BLACK SABBATH

ブラック・サバス (Black Sabbath)は、単なるロック・バンドではない。

Biography

ブラック・サバス (Black Sabbath)
ヘヴィ・メタルの始祖における全史と音楽的進化

1. 産業革命の煤煙が生んだ「闇の音」

ブラック・サバス (Black Sabbath)は、単なるロック・バンドではない。BLACK SABBATHは1960年代末の対抗文化 (Counter-culture) が掲げた「ラブ&ピース (Love and Peace)」 という極彩色の理想主義に対し、冷徹な現実と恐怖、そして実存的な不安を突きつけた最初の音楽的勢力である。イギリス (United Kingdom) の工業都市バーミンガム (Birmingham) で結成されたこのバンドは、工場の騒音と戦後の荒廃した風景を音響化することで、「ヘヴィ・メタル (Heavy Metal)」 というジャンルを実質的に創造した。

2. 形成期 (1968年-1969年): ブルースからドゥームへの変容

2.1 アストン (Aston) の労働者階級と初期の結成

ブラック・サバス (Black Sabbath) の物語は、バーミンガム (Birmingham) のアストン (Aston) 地区という、第二次世界大戦 (World War II) 後の傷跡と重工業の煤煙に覆われた環境から始まる。ギタリストのトニー・アイオミ (Tony Iommi) とドラマーのビル・ワード (Bill Ward)は、「ミソロジー (Mythology)」 というバンドで活動していたが、1968年7月13日のギグを最後に解散した。一方、ベーシストのテリー・"ギーザー"・バトラー (Terry "Geezer" Butler) とボーカリストのジョン・"オジー"・オズボーン (John "Ozzy" Osbourne)は、「レア・ブリード (Rare Breed)」 というバンドに在籍していた。

オジー・オズボーン (Ozzy Osbourne) が地元の楽器店に「OZZY ZIG Needs Gig (オジー・ジグ、ギグ求む)」 という手書きの広告を出したことが触媒となり、アイオミとワードが彼に接触したことで、4人の運命が交錯する。当初、彼らはスライド・ギタリストのジミー・フィリップス (Jimmy Phillips) とサックス奏者のアラン・"エーカー"・クラーク (Alan "Aker" Clarke) を加えた6人編成で、「ポルカ・タルク・ブルース・バンド (The Polka Tulk Blues Band)」として活動を開始した。このバンド名は、オジーの母親が愛用していた安価なタルカムパウダーのブランド、あるいは近所のインド洋品店に由来するとされるが、メンバーにとって決して気に入った名前ではなかった。

2.2 アース (Earth) への改名とメンバーの削減

6人編成での数回のギグの後、アイオミ (Iommi) はよりソリッドでハードなサウンドを追求するため、フィリップス (Phillips) とクラーク (Clarke) を解雇し、バンドを4人編成へと再編した。この際、バンド名は「アース (Earth)」 へと改められた。アース (Earth) 時代、彼らは主にブルース・ロック (Blues Rock) を演奏していたが、すでにそのサウンドには他のバンドにはない重さと暗さが漂い始めていた。

1968年後半、トニー・アイオミ (Tony Iommi) は一時的に「ジェスロ・タル (Jethro Tull)」に加入したが、わずか2週間で脱退し、アース (Earth) へと戻った。この短い期間にアイオミは、プロフェッショナルなバンド運営とリハーサルの規律を学び、それをアース (Earth) に持ち込んだことで、バンドの結束力と技術力は飛躍的に向上した。

2.3 運命の楽曲「Black Sabbath」 とトライトーンの発見

バンドの転換点となったのは、ギーザー・バトラー (Geezer Butler) のオカルト体験と、トニー・アイオミ (Tony Iommi) による音楽的発明の融合であった。バトラー (Butler) はある夜、自身のベッドの足元に黒い人影 (figure from the dark side) が立っているのを目撃するという恐怖体験をした。翌日、彼はオジー (Ozzy) にその体験を語り、そこから「Black Sabbath」という楽曲が生まれた。

この楽曲においてアイオミ (Iommi) が用いたのが、音楽理論において「トライトーン (Tritone)」(増四度/減五度) と呼ばれる音程である。中世ヨーロッパの音楽理論では「音楽の悪魔 (Diabolus in Musica)」 として忌避されたこの不協和音は、不安定で解決を求める響きを持ち、聴く者に本能的な不安と恐怖を喚起させる。この「悪魔の音程」をリフの核心に据えたことで、彼らはブルース・ロックの枠組みを超え、後にドゥーム・メタル (Doom Metal) と呼ばれるスタイルの原型を完成させた。

1969年8月、同名のバンドとの混同を避けるため、そして彼らの新しい音楽性を象徴するため、バンド名はボリス・カーロフ (Boris Karloff) 主演のホラー映画にちなんで「ブラック・サバス (Black Sabbath)」 へと正式に変更された。

3. オジー・オズボーン時代 (1970年-1979年): ヘヴィ・メタルの確立と崩壊

3.1 衝撃のデビュー: 『Black Sabbath』 (1970)

