暗鬱な雰囲気が色濃く出た作品となった。

特筆すべきは、Sex Pistols (セックス・ピストルズ)のカバー「Anarchy in the U.K.」 (アナーキー・イン・ザ・U.K.)の収録と、METALLICAのベーシストCliff Burton (クリフ・バートン)の事故死を悼んで書かれた名曲「In My Darkest Hour」 (イン・マイ・ダーケスト・アワー)である。しかし、このラインナップも長続きせず、人間関係の悪化によりBehlerとYoungは1989年に解雇される。

3. 第II部: 黄金期と技術的頂点(1990-1998)

3.1 究極のラインナップ完成と『Rust in Peace』 (1990)

1990年、MEGADETHの歴史、ひいてはヘヴィメタル史において最も重要とされるラインナップが完成する。ドラムにはNick Menza (ニック・メンザ)が加入。そしてリード・ギターには、Cacophony (カコフォニー)での活動で知られ、東洋的旋律と驚異的なピッキング技術を持つMarty Friedman (マーティ・フリードマン)が迎えられた。

同年発表された4thアルバム『Rust in Peace』(ラスト・イン・ピース)は、テクニカル・スラッシュメタルの最高傑作との呼び声が高い。MustaineとFriedmanのギター・デュオは、複雑怪奇な変拍子と高速リフの応酬を見事に調和させた。「Holy Wars... The Punishment Due」 (ホーリー・ウォーズ... ザ・パニッシュメント・デュー)や「Hangar 18」 (ハンガー18) における楽曲構成の緻密さは、MEGADETHを「インテレクチュアル(知的な)・スラッシュメタル」と定義づける決定打となった。

3.2 商業的成功と路線の変化(1992-1995)

1992年、METALLICAの『Black Album』の爆発的ヒットによるメタルシーンの変化を受け、MEGADETHもまた楽曲のコンパクト化とミドルテンポへの移行を試みる。その結果生まれた5thアルバム『Countdown to Extinction』(破滅へのカウントダウン)は、全米チャート (Billboard 200)で2位を記録し、バンド史上最大の商業的成功を収めた。シングル「Symphony of Destruction」 (シンフォニー・オブ・ディストラクション)は、シンプルながらも重厚なリフでラジオ・エアプレイを席巻した。

続く1994年の『Youthanasia』 (ユースアネイジア)では、さらにメロディアスな路線を推し進めた。アリゾナ州 (Arizona) フェニックスに建設した専用スタジオで録音された本作は、メンバー全員が作曲に関与し、バンドとしての結束が最も強かった時期の作品とされる。「A Tout le Monde」 (ア・トゥー・ル・モンド)のようなバラードも生まれ、バンドは成熟期を迎えた。翌1995年7月18日には、映画のサウンドトラックやトリビュート盤のために録音され、どのスタジオ・アルバムにも収まらなかった8曲を集めたEP『Hidden Treasures』 (ヒドゥン・トレジャーズ)をCapitolから発表した。

3.3 模索と黄金期の終焉 (1997-1998)

1997年の『Cryptic Writings』 (クリプティック・ライティングス)では、プロデューサーにDann Huff (ダン・ハフ)を迎え、ポップでラジオフレンドリーなサウンドを導入した。「Trust」(トラスト)はグラミー賞にノミネートされるヒットとなったが、初期のファンからは賛否両論が巻き起こった。

1998年、ドラマーのNick Menzaが膝の腫瘍(後に良性と判明)の手術のためにツアーを離脱。Mustaineは彼に対し、電話で解雇を通告した。これにより、約8年間続いた黄金のラインナップは崩壊し、後任にはJimmy DeGrasso (ジミー・デグラッソ)が加入した。

4. 第III部: 迷走、解散、そして復活 (1999-2009)

4.1 冒険的失敗作『Risk』とMarty Friedmanの脱退 (1999-2000)

1999年リリースの 『Risk』 (リスク)は、そのタイトル通りバンドにとって最大のリスクとなった。デジタル・ループやダンス・ビートすら取り入れたこの作品は、商業的にも批評的にも失敗に終わった。自身の音楽的ルーツである演歌やJ-POPへの傾倒を強めていたMarty Friedmanは、バンドの方向性に限界を感じ、2000年に脱退を表明する。彼はその後、活動拠点を日本に移し、独自の地位を築くこととなる。

