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ARTIST
So Far, So Good... So What!
LINER NOTES
LANGUAGE
『So Far, So Good... So What!』は、MEGADETHが鋭くねじれたリフ、急角度の展開、そしてデイヴ・ムステインの刺々しい歌を、真正面からぶつけ合った第3作だ。メンバー・チェンジを経て制作された本作は、荒れた空気を抱えながらも、曲にはただの混乱では終わらない、確かな構築性が息づいている。
冒頭のインスト“Into the Lungs of Hell”から続く大作“Set the World Afire”の攻撃性、そして名曲“In My Darkest Hour”では、スラッシュの攻撃性と、深い哀感とが、同じ熱量で激しくせめぎ合っている。セックス・ピストルズの“Anarchy in the U.K.”のカヴァーや、“Hook in Mouth”のような曲も、バンドの反骨精神を伝えている。
粗削りな質感も含めて、バンドが次なる大きな飛躍へと向かう、その途中の危うくも魅力的なエネルギーを刻んだ一枚だ。ドラッグ問題など、バンドが困難を抱えていた時期の緊迫感が、かえって作品に生々しい説得力を与えている。“Mary Jane”“Liar”“502”のような曲でも、ねじれたリフと刺々しい歌が結び付いている。混沌の中にも確かな才能が光る、初期MEGADETHの重要な過渡期作と言える。
TRACK LIST
- 1.Into the Lungs of Hell
- 2.Set the World Afire
- 3.Anarchy In the U.K.
- 4.Mary Jane
- 5.502
- 6.In My Darkest Hour
- 7.Liar
- 8.Hook In Mouth