1970年2月13日の金曜日、デビュー・アルバム 『黒い安息日 (Black Sabbath)』がリリースされた。わずか2日間で録音されたこのアルバムは、オープニング・トラック 「Black Sabbath」における雷鳴と鐘の音、そしてアイオミ (Iommi) のトライトーン・リフによって、ロック・ミュージックの歴史を塗り替えた。

アルバムには、J.R.R. トールキン (J.R.R. Tolkien) の 『指輪物語 (The Lord of the Rings)』に影響を受けた「The Wizard」や、ベースのギーザー・バトラー (Geezer Butler) によるファズを効かせたイントロが印象的な「N.I.B.」 などが収録されている。批評家からは「時代遅れのブルース」と酷評されたものの、当時の若者たちの間では熱狂的に支持され、全英チャート8位を記録した。

3.2 栄光の頂点: 『Paranoid』 (1970)

デビューからわずか数ヶ月後の1970年9月、2ndアルバム 『パラノイド (Paranoid)』がリリースされた。当初 『War Pigs』と題される予定だったこのアルバムは、ベトナム戦争 (Vietnam War)への批判を込めた「War Pigs」、冷戦下の核戦争の恐怖を描いた「Electric Funeral」、ヘロイン中毒を扱った 「Hand of Doom」など、極めてシリアスで社会的なテーマを含んでいた。

タイトル曲「Paranoid」は、アルバムの余白を埋めるために短時間で作られた楽曲であったが、そのシンプルで力強いリフとキャッチーなメロディによりバンド最大のヒット曲となり、全英シングル・チャート4位、アルバムは全英1位を獲得した。このアルバムにより、ブラック・サバス (Black Sabbath) の名声は世界的なものとなった。

3.3 重低音の深化: 『Master of Reality』 (1971)

1971年の3rdアルバム『マスター・オブ・リアリティ (Master of Reality)』 において、バンドのサウンドはさらなる「重さ」を獲得した。トニー・アイオミ (Tony Iommi) は、指への負担を軽減し、より太いサウンドを得るために、ギターのチューニングを標準のEから1音半下げたC# (Cシャープ) へと変更した。これに合わせてギーザー・バトラー (Geezer Butler) もベースをダウン・チューニングしたことで、地を這うような重低音アンサンブルが完成した。

オープニングの「Sweet Leaf」はマリファナ (Marijuana) への賛歌であり、冒頭の咳き込む音はアイオミ (Iommi) が実際に大麻を吸って咳き込んだ音をループさせたものである。このアルバムは、後のストーナー・ロック (Stoner Rock) やスラッシュ・メタル (Thrash Metal) に多大な影響を与えた。

3.4 薬物と実験: 『Vol.4』 (1972)

ロサンゼルス (Los Angeles) のレコード・プラント (Record Plant) で録音された1972年の『ブラック・サバス4 (Vol.4)』は、バンドが薬物依存、特にコカイン (Cocaine) の深みに嵌っていく過程を記録した作品である。収録曲 「Snowblind」 はコカインへの直接的な言及であり、歌詞には「コカイン」という単語が含まれている。

一方で音楽的には、ピアノバラード 「Changes」や、オーケストレーションを取り入れたインストゥルナムタル 「Laguna Sunrise」など、従来のヘヴィネス一辺倒ではない実験的なアプローチが見られる。これはアイオミ (Iommi) の作曲能力の成熟を示すものであったが、バンド内の人間関係は徐々に悪化の一途を辿っていた。

3.5 プログレッシブへの接近: 『Sabbath Bloody Sabbath』 (1973)

1973年の『血まみれの安息日 (Sabbath Bloody Sabbath)』は、バンドの音楽的野心が頂点に達した作品である。イギリス (UK) の古城でのリハーサルを通じて制作されたこのアルバムでは、イエス (Yes) のリック・ウェイクマン (Rick Wakeman) がゲスト参加し、「Sabbra Cadabra」 でシンセサイザーを演奏した。複雑な楽曲構成、ストリングスやキーボードの導入など、プログレッシブ・ロック (Progressive Rock) 的な要素が強まり、批評家からも高い評価を得た。

3.6 崩壊への序曲: 『Sabotage』 から 『Never Say Die!』へ

1975年の『サボタージュ (Sabotage)』は、当時のマネジメントとの泥沼の法廷闘争を背景に制作された。タイトルは「自分たちの活動が妨害 (Sabotage) されている」というメンバーの実感を反映している。その怒りは楽曲の攻撃性に転化され、「Symptom of the Universe」の高速リフはスラッシュ・メタルの先駆とされる。

しかし、続く『テクニカル・エクスタシー (Technical Ecstasy)』 (1976年) と 『ネバー・セイ・ダイ (Never Say Die!)』 (1978年)の時期になると、バンドはパンク・ロック (Punk Rock)の台頭や内部の疲弊により、方向性を見失いつつあった。オジー・オズボーン (Ozzy Osbourne) は1977年に一時脱退し、元フリートウッド・マック (Fleetwood Mac) のデイヴ・ウォーカー (Dave Walker) が短期間リハーサルに参加したが、オジーは復帰した。