後任ギタリストとしてAl Pitrelli (アル・ピトレリ)を迎え、2001年に原点回帰を目指した『The World Needs a Hero』(ワールド・ニーズ・ア・ヒーロー)を発表するが、かつての勢いを取り戻すには至らなかった。

4.2 左腕の麻痺とバンド解散 (2002)

2002年、Dave Mustaineを悲劇が襲う。治療施設での滞在中、椅子の背もたれに左腕をかけたまま眠ってしまい、橈骨神経 (radial nerve)を圧迫。左腕が完全に麻痺し、医師からは「二度とギターは弾けない」と宣告された。MustaineはMEGADETHの解散を公式に発表し、音楽業界からの引退を示唆した。

4.3 奇跡の復活と『The System Has Failed』 (2004)

不屈の精神でリハビリテーションに取り組んだMustaineは、奇跡的に機能を回復させる。当初はソロ・アルバムとして制作が進められていたが、契約上の理由からMEGADETH名義でのリリースとなったのが、2004年の『The System Has Failed』 (ザ・システム・ハズ・フェイルド)である。

このアルバムでは、初期のギタリストChris Polandがセッション・メンバーとして復帰し、往年のファンを歓喜させた。しかし、長年の相棒であったDavid Ellefsonとは金銭的なトラブルから法廷闘争に発展しており、彼は不参加となった。ここから数年間、MEGADETHはMustaineのソロ・プロジェクト的色彩を強め、Glen Drover (グレン・ドローヴァー) やShawn Drover (ショーン・ドローヴァー) 兄弟、James MacDonough (ジェイムズ・マクドノウ)、James LoMenzo (ジェイムズ・ロメンゾ)らがメンバーとして出入りした。

4.4 新たな黄金期の予兆: 『United Abominations』から『Endgame』へ

Roadrunner Records (ロードランナー・レコード)に移籍して発表された2007年の『United Abominations』 (ユナイテッド・アボミネーションズ)は、国連批判を含んだ政治色の強い作品となり、バンドの完全復活を印象付けた。同年9月4日には、Mustaineがバンドの存続を明言した夜として知られる2005年10月9日のアルゼンチン・ブエノスアイレス公演を全21曲収めたライヴ・アルバム『That One Night: Live in Buenos Aires』 (ザット・ワン・ナイト: ライヴ・イン・ブエノスアイレス)も発表された。

さらに2009年の『Endgame』(エンドゲーム)では、超絶技巧派ギタリストChris Broderick (クリス・ブロデリック)が加入。彼の正確無比なプレイはMustaineを触発し、同作は「『Rust in Peace』以来の最高傑作」と多くの批評家に絶賛された。

5. 第IV部: David Ellefsonの帰還から現代へ (2010-2022)

5.1 「Junior」の帰還と『Th1rt3en』 (2010-2013)

2010年、長年の確執を乗り越え、オリジナル・ベーシストのDavid Ellefsonが電撃的に復帰する。これによりバンドの安定感は劇的に向上した。2011年の『Th1rt3en』 (サーティーン)、2013年の『Super Collider』(スーパー・コライダー)はこのラインナップで制作されたが、『Super Collider』は再びポップな路線に振れ、評価が分かれる結果となった。

5.2 Kiko Loureiroの加入とグラミー賞受賞 (2015-2017)

2015年、バンドは再び刷新される。ブラジルのメタルバンドAngra (アングラ)のギタリスト Kiko Loureiro(キコ・ルーレイロ)と、Lamb of God (ラム・オブ・ゴッド)のドラマーChris Adler (クリス・アドラー)が参加。この新体制で制作された2016年の『Dystopia』 (ディストピア)は、近未来的なディストピアと現代社会の闇を描いたダークな傑作となった。

表題曲「Dystopia」により、MEGADETHは第59回グラミー賞で「最優秀メタル・パフォーマンス賞」を受賞。ノミネート12回目にして初の快挙であり、Mustaineの執念が報われた瞬間であった。その後、ドラマーにはSoilwork (ソイルワーク)出身のDirk Verbeuren (ダーク・ヴェルビューレン)が正式加入し、鉄壁のリズム隊が完成する。

5.3 咽頭がんの克服とスキャンダル、そして『The Sick, the Dying...』 (2019-2022)

