AMARANTHE
アマランス (Amaranthe)は、スウェーデン (Sweden) のイェーテボリ (Gothenburg) 出身のヘヴィメタル・バンドであり、現代のメタルシーンにおいて特異な地位を築いている。
Biography
アマランス (Amaranthe)
歴史的変遷、バイオグラフィ、ディスコグラフィ
1. Introduction
アマランス (Amaranthe)は、スウェーデン (Sweden) のイェーテボリ (Gothenburg) 出身のヘヴィメタル・バンドであり、現代のメタルシーンにおいて特異な地位を築いている。Amarantheの音楽性は、メロディック・デス・メタル (Melodic Death Metal) の攻撃的なリフ、パワー・メタル (Power Metal) の高揚感あるメロディ、そして現代的なポップ・ミュージック (Pop Music) やエレクトロニック・ダンス・ミュージックの要素を融合させたハイブリッドなスタイルによって定義される。
このバンドの最大の特徴は、3人のリード・ボーカリストを擁する編成にある。すなわち、女性クリーン・ボーカル、男性クリーン・ボーカル、そしてハーシュ・ボーカル (グロウル/スクリーム)の三者が織りなす複雑かつダイナミックなヴォーカル・ワークである。この「トリプル・ヴォーカル・アタック」は、Amarantheの楽曲に比類なき深みとコントラストを与え、メタル・ファンのみならず幅広い層への訴求力を生み出している。
2. 結成と初期の歴史 (2008年-2010年)
2.1 プロジェクトの始動と 「Avalanche」時代
アマランスの起源は、2008年に遡る。ドラゴンランド (Dragonland) やナイトレイジ (Nightrage)での活動で知られるギタリスト兼キーボーディストのオロフ・モルク (Olof Mörck)と、ドリーム・イーヴル (Dream Evil) の元ボーカリストであるヨアキム・ジェイク・E・ルンドベリ (Joacim "Jake E" Lundberg)が、従来のメタルの枠組みを超えた新しいサウンドを模索し始めたことがきっかけであった。
当初、このプロジェクトはアヴァランチ (Avalanche) と名付けられた。彼らは、メロディックな要素とアグレッシブな要素を同等に扱うことを目指し、そのビジョンを実現するために多様なバックグラウンドを持つメンバーを集めた。まず、キャメロット (Kamelot) のツアー・バック・ボーカリストとしての経験を持ち、ミュージカル界でも活動していたエリーゼ・リード (Elize Ryd) が女性ボーカルとして加入した。彼女の参加により、バンドのサウンドにポップで煌びやかな要素が加わった。
さらに、デスメタル的な激しさを導入するため、サイファー・システム (Cipher System) やウィズイン・ワイ (Within Y) で活動していたアンドレアス・ソルヴェストローム (Andreas Solveström) がハーシュ・ボーカルとして迎えられた。リズム隊には、ザ・クレンジング (The Cleansing) やマーセナリー (Mercenary) で知られるドラマー、モルテン・ローヴェ・ソレンセン (Morten Løwe Sørensen) が加入。その後、ベースのヨハン・アンドレアセン (Johan Andreassen) が加わり、初期のラインナップが固まった。
2.2 「Amaranthe」 への改名とデモ 『Leave Everything Behind』
2008年から2009年にかけて、バンドはMyspaceなどのソーシャルメディアを通じて楽曲を発表し始めた。しかし2009年5月、法的権利の問題により 「Avalanche」 という名称の使用を断念せざるを得なくなり、バンド名をアマランス (Amaranthe) に変更した。
改名後の2009年、Amarantheは初のデモEP 『Leave Everything Behind』をリリースした。このデモには、後のデビュー・アルバムに収録されることになる楽曲の原型が含まれており、インターネット上で大きな反響を呼んだ。この成功がきっかけとなり、バンドはフィンランド (Finland)の大手レーベル、スパインファーム・レコード (Spinefarm Records) との契約を獲得するに至った。
3. スタジオ・アルバムの変遷と各時代の詳細
アマランスのキャリアは、リリースされたスタジオ・アルバムごとに明確な進化の段階を追うことができる。以下に、各アルバムの詳細な分析、当時の状況、及び日本市場での反応を詳述する。
3.1 第1期: 衝撃のデビュー
1st Album: 『Amaranthe』 (アマランス)
デビュー・アルバム 『Amaranthe』は、バンドが提唱する「モダン・メロディック・メタル」のひな型を完璧に提示した作品であった。アルバムはスウェーデン・チャートで35位、フィンランド・チャートで16位を記録し、北欧を中心に注目を集めた。