1978年のツアー終了後、アルコールと薬物によるオジー (Ozzy) のパフォーマンス低下と制作意欲の欠如は限界に達し、アイオミ (Iommi) はバンド存続のためにオジーを解雇する決断を下した。1979年、オジー・オズボーン (Ozzy Osbourne) はブラック・サバス (Black Sabbath)を追放された。

4. ロニー・ジェイムス・ディオ時代 (1979年-1982年): 様式美による再生

4.1 新たなる血: 『Heaven and Hell』 (1980)

オジー (Ozzy)の後任として迎えられたのは、元レインボー (Rainbow) のロニー・ジェイムス・ディオ (Ronnie James Dio) であった。ディオ (Dio)の加入は、バンドに劇的な化学変化をもたらした。オジー (Ozzy) の不気味でブルージーな歌唱とは対照的に、ディオ (Dio) のオペラティックで力強いボーカルと、ファンタジー (Fantasy) を基調とした歌詞世界は、サバス (Sabbath) のサウンドをより構築的でメロディアスなものへと変貌させた。

1980年のアルバム 『ヘヴン&ヘル (Heaven and Hell)』は、プロデューサーにマーティン・バーチ (Martin Birch) を迎え、クリアでダイナミックな音像を作り上げた。タイトル曲「Heaven and Hell」 や疾走曲 「Neon Knights」は、NWOBHM (New Wave of British Heavy Metal)の潮流とも共振し、バンドは新たなファン層を獲得して完全な復活を遂げた。

4.2 ドラマーの交代と 『Mob Rules』 (1981)

『Heaven and Hell』ツアー中、オリジナル・ドラマーのビル・ワード (Bill Ward) がアルコール依存と両親の死による精神的苦痛によりバンドを離脱した。後任として、アメリカ人ドラマーのヴィニー・アピス (Vinny Appice) が加入した。

新ラインナップで制作された1981年の『悪魔の掟 (Mob Rules)』は、前作の成功を踏襲しつつ、よりヘヴィでダークな質感を持った作品となった。「The Sign of the Southern Cross」などの楽曲は、ディオ (Dio)の表現力が遺憾なく発揮された名曲として知られる。

4.3 『Live Evil』 と分裂

このラインナップの蜜月は長くは続かなかった。1982年のライブ・アルバム『ライヴ・イーヴル (Live Evil)』のミキシング作業の最中に、アイオミ (Iommi) / バトラー (Butler) とディオ (Dio) / アピス (Appice) の間の緊張が高まり、ディオ (Dio) とアピス (Appice) は脱退して、新たにバンド「ディオ (Dio)」を結成することとなる。ディオが夜中にスタジオに入って自分の歌の音量を上げていると疑われた、という話がよく語られるが、アルティメット・クラシック・ロックはこれを作り話の可能性が高いとし、むしろディオがかねて自分の道を進みたがっていたことを理由に挙げている。ガーディアン紙は、歌の音量をめぐってほかのメンバーとディオが対立したと伝えている。

5. 混迷の時代 (1983年-1986年): 回転ドアの如きメンバーチェンジ

5.1 紫の安息日: 『Born Again』 (1983)

1983年、バンドはディープ・パープル (Deep Purple) のイアン・ギラン (Ian Gillan) をボーカルに迎えるという、当時のロック界を震撼させる人事を行った。ビル・ワード (Bill Ward)も復帰し、制作された『悪魔の落とし子 (Born Again)』は、ギラン (Gillan) の金切り声 (Scream) とサバス (Sabbath) のドゥーム・サウンドが融合した異形の傑作となった。

しかし、悪魔の赤ん坊を描いたジャケット・デザインの醜悪さや、こもったような音質については賛否が分かれた。さらにツアーでは、ストーンヘンジ (Stonehenge) のセットサイズをフィートとメートルで間違えて発注してしまい、会場に入らないほどの巨大なセットが届くという珍事が発生した。これは映画『スパイナル・タップ (This Is Spinal Tap)』のネタ元になったと言われている。ツアーにはワード (Ward) が参加できず、ELOのベヴ・ベヴァン (Bev Bevan) がドラムを担当した。

5.2 アイオミの孤独な戦い: 『Seventh Star』 (1986)

ギラン (Gillan) がディープ・パープル (Deep Purple) 再結成のために脱退した後、バンドは事実上の解散状態にあった。トニー・アイオミ (Tony Iommi) は初のソロ・アルバムを制作するつもりであったが、レコード会社の圧力により「ブラック・サバス・フィーチャリング・トニー・アイオミ (Black Sabbath featuring Tony Iommi)」 名義でのリリースを余儀なくされた。

これが1986年の『セブンス・スター (Seventh Star)』である。ボーカルには元ディープ・パープル (Deep Purple) のグレン・ヒューズ (Glenn Hughes) が参加したが、内容はブルース色の強いハード・ロックであり、従来のサバス像とは異なるものであった。ヒューズ (Hughes) はツアー開始直後に喉の不調と薬物問題で解雇され、無名の新人レイ・ギラン (Ray Gillen) が急遽代役を務めた。