2019年、Mustaineは咽頭がん (throat cancer)と診断されたことを公表する。バンド活動は一時休止となったが、彼は過酷な治療を経て見事に完治を宣言した。

しかし2021年、再び激震が走る。David Ellefsonが性的なスキャンダルによりバンドを解雇されたのである。制作中であったニューアルバムのベース・トラックは全て削除され、Testament (テスタメント)のSteve Di Giorgio (スティーヴ・ディ・ジョルジョ)によって再録音された。

2022年にリリースされた16作目『The Sick, the Dying... and the Dead!』 (ザ・シック、ザ・ダイイング... アンド・ザ・デッド!)は、パンデミックや戦争といった暗い世相を反映しつつも、バンドの健在ぶりを示す強力なスラッシュメタル・アルバムとなった。正式ベーシストにはJames LoMenzoが再加入した。

ボックス・セットとしては、2019年の『Warheads on Foreheads』(結成35周年を記念したデイヴ・ムステイン選曲の3枚組)も出ている。

6. 第V部: 最終章 『MEGADETH』 (2023-2027)

6.1 最後のギタリスト: Teemu Mäntysaariの抜擢

2023年後半、Kiko Loureiroが家庭の事情によりツアーを離脱、その後脱退を表明した。彼の推薦により後任として迎えられたのが、フィンランド出身のギタリストTeemu Mäntysaari (テーム・マンティサーリ)である。Wintersun (ウィンターサン)やSmackbound (スマックバウンド)での活動で知られる彼は、Kikoをも凌駕するほどの精密なプレイと、Mustaineの若き日を彷彿とさせるアグレッシブなスタイルで瞬く間にファンに受け入れられた。

6.2 スタジオ・ラストアルバム『MEGADETH』 (2026)

2026年1月23日、MEGADETHはその40年以上の歴史に終止符を打つべく、17枚目にして最後のスタジオ・アルバム『MEGADETH』 (メガデス)をリリースした。通称「ホワイト・アルバム (The White Album)」と呼ばれる本作は、Dave Mustaineの自主レーベル TradecraftとBLKIIBLK Recordsの提携により発表された。

アルバムの概要と評価
本作は、「究極にして最高に知的なスラッシュメタル作品 (ultimate and greatest intellectual thrash metal work)」と形容され、過去の集大成的な内容となっている。Teemu Mäntysaariの加入により、ギターワークは『Rust in Peace』 時代を想起させる複雑さとスピードを取り戻した。シングルカットされた「Let There Be Shred」 (レット・ゼア・ビー・シュレッド)はその象徴であり、タイトル通り壮絶なギターバトルが展開される。

商業的にも大成功を収め、全米ビルボード200 (Billboard 200)においてバンド史上初となる1位を獲得。オーストラリアのARIAチャートでも首位を記録するなど、有終の美を飾った。

日本盤の仕様とボーナストラック
日本との関係が深いMEGADETHは、最後のアルバムにおいても日本市場を特別視した。Ward Records (ワードレコーズ)から発売された日本盤には以下の特典が含まれている。

  • 日本限定ボーナストラック: 最大の驚きは、METALLICAの名曲「Ride the Lightning」 (ライド・ザ・ライトニング)のカバーが収録されたことである。かつて自身が作曲に関与しながらもクレジットの問題などで確執の原因となっていたこの曲を、キャリアの最後にMEGADETHとして演奏することは、Mustaineにとって過去との完全な和解と決別を意味する歴史的事件であった。
  • 仕様: 初回限定盤は三方背ケース仕様で、アルバム・アートワークをあしらった特製スリーブが付属。
  • 解説: 長年バンドを見守ってきた音楽評論家、伊藤政則(Masanori Ito) による解説と歌詞対訳が封入されている。

6.3 ドキュメンタリー映画『MEGADETH: Behind the Mask』

アルバム発売前日の2026年1月22日、ドキュメンタリー映画『MEGADETH: Behind the Mask』 (メガデス: ビハインド・ザ・マスク)が世界各地の映画館で公開された(日本では限定的な上映となった)。この作品は、Dave Mustaineが40年のキャリアを振り返るインタビューと、ラストアルバムの全曲試聴、制作秘話を組み合わせた内容となっており、バンドの「遺言」とも言える映像作品である。

6.4 フェアウェル・ツアーの日本公演 (2027)