音楽的特徴と主要楽曲: 本作の特徴は、エレクトロニックなシンセサイザーのリフと、ダウンチューニングされたヘヴィなギターの融合にある。「Hunger」や「Amaranthine」といった楽曲は、エリーゼ・リードのポップなメロディラインと、ジェイク・Eのパワフルなハイトーン、そしてアンドレアスのグロウルが絶妙なバランスで配置されており、メタルの攻撃性とポップスの親しみやすさを両立させている。特にバラードである 「Amaranthine」は、バンドのメロディックな側面を強調し、YouTube等のプラットフォームで数百万回の再生数を記録するなど、初期の代表曲となった。
日本での受容: 日本において、このデビュー作は異例のヒットを記録した。キャッチーなサビと疾走感のあるリズムは日本のメタルファンの嗜好と合致し、発売直後から専門誌やラジオで頻繁に取り上げられた。2011年10月には、さいたまスーパーアリーナで開催された日本最大級のメタル・フェスティバル 「LOUD PARK 11 (ラウド・パーク11)」に出演。デビュー間もないバンドとしては異例の抜擢であり、ここでのパフォーマンスが日本での人気を決定づけた。
3.2 第2期: サウンドの拡張と初期ラインナップの完成
2nd Album: 『The Nexus』 (ザ・ネクサス)
2作目となる『The Nexus』は、デビュー作の方向性をより未来的かつアグレッシブに進化させた作品である。オロフ・モルクはこのアルバムについて、「コントラストをより強め、ジャンルの混合をより論争的 (controversial) にした」と語っている。チャート成績も向上し、スウェーデンで6位、フィンランドで4位を記録した。
音楽的進化: タイトル・トラック 「The Nexus」 に象徴されるように、トランスやテクノの影響を受けたシンセサイザーの音がより前面に出ている。ミュージック・ビデオも近未来的な映像美を追求しており、バンドのヴィジュアル・イメージを確立した。「Burn With Me」のようなエモーショナルな楽曲も含まれており、表現の幅が広がった。
メンバー・チェンジ: 本作のリリース後、2013年にハーシュ・ボーカルのアンドレアス・ソルヴェストロームが個人的な理由により脱退した。後任として、スカーポイント (Scarpoint) で活動していたヘンリク・エングルンド・ヴィルヘルムソン (Henrik Englund Wilhelmsson)、通称「GG6」が加入した。ヘンリクのボーカル・スタイルはよりハードコアでリズミカルであり、後のバンドの音楽性に大きな影響を与えることとなる。
3.3 第3期: 世界的ブレイクとスタイルの確立
3rd Album: 『Massive Addictive』 (マッシヴ・アディクティヴ)
ヘンリク加入後初のアルバム 『Massive Addictive』は、バンドにとって大きな転機となった作品である。タイトルが示す通り、「中毒性」のあるメロディを極限まで追求した本作は、アメリカ市場でのブレイクスルーを果たした。
商業的成功と楽曲分析: シングル 「Drop Dead Cynical」は、アメリカのビルボード・メインストリーム・ロック・チャートで27位にランクインし、バンド史上最大のヒット曲の一つとなった。この曲は、マリリン・マンソン (Marilyn Manson) を彷彿とさせるシャッフル・ビートとスタジアム・ロック的なコーラスが特徴である。「Digital World」 や 「Dynamite」などの楽曲では、EDM要素がさらに強化され、「ダンス・メタル」としてのアイデンティティを盤石なものにした。
日本との関係深化: 2014年、バンドは再び「LOUD PARK 14」に出演するため来日した。この時のステージでは、新作からの楽曲を中心に演奏し、日本のファンとの絆を深めた。日本盤には、ボーナス・トラックとしてライブ音源などが追加収録されることが恒例となった。
3.4 第4期: 最大化するポップネスとジェイク・Eの脱退
4th Album: 『Maximalism』 (マキシマリズム)
『Maximalism』において、バンドはポップな要素を極大化(Maximize) させる実験を行った。
音楽的特徴と論争: 先行シングル 「That Song」は、クイーン(Queen) の 「We Will Rock You」を思わせるリズムと、R&Bやモダン・ポップに近いメロディラインを持ち、一部の保守的なメタルファンからは賛否両論を巻き起こした。しかし、バンドは「ジャンルに囚われない」という姿勢を貫き、「Boomerang」 や 「On The Rocks」 といったキャッチーな楽曲で新たなファン層を獲得した。エリーゼ・リードのソロ楽曲 「Endlessly」 も収録され、彼女の歌唱力が存分に発揮されている。
ジェイク・Eの脱退: この時期、バンドの方向性を巡って内部での変化が生じていた。2016年11月、結成メンバーの一人であるジェイク・Eが「休憩」を発表し、2017年2月に正式に脱退を表明した。彼は後にインタビューで、自身の役割が縮小し「不要になった」と感じたこと、そしてバンドの音楽的進化と自身の目指す方向性の乖離を理由に挙げている。ジェイク・Eはその後、イン・フレイムス (In Flames) の元メンバーらと共に新バンド サイラ (Cyhra)を結成した。