6. トニー・マーティン時代 (1987年-1995年): 過小評価された職人たちの時代

6.1 『The Eternal Idol』 から 『Headless Cross』へ

レイ・ギラン (Ray Gillen) の脱退後、1987年にトニー・マーティン (Tony Martin) がボーカルとして加入した。マーティン (Martin) はディオ (Dio) を彷彿とさせるパワフルなハイトーンと叙情性を持ち、アイオミ (Iommi) との相性は抜群であった。1987年の『エターナル・アイドル (The Eternal Idol)』を経て、1989年には伝説的なドラマー、コージー・パウエル (Cozy Powell) が加入し、『ヘッドレス・クロス (Headless Cross)』がリリースされた。

『Headless Cross』は、オカルト的な歌詞への回帰と、パウエル (Powell) の重厚なドラミングに支えられた様式美メタル (Epic Metal) の傑作として、特に欧州市場で高い評価を得た。続く1990年の 『ティール (Tyr)』では北欧神話をテーマにし、ドゥーム色を抑えた重厚なサウンドを展開した。

6.2 『Dehumanizer』での一時的な再会

1991年、ディオのツアーのミネアポリス公演にギーザー・バトラー (Geezer Butler) が飛び入りしたことをきっかけに、ロニー・ジェイムス・ディオ (Ronnie James Dio)、バトラー、ヴィニー・アピス (Vinny Appice) が復帰し、『Mob Rules』のラインナップが再現された。1992年の『ディヒューマナイザー (Dehumanizer)』は、グランジ (Grunge) 全盛の時代に呼応するかのような、極めてヘヴィで冷徹なインダストリアル・メタルに近い質感を持つ作品となった。しかし、オジー (Ozzy) の引退コンサートの前座を務めることを巡ってディオ (Dio) が反発し、再結成は短命に終わった。

6.3 最後の迷走: 『Cross Purposes』 と 『Forbidden』

ディオ (Dio)の離脱後、トニー・マーティン (Tony Martin) が呼び戻され、1994年に『クロス・パーパス (Cross Purposes)』をリリース。このアルバムはバランスの取れた良作であったが、1995年の『フォービドゥン (Forbidden)』は大きな批判を浴びた。ボディ・カウント (Body Count) のアーニー・C (Ernie C) をプロデューサーに迎え、ラッパーのアイス-T (Ice-T)をゲストに起用したこの作品は、バンドの迷走を象徴するものとみなされた。このアルバムを最後に、バンドは長いスタジオ・アルバム制作の休止期間に入る。

7. オリジナル・ラインナップの帰還と終焉 (1997年-2026年)

7.1 再結成とオズフェスト

1997年、ついにオジー・オズボーン (Ozzy Osbourne) を含むオリジナル・メンバー4人による再結成が実現した。BLACK SABBATHはオズフェスト (Ozzfest) のヘッドライナーとしてツアーを行い、1998年にはライブ・アルバム 『リユニオン (Reunion)』をリリース。収録曲「Iron Man」のライブ・バージョンはグラミー賞 (Grammy Award) を受賞した。

7.2 ヘヴン・アンド・ヘル (Heaven & Hell)

2006年、ブラック・サバス (Black Sabbath) のロックの殿堂 (Rock and Roll Hall of Fame) 入りと並行して、アイオミ (Iommi) とバトラー (Butler) は再びディオ (Dio) と組み、「ヘヴン・アンド・ヘル (Heaven & Hell)」名義で活動を開始した。2009年にはアルバム『ザ・デビル・ユー・ノウ (The Devil You Know)』をリリースしたが、2010年にロニー・ジェイムス・ディオ (Ronnie James Dio) が胃癌により死去し、このプロジェクトは悲劇的な幕切れを迎えた。

7.3 『13』とザ・エンド・ツアー

2011年11月11日、オリジナル・メンバーによる完全再結成とニュー・アルバムの制作が発表された。しかし、ビル・ワード (Bill Ward) は契約上の問題により不参加となり、レコーディングにはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン (Rage Against the Machine)のブラッド・ウィルク (Brad Wilk) が参加した。

2013年、リック・ルービン (Rick Rubin) プロデュースによる『13』がリリースされ、全英・全米チャートで1位を獲得。これはバンドにとって『Paranoid』以来43年ぶりの全英1位という快挙であった。

最後のツアー「The End Tour」では、オジー (Ozzy) のソロ・バンドでも活動していたトミー・クルフェトス (Tommy Clufetos) がドラムを担当した。2017年2月4日、バンド生誕の地バーミンガム (Birmingham)での公演をもって、ブラック・サバス (Black Sabbath)はこのツアーを締めくくり、約50年にわたる活動に区切りをつけた。その後2025年、バンドは同じバーミンガムで最後の公演「Back To The Beginning」を開いた。

7.4 トニー・アイオミのソロ・アルバム 『From the Dark』 (2026)

2026年7月29日、トニー・アイオミ (Tony Iommi) は地元バーミンガム (Birmingham) で開いた世界配信のイベントでソロ・アルバム『From the Dark』を発表し、先行シングル「World Alone」を初公開した。ソロ名義のアルバムとしては『Fused』(2005年)以来21年ぶり、フル・アルバムとしてはブラック・サバス最後のスタジオ・アルバム『13』(2013年)以来の作品で、全8曲をノルウェーのヴォーカリスト、ヨルン・ランデ (Jorn Lande) が歌い、ベースはベッキー・ボールドウィン (Becky Baldwin)、ドラムはカール・ブラジル (Karl Brazil) が務めた。プロデュースは、長年アイオミと組んできたマイク・エクセター (Mike Exeter) との共同である。発売日はBMGからの全世界盤が2026年10月23日、日本盤(ユニバーサルミュージック、紙ジャケット仕様のSHM-CD、UICB-15025)が11月6日である。