ワールドワイドなフェアウェル・ツアーの日本公演は、4年ぶり17度目の来日公演「MEGADETH - JAPAN TOUR 2027」で、2027年2月22日のグランキューブ大阪と、2月24日・25日の日本武道館2日間の全3公演である。武道館2日目の2月25日は、2月22日の大阪公演と2月24日の武道館公演が発売当日に完売したことを受けて追加された。

7. メンバー (Personnel) 詳細分析

MEGADETHはDave Mustaineという絶対君主を中心とした組織であるが、その歴史を彩ったメンバーはいずれも卓越した技術を持つミュージシャンであった。

7.1 最終ラインナップ (2026)

氏名(英語) 氏名(カナ) 担当 在籍期間 特徴・役割
Dave Mustaine デイヴ・ムステイン Vo, Gt 1983-現在 創設者にして絶対的リーダー。複雑なリフを弾きながら歌うスタイルは唯一無二。
James LoMenzo ジェイムズ・ロメンゾ Ba, Cho 2006-2010,
2021-現在
White Lion出身。堅実なプレイと派手なステージアクションでバンドを支えるベテラン。
Dirk Verbeuren ダーク・ヴェルビューレン Dr 2016-現在 Soilwork出身。「ダークブラスト」と呼ばれる正確無比なブラストビートでバンドを加速させた。
Teemu Mäntysaari テーム・マンティサーリ Gt 2023-現在 フィンランド出身。Kikoの後任として、最終作で驚異的なテクニックを披露。

7.2 主要な元メンバー

氏名(英語) 氏名(カナ) 担当 特記事項
David Ellefson デイヴィッド・エレフソン Ba 「Junior」の愛称で親しまれたオリジナルメンバー。2021年に不名誉な形で解雇。
Marty Friedman マーティ・フリードマン Gt 黄金期(1990-2000)を支えた。演歌的旋律を持ち込み、バンドの音楽性を拡張。現在は日本でタレントとしても活躍。
Nick Menza ニック・メンザ Dr 黄金期のリズムを支えたパワフルなドラマー。2016年にステージ上で急逝。
Kiko Loureiro キコ・ルーレイロ Gt 『Dystopia』での復活に貢献。多才な音楽性でMustaineの信頼を得た。
Gar Samuelson ガー・サミュエルソン Dr 初期のジャズ・フュージョン・スタイルを確立。1999年に死去。
Chris Poland クリス・ポーランド Gt 初期および『The System Has Failed』に参加。独特のレガート奏法が特徴。

8. ディスコグラフィ (Studio Albums)

MEGADETHが残した全17枚のスタジオ・アルバムの詳細データは以下の通りである。

8.1 1980年代: スラッシュメタルの確立

タイトル(原題/邦題) 発売年 レーベル 概要・重要曲
Killing Is My Business... and Business Is Good!
キリング・イズ・マイ・ビジネス
1985 Combat 概要: 予算不足による劣悪な音質だが、殺気とスピードはキャリア随一。
重要曲: "Mechanix", "Rattlehead"
Peace Sells... but Who's Buying?
ピース・セルズ... バット・フーズ・バイイング?
1986 Capitol 概要: スラッシュメタルの聖典。社会的歌詞と複雑な構成の融合。
重要曲: "Peace Sells", "Wake Up Dead"
So Far, So Good... So What!
ソー・ファー、ソー・グッド... ソー・ホワット
1988 Capitol 概要: 混沌とした過渡期の作品。音作りは荒々しく、ダークな雰囲気が漂う。
重要曲: "In My Darkest Hour", "Set the World Afire"

8.2 1990年代: 黄金期と変革

タイトル(原題/邦題) 発売年 レーベル 概要・重要曲
Rust in Peace
ラスト・イン・ピース
1990 Capitol 概要: テクニカル・スラッシュの最高到達点。全曲が名演。
重要曲: "Holy Wars... The Punishment Due", "Hangar 18", "Tornado of Souls"
Countdown to Extinction
破滅へのカウントダウン
1992 Capitol 概要: 全米2位。ミドルテンポ主体の構築美で商業的成功を掴む。
重要曲: "Symphony of Destruction", "Sweating Bullets"
Youthanasia
ユースアネイジア
1994 Capitol 概要: メロディアスで重厚なサウンド。バンドの一体感が強い。
重要曲: "A Tout le Monde", "Train of Consequences"
Cryptic Writings
クリプティック・ライティングス
1997 Capitol 概要: ポップ・センスを取り入れ、ラジオヒットを狙った作品。
重要曲: "Trust", "She-Wolf"
Risk
リスク
1999 Capitol 概要: 実験的ロック作品。ファンを戸惑わせたが、メロディの質は高い。
重要曲: "Crush 'Em", "Breadline"