3.5 第5期: 新たなる声、ニルス・モリンの加入
5th Album: 『Helix』 (ヘリックス)
ジェイク・Eの後任として、スウェーデンのハードロック・バンド、ダイナスティ (Dynazty) のボーカリストであるニルス・モリン (Nils Molin) が2017年7月に正式加入した。
新生アマランスの始動: ニルスの加入は、バンドに強力な武器をもたらした。彼の声はジェイク・Eよりも中音域が太く、クラシックなハードロックやヘヴィメタルの力強さを持っていた。『Helix』では、ニルスのパワフルな歌声がエリーゼの透明感ある声と完璧な対比を描いている。「365」 や 「Countdown」 といった楽曲は、バンドがメタルとしての原点回帰と進化を同時に果たしたことを証明した。また、ヘンリクのボーカル・パートも増え、「GG6」という楽曲では彼のラップ・スタイルのスクリームがフィーチャーされた。
3.6 第6期: マニフェスト (宣言) とパンデミック
6th Album: 『Manifest』 (マニフェスト)
世界的なCOVID-19パンデミックの最中にリリースされた本作は、大手メタル・レーベルであるニュークリア・ブラスト移籍第1弾となった。
アルバムのテーマとゲスト: 『Manifest』は、バンド史上最も重厚かつ洗練されたアルバムと評価された。「Viral」は、奇しくもウイルス蔓延の状況とリンクしたタイトルとなったが、SNS時代における情報の拡散をテーマにしていた。本作には豪華なゲストが参加しており、「Strong」にはバトル・ビースト (Battle Beast) のノーラ・ロウヒモ (Noora Louhimo) が、「Do or Die」には元アーチ・エネミー (Arch Enemy) のアンジェラ・ゴソウ (Angela Gossow)が参加し、強力な女性ボーカルの共演が話題となった。
3.7 第7期: 変革の時、ミカエル・セリンの加入
7th Album: 『The Catalyst』 (ザ・キャタリスト)
2022年6月、長年ハーシュ・ボーカルを務めたヘンリク・エングルンド・ヴィルヘルムソンが、家族との時間を優先するため、およびツアー生活への意欲低下を理由に脱退した。バンドは一時的にゲスト・ボーカルを迎えてツアーを行った後、2023年6月に新メンバーとしてミカエル・セリン (Mikael Sehlin) の加入を発表した。ミカエルはデグレデッド (Degradead) での活動で知られ、多様なグロウル技術を持つ実力派である。
劇的なサウンドの深化: 最新作『The Catalyst』は、ミカエル加入後初の作品であり、タイトル通りバンドに「触媒 (Catalyst)」 としての化学変化をもたらした。「Damnation Flame」ではヴァンパイア伝説をテーマにし、初めて本格的なシンフォニック/オーケストラ要素を導入した。オロフ・モルクはこのアルバムについて、演劇的(Theatrical) な要素を強め、よりドラマティックな展開を目指したと語っている。
4. メンバー詳細プロフィール (Member Profiles)
アマランスのサウンドを構成する各メンバーの詳細を以下に記す。
4.1 現メンバー (Current Members)
| 氏名(英語/カタカナ) | 担当パート | 在籍期間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Elize Ryd (エリーゼ・リード) |
Clean Vocals (Female) 女性クリーン・ボーカル |
2008年-現在 | バンドの顔であり、主要なメロディ・メイカー。キャメロットのツアー・メンバーとしての活動歴や、ナイトウィッシュ (Nightwish) のボーカル・オーディション最終候補に残った経歴を持つ実力派。 |
| Olof Mörck (オロフ・モルク) |
Guitars, Keyboards ギター、キーボード |
2008年-現在 | バンドの創設者であり、メイン・コンポーザー。楽曲のほぼ全てを作曲・プロデュースする。ヴァイオリン奏者としての顔も持ち、メロディセンスに優れる。 |
| Morten Løwe Sørensen (モルテン・ローヴェ・ソレンセン) |
Drums ドラム |
2008年-現在 | デンマーク出身。正確無比なツーバス連打とテクニカルなフィルインでバンドの屋台骨を支える。ザ・クレンジング等のデスメタル・バンドでの経験が活きている。 |
| Johan Andreassen (ヨハン・アンドレアセン) |
Bass ベース |
2009年-現在 | スウェーデン出身。初期デモ制作後に加入。ステージ上でのエネルギッシュなパフォーマンスと、安定した重低音を提供する。 |
| Nils Molin (ニルス・モリン) |
Clean Vocals (Male) 男性クリーン・ボーカル |
2017年-現在 | ジェイク・Eの後任として加入。ダイナスティ (Dynazty) のフロントマンとしても現役で活動中。ハイトーンから中低音まで力強く歌い上げるロック・ボーカリスト。 |