8. ディスコグラフィ (Discography)

ブラック・サバス (Black Sabbath) の公式スタジオ・アルバム (Studio Albums) 全19作の詳細を以下にまとめる。チャート順位はイギリス (UK) およびアメリカ (US) の最高位を示す。

発表年 タイトル (Title) 邦題 UK Chart US Chart ラインナップ (Lineup) 主要収録曲・備考
1970 Black Sabbath 黒い安息日 8 23 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Black Sabbath", "N.I.B.", "The Wizard"
1970 Paranoid パラノイド 1 12 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "War Pigs", "Paranoid", "Iron Man"
1971 Master of Reality マスター・オブ・リアリティ 5 8 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Sweet Leaf", "Children of the Grave", "Into the Void"
1972 Vol. 4 ブラック・サバス4 8 13 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Snowblind", "Supernaut", "Changes"
1973 Sabbath Bloody Sabbath 血まみれの安息日 4 11 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Sabbath Bloody Sabbath", "Sabbra Cadabra"
1975 Sabotage サボタージュ 7 28 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Symptom of the Universe", "Hole in the Sky"
1976 Technical Ecstasy テクニカル・エクスタシー 13 51 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Dirty Women", "It's Alright"
1978 Never Say Die! ネバー・セイ・ダイ 12 69 Ozzy, Iommi, Butler, Ward "Never Say Die", "Junior's Eyes"
1980 Heaven and Hell ヘヴン&ヘル 9 28 Dio, Iommi, Butler, Ward "Heaven and Hell", "Neon Knights", "Die Young"
1981 Mob Rules 悪魔の掟 12 29 Dio, Iommi, Butler, Appice "The Mob Rules", "Turn Up the Night"
1983 Born Again 悪魔の落とし子 4 39 Gillan, Iommi, Butler, Ward "Trashed", "Zero the Hero", "Disturbing the Priest"
1986 Seventh Star セブンス・スター 27 78 Hughes, Iommi, Spitz, Singer "No Stranger to Love", "In for the Kill"
1987 The Eternal Idol エターナル・アイドル 66 168 Martin, Iommi, Spitz, Singer "The Shining", "Eternal Idol"
1989 Headless Cross ヘッドレス・クロス 31 115 Martin, Iommi, Cottle, Powell "Headless Cross", "Devil & Daughter"
1990 Tyr ティール 24 - Martin, Iommi, Murray, Powell "Anno Mundi", "The Sabbath Stones"
1992 Dehumanizer ディヒューマナイザー 28 44 Dio, Iommi, Butler, Appice "TV Crimes", "Computer God"
1994 Cross Purposes クロス・パーパス 41 122 Martin, Iommi, Butler, Rondinelli "I Witness", "Cross of Thorns"
1995 Forbidden フォービドゥン 71 - Martin, Iommi, Murray, Powell "Get a Grip", "Kiss of Death"
2013 13 13 1 1 Ozzy, Iommi, Butler, Wilk "God Is Dead?", "End of the Beginning"
主要ライブ・アルバムおよびコンピレーション (Live Albums & Compilations)
発表年 タイトル (Title) 形式 備考
1980 Live at Last Live 1973年のライブ録音。バンドの許可なく発売された。
1982 Live Evil Live ディオ時代のライブ盤。ミックスを巡る対立の原因となった。
1998 Reunion Live オリジナル・メンバー再結成ライブ。新曲2曲収録。
2002 Past Lives Live 『Live at Last』に1975年の音源などを追加したデラックス盤。
2007 The Dio Years Comp ディオ時代のベスト盤。新曲3曲を収録(Heaven & Hell結成の契機)。
2013 Live... Gathered in Their Masses Live アルバム『13』 に伴うツアーの映像・音源作品。
2017 The End: Live in Birmingham Live 最終公演の模様を収めたラスト・ライブ・アルバム。

9. メンバーシップの変遷 (Personnel Timeline)

ブラック・サバス (Black Sabbath) の歴史において、ギタリストのトニー・アイオミ (Tony Iommi)のみが、1968年の結成から2017年の解散まで在籍し続けた唯一のメンバーである。以下に主要なメンバーの在籍期間を示す。

メンバー名 (Member) 担当 (Role) 在籍期間 (Years Active)
Tony Iommi Guitar 1968-2017
Ozzy Osbourne Vocals 1968-1977, 1978-1979, 1985, 1997-2006, 2011-2017
Geezer Butler Bass 1968-1984, 1991-1994, 1997-2006, 2011-2017
Bill Ward Drums 1968-1980, 1982-1983, 1984, 1994, 1997-2006, 2011 (Demo)
Ronnie James Dio Vocals 1979-1982, 1991-1992, 2006-2010 (H&H)
Vinny Appice Drums 1980-1982, 1991-1992, 1998, 2006-2010 (H&H)
Tony Martin Vocals 1987-1991, 1993-1997
Geoff Nicholls Keyboards 1979-2004 (長年サポートメンバーとして貢献)
Cozy Powell Drums 1988-1991, 1994-1995
Neil Murray Bass 1989-1991, 1994-1995
Ian Gillan Vocals 1983-1984
Glenn Hughes Vocals 1985-1986
Bev Bevan Drums 1983-1984, 1987
Tommy Clufetos Drums 2012-2017 (Live Member)
Brad Wilk Drums 2013 (Studio Album '13')