8.3 2000年代: 再生への道のり

タイトル(原題/邦題) 発売年 レーベル 概要・重要曲
The World Needs a Hero
ワールド・ニーズ・ア・ヒーロー
2001 Sanctuary 概要: 原点回帰を図ったが、まだ迷いが見える作品。
重要曲: "Dread and the Fugitive Mind"
The System Has Failed
ザ・システム・ハズ・フェイルド
2004 Sanctuary 概要: Mustaine復活作。Chris Polandの参加で初期の雰囲気が蘇る。
重要曲: "Blackmail the Universe", "Kick the Chair"
United Abominations
ユナイテッド・アボミネーションズ
2007 Roadrunner 概要: 完全バンド形態での復活。攻撃的なスラッシュが戻ってきた。
重要曲: "Washington Is Next!", "Sleepwalker"
Endgame
エンドゲーム
2009 Roadrunner 概要: 非常にテクニカルでアグレッシブ。批評家筋の評価が高い。
重要曲: "Head Crusher", "This Day We Fight!"

8.4 2010年代以降: 円熟と最終章

タイトル(原題/邦題) 発売年 レーベル 概要・重要曲
Thirteen
サーティーン
2011 Roadrunner 概要: Ellefson復帰作。過去の未発表曲のリメイクが多い。
重要曲: "Public Enemy No. 1"
Super Collider
スーパー・コライダー
2013 Tradecraft 概要: 再びメロディアス路線へ。評価は分かれた。
重要曲: "Kingmaker"
Dystopia
ディストピア
2016 Tradecraft 概要: Kiko加入により劇的進化。グラミー受賞の傑作。
重要曲: "Dystopia", "The Threat Is Real"
The Sick, the Dying... and the Dead!
ザ・シック、ザ・ダイイング... アンド・ザ・デッド!
2022 Tradecraft 概要: パンデミック禍で制作された高速スラッシュアルバム。
重要曲: "We'll Be Back", "Night Stalkers"
MEGADETH
メガデス (ラストアルバム)
2026 Tradecraft 概要: キャリアを総括する最終作。初の全米1位。
重要曲: "Tipping Point", "Let There Be Shred", "Ride the Lightning" (Japan Bonus)

8.5 その他の作品 (ライブ・編集盤)

  • Hidden Treasures (1995) [EP・編集盤]: 1987年から94年にかけて映画のサウンドトラックやトリビュート盤のために録音された8曲を集めた、Capitol発売のEP。「Angry Again」「99 Ways to Die」「Paranoid」の3曲はグラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンス部門にノミネートされた。現在の配信版と国内盤は「A Tout Le Monde」とデモ3曲を加えた12曲収録。
  • That One Night: Live in Buenos Aires (2007) [ライヴ・アルバム]: 2005年10月9日、ブエノスアイレスのオブラス・サニタリアス・スタジアム公演を2枚組・全21曲で収録。Mustaine、Glen Drover、James MacDonough、Shawn Droverの4人編成で、MacDonough在籍期の唯一の公式音源。

8.6 ボックス・セット (Box Sets)

  • Warheads on Foreheads(2019年、邦題『ウォーヘッズ・オン・フォーヘッズ』): MEGADETHの結成35周年を記念し、デイヴ・ムステインが自ら選んだ35曲を収めた3枚組のベスト。1985年のデビュー作から2016年の『Dystopia』まで。