| Mikael Sehlin (ミカエル・セリン) |
Harsh Vocals ハーシュ・ボーカル |
2023年-現在 | ヘンリクの後任として加入。デグレデッド (Degradead) やエンゲル (Engel) での活動歴がある。低音のグロウルから高音のスクリームまで幅広いレンジを持つ。 |
4.2 旧メンバー (Former Members)
| 氏名(英語/カタカナ) | 担当パート | 在籍期間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Andreas Solveström (アンドレアス・ソルヴェストローム) |
Harsh Vocals | 2008年-2013年 | 初代グロウラー。『Amaranthe』と『The Nexus』に参加。バンドのデスメタル要素の基礎を築いた。 |
| Joacim "Jake E" Lundberg (ヨアキム・ジェイク・E・ルンドベリ) |
Clean Vocals (Male) | 2008年-2017年 | 創設メンバー。初期の楽曲制作に大きく貢献した。現在はサイラ (Cyhra) で活動中。 |
| Henrik "GG6" Englund Wilhelmsson (ヘンリク・"GG6"・エングルンド・ヴィルヘルムソン) |
Harsh Vocals | 2013年-2022年 | 第2代グロウラー。アグレッシブなステージングとラップ調のボーカルスタイルで人気を博した。 |
5. 日本との関係 (Relationship with Japan)
アマランスと日本市場の関係は、単なるビジネス上の繋がりを超えた、相互の信頼と愛着に基づいている。
5.1 日本での成功の要因
ジェイク・Eはかつて、「もし日本での初期の成功がなければ、レコード会社は我々に興味を失っていたかもしれない」と語っている。デビュー・アルバムが日本で爆発的にヒットした理由は、Amarantheの音楽性が日本のサブカルチャー (アニメ主題歌やゲーム音楽など)に通じる「哀愁のあるメロディ」と「ハイテンポなリズム」を兼ね備えていたためと分析される。
5.2 主な来日公演とフェスティバル
バンドは頻繁に来日し、主要なメタル・フェスティバルに出演している。
- 2011年10月15日: LOUD PARK 11 (さいたまスーパーアリーナ)
- デビュー直後の初来日。「Hunger」 「Amaranthine」 などを披露し、日本の観客に衝撃を与えた。
- 2012年: 単独ツアー (東京・大阪・名古屋)。
- 2013年: アルバム 『The Nexus』 に伴うプロモーションとツアー。
- 2014年10月18日: LOUD PARK 14 (さいたまスーパーアリーナ)
- 『Massive Addictive』 リリース直後の出演。「Digital World」 「Drop Dead Cynical」「Dynamite」などをセットリストに組み込んだ。
- 2016年: 『Maximalism』リリースに伴うツアー。
- 2019年: Download Festival Japan 2019 に出演。
- 2023年3月26日: LOUD PARK 23 (幕張メッセ)
- ヘンリク脱退後、ミカエル加入前の時期であったため、ロスト・ソサエティ (Lost Society) のサミー・エルバンナ (Samy Elbanna) をゲスト・グロウラーに迎えての特別編成でのパフォーマンスとなった。セットリストには「Fearless」 「Helix」「Maximize」 「Archangel」などが含まれた。
5.3 日本盤ボーナス・トラックの重要性
アマランスは日本盤のリリースにおいて、常に豊富なボーナス・トラックを提供してきた。これにはアコースティック・バージョンや、他国では入手困難なB面曲、リミックスが含まれることが多い。これは、物理メディア (CD) の購入文化が根強い日本のファンへの感謝の表れでもある。
6. ディスコグラフィ (Discography)
以下に、スタジオ・アルバム、及びその収録曲、特に日本盤ボーナス・トラックの詳細を網羅したデータを提示する。
6.1 Studio Albums (スタジオ・アルバム)
1. Amaranthe (アマランス) (2011)
記念すべきデビュー作。日本市場でのブレイクのきっかけとなった。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | Leave Everything Behind | デモ時代からの代表曲 |
| 2 | Hunger | 1stシングル |
| 3 | 1.000.000 Lightyears | |
| 4 | Automatic | |
| 5 | My Transition | |
| 6 | Amaranthine | 大ヒット・バラード |
| 7 | It's All About Me (Rain) | |
| 8 | Call Out My Name | |