10. ヘヴィ・メタルの始祖としての遺産

ブラック・サバス (Black Sabbath) の音楽的遺産は、計り知れない広がりを持っている。トニー・アイオミ (Tony Iommi) が身体的ハンディキャップを克服するために編み出した「ダウン・チューニング」と、禁忌とされた「トライトーン」の使用は、それまでのロック・ミュージックには存在しなかった「不吉さ」と「重さ」を表現言語として確立した。

BLACK SABBATHの音楽は、メタリカ (Metallica) やスレイヤー (Slayer) といったスラッシュ・メタル (Thrash Metal) バンドにスピードとアグレッションのインスピレーションを与え、ニルヴァーナ (Nirvana) やサウンドガーデン (Soundgarden) といったグランジ (Grunge) バンドには、その重苦しいグルーヴを継承させた。さらに、ドゥーム・メタル (Doom Metal) やストーナー・ロック (Stoner Rock) といったジャンルにおいては、BLACK SABBATHの初期4作は聖典そのものとして扱われている。

また、オジー・オズボーン (Ozzy Osbourne) のカリスマ性、ギーザー・バトラー (Geezer Butler)の社会的・哲学的歌詞、ビル・ワード (Bill Ward) のジャズ的アプローチ、エンドロニー・ジェイムス・ディオ (Ronnie James Dio)の様式美、トニー・マーティン (Tony Martin)の叙情性など、各時代のメンバーがもたらした多様性もバンドの長命化に寄与した。

ブラック・サバス (Black Sabbath)は、工場の騒音とホラー映画の恐怖を融合させ、世界の暗部を見つめることで、音楽史上最も永続的かつ強力なジャンルの一つを築き上げたのである。その響きは、解散後もなお、世界中のヘヴィ・メタル・ファンの心の中で鳴り止むことはない。

Trivia

1970年に発表されたデビュー作『Black Sabbath』は、日本では『黒い安息日』の邦題で知られている。ユニバーサル ミュージック ジャパンの資料によれば、このアルバムが英ヴァーティゴからリリースされたのは1970年2月13日——奇しくも金曜日だった。プロデュースはロジャー・ベインで、ジャズやブルースを独創的に解体・再構築してヘヴィ・ロックへと昇華させた歴史的名盤とされ、全英8位、全米23位を記録している。禍々しいイメージのバンドが、その出発点を「13日の金曜日」に刻んだことになる。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン 公式サイト(製品ページ「黒い安息日<デラックス・エディション>」)

オジー・オズボーンを含む編成としてのブラック・サバスが初めて来日したのは、2013年5月11・12日に千葉・幕張メッセで開かれた「Ozzfest Japan 2013」でのことである。バンドは2日間のフェスの大トリを務め、代表曲「War Pigs」で幕を開けると、初期4作品からの楽曲を立て続けに披露した。6月発売予定だった新作『13』からの新曲「God Is Dead?」もいち早く演奏し、「Children Of The Grave」で本編を終えたあと、アンコールでは「Sabbath Bloody Sabbath」のイントロから「Paranoid」へとなだれ込み、約90分のステージを締めくくった。

出典: 音楽ナタリー「Ozzfest Japan初開催でサバス、SLIPKNOT、日本勢が大活躍」

2013年発表の『13』は、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、オジー・オズボーンの3人が同じスタジオで録音する、実に1978年の『Never Say Die』以来35年ぶりの作品となった。プロデュースは、グラミー賞受賞プロデューサーのリック・ルービン。ドラムには新たにブラッド・ウィルクが迎えられている。オリジナルのドラマー、ビル・ワードは、2011年末の再結成発表の場には4人そろって姿を見せていたが、翌2012年に契約条件をめぐって折り合わず離脱し、このアルバムには参加しなかった。

出典: ユニバーサル ミュージック ジャパン 公式サイト(ニュース 2013-04-23)

バンドはもともとブルースを演奏するアース(Earth)を名乗っていたが、同名の別バンドがいると分かって改名を迫られた。新しい名は自分たちの曲「Black Sabbath」からとったもので、この曲名はボリス・カーロフ主演の1963年のホラー映画(イタリアのマリオ・バーヴァ監督、原題 Black Sabbath)に由来するとされる。ただしその経緯についてはメンバーの証言が食い違っている。オジー・オズボーンとギーザー・バトラーがこの映画を観て同名の曲を書いたとする説明がある一方で、トニー・アイオミは当時バンドの誰もこの映画を観ていなかったと述べている。