9. 2026年ラストアルバム『MEGADETH』 トラックリスト

最終作に関する情報は、ファンにとって極めて重要であるため、ここにトラックリスト(日本盤仕様)を記載する。

No. 曲名(英語) 曲名(カナ表記) 備考
1 Tipping Point ティッピング・ポイント リードシングル
2 I Don't Care アイ・ドント・ケア 第2シングル。
3 Hey, God?! ヘイ、ゴッド?!
4 Let There Be Shred レット・ゼア・ビー・シュレッド 第3シングル。ギターソロの応酬。
5 Puppet Parade パペット・パレード 第4シングル
6 Another Bad Day アナザー・バッド・デイ
7 Made to Kill メイド・トゥ・キル
8 Obey the Call オベイ・ザ・コール
9 I Am War アイ・アム・ウォー
10 The Last Note ザ・ラスト・ノート インストゥルメンタル。アルバム本編のエンディング。
11 Ride the Lightning ライド・ザ・ライトニング 日本盤ボーナス。METALLICAカバー。
12 The Last Note (Instrumental) ザ・ラスト・ノート(インストゥルメンタル) 日本盤ボーナス。拡張バージョン。

10. MEGADETHの遺産

MEGADETHの40年余の歴史は、Dave Mustaineという一人の男の闘争の歴史であった。METALLICAへの復讐心から始まり、薬物との戦い、メンバーとの離別、身体的機能の喪失、そして咽頭がんとの闘病。その全ての苦難を、彼は怒りを燃料とした音楽へと昇華させてきた。

2026年の『MEGADETH』における全米No.1獲得と「Ride the Lightning」のカバーは、彼が過去の呪縛から完全に解き放たれ、勝利者としてキャリアを閉じたことを象徴している。MEGADETHが残した「インテレクチュアル・スラッシュ」の遺伝子は、後続のテクニカル・デスメタルやプログレッシブ・メタルのバンドの中に生き続け、Vic Rattlehead (ヴィック・ラトルヘッド)の冷笑と共に、ヘヴィメタル史に永遠に刻まれることだろう。

Trivia

2023年2月27日、Megadethは結成から40年目にして初の日本武道館公演を行った。実は1993年春にも武道館公演が予定されていたが、メンバーの健康上の問題で中止となっており、30年越しでの実現だった。さらにこの夜、当時在籍していて現在は東京在住のマーティ・フリードマンがゲストとして登場し、約24年ぶりの共演が実現。「Countdown to Extinction」「Tornado of Souls」「Symphony of Destruction」の3曲を共に演奏した。公演はWOWOWで生中継され、全世界へ同時配信された。二人はその年の8月、ドイツのWacken Open Airでも再び共演している。

出典: BARKS

Megadethが初めて日本の土を踏んだのは1987年で、それは同時に彼らにとって初のイギリス・ヨーロッパ・日本ツアーでもあった。3月6日のロンドン・ハマースミス・オデオンで始まったこの遠征は、4月6日、大阪厚生年金会館大ホールで幕を閉じている。

出典: Megadeth 公式サイト Timeline

2023年2月の来日は、Megadethにとって通算15回目の日本公演だった。この回、彼らは初めて日本でインストア・イベントを行っている。武道館公演の前日にあたる2月26日、タワーレコード渋谷店での開催で、長い来日の歴史の中でファンとこうした近い距離で向き合う場が設けられたのはこれが初めてだった。

出典: BARKS

1993年に予定されていた日本武道館公演が中止になったあと、Megadethは8度にわたって来日しているが、その間ずっと武道館のステージには立てなかった。2023年2月27日にようやく実現したのは、中止からちょうど30年後にあたる。予定されていた当時の編成には、マーティ・フリードマンとニック・メンザがいた。

出典: 激ロック ニュース

マーティ・フリードマンがMegadethを離れた後に拠点としたのは日本だった。長く東京で活動を続けており、2016年には日本遺産の大使に任命されている。2023年の武道館での共演が「奇跡の一夜」として日本で大きく報じられた背景には、彼がすでに日本の音楽シーンの一員になっていたという事情もある。

出典: Loudwire

2017年5月18日のZepp DiverCity(東京)公演の日、ムステインは開演前にサウンドガーデンのクリス・コーネル急逝の報を受け取った。彼はコーネルを大切な友人だと語り、その夜のアンコールでサウンドガーデンの「Outshined」を歌っている。リハーサルの時間はほとんど無かったと見られる。この来日はグラミー初受賞後としては最初のもので、東京の2公演はいずれも完売した。

出典: BARKS(公演オフィシャル・レポート)

バンド名は、1983年4月にMETALLICAを解雇されたデイヴ・ムステインが、帰路の長距離バスの車内で見つけた一枚のパンフレットに由来する。カリフォルニア州選出のアラン・クランストン上院議員による核軍縮の啓発資料で、そこに書かれていた「the arsenal of megadeath」という一節が彼の頭に残った。megadeath とは核爆発による100万人の死を数える単位を指す語で、綴りから a を落としてバンド名とした。同じ一節は「Set the World Afire」の歌詞の元にもなっている。

