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ARTIST
Thirteen
LINER NOTES
LANGUAGE
『Thirteen』は、MEGADETHが切り刻むリフ、複雑に動くリズム、そしてデイヴ・ムステイン特有の皮肉を帯びた歌を組み合わせた作品だ。ただ速さを追うだけでなく、ミドルテンポの重さや、ギター同士の緊密な対話によって、曲の緊張を丁寧に作り出している。バンドにとって13枚目のスタジオ作にあたる、節目の一枚である。
冒頭“Sudden Death”の疾走、“Public Enemy No. 1”のキャッチーな攻撃性、そして“Whose Life (Is It Anyways?)”のドラマ性まで、収録曲はいずれも鋭い切れ味を持っている。“Never Dead”や、締めくくりの表題曲“13”のような曲も、アルバムに深みを与えている。長年在籍したエレフソンが復帰し、黄金期のリズム隊が蘇った点も大きい。
クラシックなスラッシュの生々しい感触を持ちながらも、そのサウンドは現代的に、非常にタイトに引き締められている点が本作の魅力だ。派手な実験に走ることなく、MEGADETHの得意とするリフ作りと、演奏の精度を、じっくりと味わうことができる。“We the People”“Fast Lane”のような曲でも、切り刻むリフと皮肉な歌が結び付いている。ベテランらしい安定感と鋭さを兼ね備えた、堅実で聴き応えのある一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Sudden Death
- 2.Public Enemy No. 1
- 3.Whose Life [Is It Anyways?]
- 4.We The People
- 5.Guns, Drugs, & Money
- 6.Never Dead
- 7.New World Order
- 8.Fast Lane
- 9.Black Swan
- 10.Wrecker
- 11.Millennium Of The Blind
- 12.Deadly Nightshade
- 13.13