異説あり出典: Songfacts「Black Sabbath by Black Sabbath」/Black Sabbath Artistfacts

ヘヴィ・メタルの重いサウンドは、トニー・アイオミが17歳のときに負った事故から生まれたと言ってよい。バンドでヨーロッパをまわる予定だった彼は、板金工場での最後の勤務日、ギロチン式の巨大なプレス機に手を挟まれ、弦を押さえる側の手の指先2本を失った。病院で骨を切除され、医者からはギターは諦めろと告げられたが、彼は受け入れなかった。落ち込む彼のもとを工場の元上司が訪ね、火傷で指が不自由になりながら演奏したジャズ・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトのレコードを手渡したことが転機になった。アイオミはプラスチックの洗剤ボトルを溶かして指先の義指を自作し、革を貼って感触を整えて演奏を取り戻す。指の自由がきかないぶん単純なコードの押さえ方に頼らざるを得ず、その制約こそが、彼のギターに独特の重い響きを与えることになった。

出典: Loudwire(トニー・アイオミ本人のインタビュー)

バンドの代名詞ともいえる「Paranoid」は、もともとアルバムの尺を埋めるための「捨て曲」として、ほんの短時間で書かれたものだった。ギーザー・バトラーによれば、セカンド・アルバムは二、三日でほぼ一発録りされ、あと三分ほど足りないという段になって、トニー・アイオミがリフを出し、バトラーが急いで詞を付け、オジー・オズボーンはその歌詞を初めて目で追いながら歌ったという。トニー・アイオミも、この曲は穴埋め以上のものとして作ったつもりはなかったが、短いためシングルになり、結果として多くの人がこの曲でバンドを知ることになったと語っている。歌詞にはうつと薬物がもたらす不安が投影されており、皮肉にも曲中で「paranoid」という語は一度も歌われない。全英4位に達し、バンド最大のヒットの一つとなった。

出典: Songfacts「Paranoid by Black Sabbath」

「Iron Man」は、時を旅して世界の終末を目撃した男の物語である。人類に警告しようと地球へ戻る途上、磁気の嵐を抜けるうちに彼は鉄の体に変えられてしまう。誰にも信じてもらえない男は怒りを募らせ、その怒りを人類にぶつけ、結果として自らが見たはずの終末を招く——そういう筋立てだ。作詞を手がけたギーザー・バトラーは、オジー・オズボーンに発想を与えられたあと、街を歩きながら「もし金属でできた大男が歩きまわっていたら、どうだろう」と思いついたのがきっかけだったと語っている。

出典: Songfacts「Iron Man by Black Sabbath」

ブラック・サバスは2025年7月5日、地元バーミンガムのヴィラ・パークで、オジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードのオリジナル4人がそろう最後の公演「Back to the Beginning」を行った。オリジナル編成での共演は20年ぶりで、METALLICA や SLAYER をはじめ多数のバンドが顔をそろえるチャリティ・イベントとして開催され、音楽監督はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが務めた。この日の収益はすべて、キュア・パーキンソンズ、バーミンガム児童病院、エイコーン子どもホスピスというバーミンガムの3つの慈善団体に寄付された。

出典: BLABBERMOUTH.NET(最終公演の告知)

トリビアをすべて見る

News

Jørn Lande、BLACK SABBATHのTony Iommiのソロ作『From The Dark』への参加を語る 共作者としてクレジット

オーストラリアのHeavy誌のインタビューで語った。

出典: Blabbermouth(2026年10月18日)

Sharon Osbourne、〈Back To The Beginning〉公演には「MEGADETHにどうしても出てほしかった」と明かす

コンサート映画『Ozzy & Black Sabbath: Back To The Beginning』の10月14日ロサンゼルスでのワールド・プレミアを前にしたインタビューでの発言。

出典: BraveWords(2026年10月13日)

BLACK SABBATHのTony Iommi、Ozzyの死で自分の死について考えるようになったと語る 「60年間、人生の一部だった」

78歳のIommiは『The Telegraph』紙のインタビューで、友人が何人も亡くなり、自分にはあとどれくらい残されているのかと考えると語った。

出典: Louder (Classic Rock)(2026年10月13日)

BLACK SABBATH、1970年にオランダのTV番組『Doebidoe』用に収録された約40分のライヴ音源が発掘 非公式盤『The Lost 1970 Avro Sessions』が666枚限定で登場

AVROが火災で失われたとしていた、デビュー作の約3か月後にヒルフェルスムで収録されたセット。歌詞の異なる「The Wizard」やライヴでは珍しい「Warning」を含む。ドイツのAvertigroからの非公式盤。

出典: Louder (Metal Hammer)(2026年10月12日)

SLAYERのKerry KingとTom Araya、『Grand Theft Auto VI』のゲーム内メタル専門ラジオ局でDJを担当

BLACK SABBATH「I」とSLAYER「Raining Blood」が収録曲に決まっている。

出典: Louder(2026年10月8日)

プロデューサーのAndrew Watt、Ozzy、Tony Iommi、Geezer ButlerがBLACK SABBATHでもう1作作りたがっていたと語る Iommiは『Classic Rock』誌に「興味はなかった」

Wattはポッドキャスト「Lipps Service」で、Bill Wardが参加できず実現しなかったと説明。Iommiの話とは食い違う。

出典: Louder (Metal Hammer)(2026年10月8日)