出典: Megadeth 公式サイト Scorpion Q&A #273

表題曲「Countdown to Extinction」は、私有地に囲い込んだ希少動物を高額な料金で撃たせる、いわゆる「囲い込み猟」を批判した曲である。この曲により、Megadethは1993年に全米人道協会のGenesis AwardsでThe Doris Day Music Awardを受賞した。同賞の受賞者にはポール・マッカートニーやピーター・ガブリエルらが名を連ねており、ヘヴィメタル・バンドの受賞は異例だった。なお曲中3分過ぎに入る女性のナレーションは、レコーディング・スタジオ近くの寿司店で働いていた女性によるもの。

出典: PR Newswire(バンド公式リリース)/ Rolling Stone

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News

MEGADETHのDave Mustaine、次のツアーにANTHRAXとKERRY KINGが帯同すると明かす 日程は未発表

10月15日のSiriusXM『Trunk Nation With Eddie Trunk』での発言。数週間後にニュージーランドとオーストラリアへ向かい、韓国にも約20年ぶりに戻ると話した。2027年3月9日からのヨーロッパ・ツアーにはBLACK LABEL SOCIETYとTESTAMENTが帯同する。

出典: Blabbermouth(2026年10月16日)

MEGADETH、6月30日のアテネ公演(Release Athens Festival)から「Wake Up Dead」のプロショット映像を公開

1986年の『Peace Sells… But Who's Buying?』の1曲目。撮影はCameron Nunez。

出典: BraveWords(2026年10月16日)

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MEGADETHのDave Mustaine、回顧録『In My Darkest Hour』がニューヨーク・タイムズのベストセラー・リスト(ハードカバー・ノンフィクション部門)で初登場4位

Joe Laydenとの共著で全240ページ。

出典: Blabbermouth(2026年10月15日)

Sharon Osbourne、〈Back To The Beginning〉公演には「MEGADETHにどうしても出てほしかった」と明かす

コンサート映画『Ozzy & Black Sabbath: Back To The Beginning』の10月14日ロサンゼルスでのワールド・プレミアを前にしたインタビューでの発言。

出典: BraveWords(2026年10月13日)

MARTY FRIEDMAN、2023年のMEGADETH初の武道館公演での共演を「奇跡の夜」と回想

VRP Rocksのインタビューで語った。2023年2月27日の公演で「Countdown To Extinction」「Tornado Of Souls」「Symphony Of Destruction」の3曲に参加している。

出典: Blabbermouth(2026年10月12日)

DIETH、元MEGADETHのDavid Ellefsonと別れ、GRAVE/NECROPHOBIC/DISMEMBERのTobias Cristianssonを新ベーシストに迎える Fireflash Recordsと契約

2作目に向けた新曲「Pound Of Flesh」を映像とともに10月16日に公開する。

出典: Blabbermouth(2026年10月6日)

ANTHRAX、Charlie Benante欠場でMike Heller(RAVEN/元FEAR FACTORY)が当日4時間半前に代役

9月29日、テキサス州サンアントニオのAlamodomeでのIRON MAIDEN/MEGADETHのサポート公演。Benanteの欠場理由は公表されていない。サンアントニオ在住のHellerはMEGADETHのDirk Verbeurenから14時に電話を受け、18時30分の出番までに曲を譜面に起こして出演した。本人は「ドラムでANTHRAXの曲は1曲も知らなかった」「メンバーと1時間足らず打ち合わせて、5万6千人の前でベストを尽くした」とSNSに書いている。

出典: BLABBERMOUTH(2026年9月30日)

MEGADETH、ロサンゼルスのGrammy Museumでトークとスペシャル・ライヴを実施

9月24日(木)にRay Charles Rooftop Terraceで行われ、MTV出身のMatt Pinfieldを相手に17作目のスタジオ・アルバムや制作過程、長いキャリアについて語ったうえで演奏した。

出典: Blabbermouth(2026年9月25日)

