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ARTIST
Cryptic Writings
LINER NOTES
LANGUAGE
『Cryptic Writings』は、MEGADETHがスラッシュ由来の緊張感を残しつつも、より整理された曲構成と、印象的なサビへと向かった第7作だ。デイヴ・ムステインの歌とギターは、依然として攻撃的だが、曲は以前にも増して、メロディの流れそのものを大切にしている。名ドラマー、ジミー・デグラッソが加入した一枚でもある。
冒頭を飾るヒット曲“Trust”のドラマティックなメロディ、“Almost Honest”のキャッチーさ、“Use the Man”の叙情、そして“She-Wolf”の攻撃性まで、収録曲は硬いリフと、耳に残るフックが拮抗している。“The Disintegrators”のような疾走曲も、アルバムに緊張感を与えている。
硬質なリフの持つ緊張感と、キャッチーなフックの親しみやすさとが、同じ画面の中に見事に収まっている点が本作の魅力だ。バンドの知性と、ロックとしての即効性とが、高い次元で両立している。“Mastermind”“A Secret Place”のような曲でも、硬いリフと印象的なメロディが結び付いている。メロディックな方向性を推し進めながらも、確かなメタルの芯を保った、90年代後半のMEGADETHを代表する、緻密で聴きやすい一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Trust
- 2.Almost Honest
- 3.Use the Man
- 4.Mastermind
- 5.The Disintegrators
- 6.I'll Get Even
- 7.Sin
- 8.A Secret Place
- 9.Have Cool, Will Travel
- 10.She-Wolf
- 11.Vortex
- 12.FFF
- 13.Trust (Spanish Version)
- 14.Evil That's Within (Alternate Version of "Sin")
- 15.Vortex (Alternate Version)
- 16.Bullprick (Alternate Version of "FFF")