映画『Ozzy & Black Sabbath: Back To The Beginning』、10月14日にロサンゼルスのOrpheum Theatreでワールド・プレミア 劇場公開は10月28日から

オズボーン家が主催。チケット収益の50%をロサンゼルスのホームレス支援団体に寄付する。

出典: Blabbermouth(2026年10月7日)

BLACK SABBATHのGeezer Butler、Jack Blackのカヴァー・セット〈Jack Sabbath〉に飛び入りし「War Pigs」を演奏

10月3日の〈Power To The People〉で、Jack Blackが〈Back To The Beginning〉で共演したティーンエイジャーのバンドと披露したカヴァー・セット。

出典: ThePRP(2026年10月4日)

TONY IOMMI、ソロ・アルバム『From The Dark』から2曲目の先行曲「Stormwatcher」のMVを公開

BLACK SABBATHのギタリストによる21年ぶりのソロ作から。アルバムは10月23日にBMGから発売され、日本盤は11月6日。アニメーションによるミュージック・ビデオとして公開された。先行曲は7月の「World Alone」に続く2曲目。

出典: BLABBERMOUTH(2026年9月30日)

MVを再生

BLACK SABBATHのTony Iommi、ウィンザー城でMBEを受章

9月30日、アン王女によるウィンザー城の叙勲式で、67人の受章者の1人として授与された。本人はSNSに「At Windsor Castle today to receive my MBE!」と投稿している。受章自体は6月に発表されていた。

出典: BraveWords(2026年9月30日)

ニュース一覧 →

Albums

The End (4 February 2017 - Birmingham) Live CD
/

2017年2月4日、地元バーミンガムで行われた解散公演を収めた2枚組ライヴ盤。2026年2月20日に日本盤SHM-CDで再発。

13 CD
/

重くうねるリフと不穏な空気で、BLACK SABBATHの原初的なヘヴィネスを再び刻んだ作品。

Forbidden CD
/

トニー・マーティン期の終盤で、BLACK SABBATHが重いリフと現代的な硬質さを交差させた第18作。

Cross Purposes CD
/

トニー・マーティンとギーザー・バトラーが再び並び、重厚なリフと歌心を結んだ第17作。

Dehumanizer CD
/

Dio、Iommi、Butler、Appiceの布陣で、BLACK SABBATHが暗く重いリフへ立ち返った第十六作。

Tyr CD
/

北欧神話の世界観と重いリフを結び、BLACK SABBATHがTony Martin期の叙事性を深めた第十五作。

Headless Cross CD
/

トニー・アイオミの重厚なリフとトニー・マーティンの歌声で、BLACK SABBATHがダークな様式美を再構築した一作。

The Eternal Idol CD
/

トニー・マーティンを迎え、重いリフと劇的な旋律で新たな章を開いたBLACK SABBATHの転換作。

Seventh Star CD
/

トニー・アイオミの重いリフとグレン・ヒューズの豊かな歌が交差し、BLACK SABBATHが異なる色合いを見せた異色作。

Born Again CD
/

イアン・ギランの強烈な歌とトニー・アイオミの重いリフがぶつかる、BLACK SABBATHの異色の第十一作。

Mob Rules CD
/

ディオの力強い歌声とトニー・アイオミの重いリフで、BLACK SABBATHがダークなドラマを深めた第10作。

Heaven and Hell CD
/

ロニー・ジェイムス・ディオの歌とトニー・アイオミのリフが交差し、BLACK SABBATHが新章を開いた第九作。

Never Say Die! CD
/

多彩な曲調と複雑なアレンジを交え、初期オジー期BLACK SABBATHが最後に残した異色のスタジオ作。

Technical Ecstasy CD
/

鍵盤や複雑な展開を取り込み、BLACK SABBATHが重さを保ったまま表現の幅を広げた第7作。

Sabotage CD
/

重いリフに複雑な展開と実験性を重ね、BLACK SABBATHが緊張感を極限まで高めた第6作。

Sabbath Bloody Sabbath CD
/

鋭いタイトル曲のリフを軸に、キーボードや複雑な構成を取り込み、ブラック・サバスが新たな深みへ進んだ第5作。

Vol. 4 CD
/

重量級リフにバラードや実験性を織り交ぜ、ブラック・サバスが表現の幅を大きく広げた第4作。

Master of Reality CD
/

ダウンチューニングした重低音と簡潔なリフで、ブラック・サバスの重量感をさらに深く掘り下げた第3作。

Paranoid CD
/

巨大なリフと戦争、狂気、孤立を描く言葉で、ブラック・サバスを世界的存在へ押し上げた第2作。

Black Sabbath CD
/

不穏なリフと重い空気で、ヘヴィ・メタルの原風景を作り上げたブラック・サバスのデビュー作。

SOLO

BLACK SABBATHのギタリスト、TONY IOMMIによるソロ作品です。バンド名義の作品とは別に掲載しています。

From the Dark CD
TONY IOMMI / /

トニー・アイオミが『Fused』(2005年)以来21年ぶりに放つソロ・アルバム。全編でヨルン・ランデが歌う全8曲で、BMGより2026年10月23日発売。