| 9 | Enter the Maze | |
| 10 | Director's Cut | |
| 11 | Act of Desperation | |
| 12 | Serendipity | |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | |
| 13 | Breaking Point | |
| 14 | A Splinter in My Soul | |
| DVD | Live @ Brewhouse / Musikens Hus | デラックス盤DVD収録映像 |
2. The Nexus (ザ・ネクサス) (2013)
未来的世界観を強化した2作目。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | Afterlife | |
| 2 | Invincible | |
| 3 | The Nexus | タイトル曲、MVが話題に |
| 4 | Theory of Everything | |
| 5 | Stardust | |
| 6 | Burn With Me | |
| 7 | Mechanical Illusion | |
| 8 | Razorblade | |
| 9 | Future On Hold | |
| 10 | Electroheart | |
| 11 | Transhuman | |
| 12 | Infinity | |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | |
| 13 | Burn With Me (Acoustic) | |
| 14 | Hunger (Acoustic) |
3. Massive Addictive (マッシヴ・アディクティヴ) (2014)
ヘンリク加入後初作品。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | Dynamite | |
| 2 | Drop Dead Cynical | 米国でのヒット曲 |
| 3 | Trinity | |
| 4 | Massive Addictive | |
| 5 | Digital World | |
| 6 | True | |
| 7 | Unreal | |
| 8 | Over and Done | |
| 9 | Danger Zone | |
| 10 | Skyline | |
| 11 | An Ordinary Abnormality | |
| 12 | Exhale | |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | |
| 13 | 1.000.000 Lightyears (Live) | (Spotifyボートラとしても配信) |
| 14 | Burn With Me (Live) |
4. Maximalism (マキシマリズム) (2016)
最もポップ色の強い実験作。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | Maximize | |
| 2 | Boomerang | |
| 3 | That Song | クイーン 「We Will Rock You」のビートを引用 |
| 4 | 21 | |
| 5 | On the Rocks | |
| 6 | Limitless | |
| 7 | Fury | |
| 8 | Faster | |
| 9 | Break Down and Cry | |
| 10 | Supersonic | |
| 11 | Fireball | |
| 12 | Endlessly | エリーゼのソロ歌唱曲 |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | |
| 13 | Burn With Me (Live in London 2014) | |
| 14 | 1.000.000 Light Years (Live in London 2014) | |
| 15 | Leave Everything Behind (Live in London 2014) |
5. Helix (ヘリックス) (2018)
ニルス加入後初作品。原点回帰と進化。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | The Score | |
| 2 | 365 | シングルカット |
| 3 | Inferno | |
| 4 | Countdown | |
| 5 | Helix | |
| 6 | Dream | |
| 7 | GG6 | ヘンリクをフィーチャーした楽曲 |
| 8 | Breakthrough Starshot | |
| 9 | My Haven | |
| 10 | Iconic | |
| 11 | Unified | |