【国内】9月25日公開『マーダー・イン・ザ・フロント・ロウ』『デス・バイ・メタル』、マーティ・フリードマンらのコメント到着 写真展とトークショーも決定

コメントを寄せたのはマーティ・フリードマン(元MEGADETH)、SYU(GALNERYUS)、丹下眞也(OUTRAGE)、伊藤政則、大谷慎吾(UNITED)、川嶋未来(SIGH)、武田砂鉄ら。シネマート新宿では畔柳ユキ写真展を開催する。トークショーは9月25日 シネマリスに川嶋未来とJERO(ABIGAIL, MEDVED)、9月26日 池袋シネマ・ロサに大谷慎吾と小杉"GEESS"茂、9月27日 シネマート新宿に伊藤政則と武田砂鉄が登壇する。

出典: 映画公式サイト(2026年9月24日)

MEGADETH、『Peace Sells...But Who's Buying?』40周年記念の限定ボックスセットを9月25日に発売

9月19日にバンドがSNSで発表した。同作は1986年にCapitol Recordsから発売され、米ビルボード200で最高76位、米国とカナダでプラチナ認定。ボックスの内容は未発表。

出典: BraveWords(2026年9月19日)

ニュース一覧 →

Albums

Megadeth CD
/

バンドの最終章を刻む、17作目のセルフタイトル作品。

The Sick, the Dying... and the Dead! CD
/

複雑なリフワークと鋭利なスピード感を貫く、MEGADETHのスラッシュ・メタル回帰作。

Dystopia CD
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鋭利なリフ、複雑な展開、冷たい緊張感を高密度に結晶させたMEGADETHの会心作。

Super Collider CD
/

鋭いギターを保ちながら、よりメロディ重視のハード・ロック感も見せたMEGADETHの変化作。

Thirteen CD
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鋭いリフと乾いた緊張感で、MEGADETHのスラッシュ・メタルを凝縮した一作。

Endgame CD
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鋭利なリフと高度なアンサンブルで、MEGADETHのテクニカルなスラッシュ魂を再燃させた力作。

That One Night: Live in Buenos Aires Live CD
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2005年10月9日ブエノスアイレス公演の全21曲。バンド存続が告げられた一夜を丸ごと記録したライヴ盤。

United Abominations CD
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デイヴ・ムステインの鋭い言葉と技巧的なリフで、MEGADETHが攻撃性を再び研ぎ澄ました第11作。

The System Has Failed CD
/

鋭いリフと皮肉な歌詞感覚を取り戻し、MEGADETHがスラッシュ・メタルの核へ回帰した再出発作。

The World Needs a Hero CD
/

メロディ重視の時期を経て、MEGADETHが硬質なリフとスラッシュの緊張感へ寄り戻した9作目。

Risk CD
/

メタルの攻撃性をあえて抑え、MEGADETHがメロディとグルーヴを探った異色作。

Cryptic Writings CD
/

鋭いリフを保ちながら大きなメロディへ開き、MEGADETHが歌としての強度を高めた第七作。

Hidden Treasures EP
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サウンドトラックとトリビュートに散っていた8曲を1枚にまとめた、MEGADETHの隠れた代表曲集。

Youthanasia CD
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スラッシュの切れ味を保ちながら、太いリフと歌えるメロディへ焦点を絞ったMEGADETHの第6作。

Countdown to Extinction CD
/

鋭いリフと大きなメロディを結び、MEGADETHがスラッシュ・メタルの重心を広げた第五作。

Rust in Peace CD
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精密なリフ、変拍子、鋭いメロディを極め、MEGADETHがスラッシュ・メタルの到達点を示した第四作。

So Far, So Good... So What! CD
/

荒々しいスラッシュの緊張感と陰影あるメロディを交差させ、MEGADETHが危険な熱量を刻んだ第三作。

Peace Sells... but Who's Buying? CD
/

複雑なリフ、皮肉な言葉、鋭い演奏を結び、MEGADETHがスラッシュ・メタルの知性と攻撃性を刻んだ第2作。

Killing Is My Business... CD
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ねじれたリフと切迫したスピードで、MEGADETHが独自のスラッシュ・メタルを打ち出した荒々しいデビュー作。

BOX

ボックス・セットや複数枚組の記念盤・拡張盤を、アルバムとは別に掲載しています。

Warheads on Foreheads Compilation
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MEGADETHの結成35周年を記念し、デイヴ・ムステインが自ら選んだ35曲を収めた3枚組のベスト。1985年のデビュー作から2016年の『Dystopia』まで。