| 12 | Momentum | |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | |
| 13 | Helix (Acoustic Version) | |
| 14 | Unified (Acoustic Version) |
6. Manifest (マニフェスト) (2020)
ニュークリア・ブラスト移籍第一弾。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | Fearless | |
| 2 | Make It Better | |
| 3 | Scream My Name | |
| 4 | Viral | |
| 5 | Adrenaline | |
| 6 | Strong | feat. Noora Louhimo (Battle Beast) |
| 7 | The Game | |
| 8 | Crystalline | |
| 9 | Archangel | |
| 10 | BOOM! | |
| 11 | Die and Wake Up | |
| 12 | Do or Die | feat. Angela Gossow (アルバム版には参加Ver.収録の場合あり) |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | |
| 13 | Strong (Cinematic Version) | |
| Note | 82nd All the Way | サバトン (Sabaton)のカバー(限定盤等に収録) |
7. The Catalyst (ザ・キャタリスト) (2024)
ミカエル加入後初作品。シンフォニック要素の導入。
| No. | タイトル(英語) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | The Catalyst | |
| 2 | Insatiable | |
| 3 | Damnation Flame | シンフォニック・メタルの導入 |
| 4 | Liberated | |
| 5 | Re-Vision | |
| 6 | Interference | |
| 7 | Stay a Little While | |
| 8 | Ecstasy | |
| 9 | Breaking the Waves | |
| 10 | Outer Dimensions | |
| 11 | Resistance | |
| 12 | Find Life | |
| JP Bonus | 日本盤ボーナス・トラック | デラックス盤等で以下の曲が収録される |
| 13 | Fading Like A Flower | ロクセット (Roxette) のカバー |
| 14 | Insatiable (Acoustic Version) | |
| 15 | Damnation Flame (Orchestral Version) | |
| 16 | Breaking The Waves (Acoustic Version) |
6.2 その他の主なリリース
- EP: 『Leave Everything Behind』(2009年)
- コンピレーション: 『Breaking Point - B-sides 2011-2015』(2015年) - B面曲やアコースティック版を集めた作品。
7. Conclusion
アマランスは、メタル・ミュージックが持つ「境界線」を恐れることなく破壊し続けてきたバンドである。イェーテボリの伝統的なデスメタル・サウンドを出発点としながら、ポップス、ダンス・ミュージック、そしてシンフォニックな要素を貪欲に取り込み、唯一無二の「アマランス・サウンド」を確立した。
特に日本市場においては、そのメロディックな感性が深く共鳴し、デビューから10年以上にわたり熱狂的な支持を受け続けている。LOUD PARKなどのフェスティバルでの名演や、日本限定の豪華なボーナス・トラックの提供は、バンドと日本のファンの強い絆を象徴している。
2024年の『The Catalyst』において、ミカエル・セリンという新たな「声」を得たAmarantheは、過去の集大成を見せると同時に、演劇的で壮大な新しい領域へと足を踏み入れた。3人のボーカリストが織りなすハーモニーとコントラストは、今後もメタルの未来を照らす触媒(Catalyst) として機能し続けるであろう。
News
PRETTY MAIDS、2019年『Undress Your Madness』以来の新スタジオ・アルバムを2027年にFrontiersから発売へ
Frontiers Music Srlが制作開始を発表。プロデュースはJacob Hansen(AMARANTHE、VOLBEAT、EPICA、PRIMAL FEAR)で、Ronnie Atkins(vo)とKen Hammer(g)にRene Shades(b)、Chris Laney(g/key)、Allan Tschicaja(dr)を加えた現ラインナップで制作される。