HANABIE.
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Biography
HANABIE. Biography
プロフィール
2015年結成 / 東京、日本 / Metalcore, Alternative Metal, Nu Metal, Heavy Metal, Japanese Rock
公式確認: HANABIE. Official Website / Sony Music Profile(2026-07-11確認)
Biography
HANABIE.(花冷え。)は、Yukina(Vocal)、Matsuri(Guitar / Vocal)、Hettsu(Bass / Chorus)、Chika(Drums)からなる東京発の4人組ガールズ・ラウドロック・バンド。2015年6月、高校の軽音楽部で結成され、Maximum the Hormoneのコピーから活動を始めた。メタルコアとハードコアを軸に、エレクトロニック、J-POP、ヒップホップ、アニメ、ゲーム、原宿・秋葉原のファッションやサブカルチャーを高速で交差させる音楽性を、自ら“Harajuku-core”と呼んでいる。Yukinaの強烈なスクリームとMatsuriの明快なクリーン・ヴォーカル、Hettsuの表情豊かな低音、Chikaのパワフルで精密なドラムが、極端な展開を一つのライブ感へまとめる。
2018年に初ミニアルバム『Cherry Blossoms Are Blooming』を発表し、東京のライブハウスを中心に経験を重ねた。2021年の初フルアルバム『Girl’s Reform Manifest』では、“SUNRISE MISO-SOUP”“We love sweets”“L.C.G”など、味噌汁、甘い物、ギャル文化、恋愛アプリといった等身大の題材をヘヴィな音へ変換。日常語とデスヴォイス、ポップなメロディを自然に共存させる独自性を確立した。
2023年、Chikaが加入し、Epic Records Japanから『Reborn Superstar!』でメジャーデビュー。“Pardon Me, I Have To Go Now”“TOUSOU”“NEET GAME”などが海外でも支持を広げ、同年から欧州・北米・アジアで本格的なツアーを開始した。Download Festival、Rock am Ring、Aftershockなど大型フェスへ出演し、2024年にはLollapaloozaのメインステージに立つなど、日本発の女性ラウドロック・バンドとして国際的な存在感を高めた。
2024年のEP『Bucchigiri Tokyo』では、東京、オタク文化、変身ヒロイン、恋愛観をさらに鮮やかに前景化。2025年の“Spicy Queen”を経て、2026年1月にEP『HOT TOPIC』を発表した。“ICONIC”“GIRL’S TALK”などは、世界規模のライブ経験から得た強さと、原宿的な色彩、ユーモア、自己肯定を凝縮している。重さとかわいさ、混沌とキャッチーさを選択肢ではなく同時に鳴らす姿勢によって、HANABIE.は現代日本のメタルコアを世界へ更新し続けている。
メンバー詳細プロフィール
Yukina(Vocal)——HANABIE.の顔であり、強烈なスクリームと語りかけるようなパートを自在に往復するフロントウーマン。デスヴォイスから等身大の日常語まで、極端に振れる表現をひとつのキャラクターへまとめ上げる求心力が、バンドのカオティックな展開を成立させている。
Matsuri(Guitar / Vocal)——鋭いリフと、明快でポップなクリーン・ヴォーカルを担う。Yukinaのスクリームと対をなすメロディの担い手として、HANABIE.の「重さ×かわいさ」の同居を音楽面で体現する中核である。
Hettsu(Bass / Chorus)——表情豊かな低音とコーラスでバンドのグルーヴを支えるベーシスト。楽曲の急激な場面転換をつなぎとめる、リズムの要としての役割を果たす。
Chika(Drums)——2023年に加入したドラマー。パワフルかつ精密なドラミングで、HANABIE.の高速で複雑な楽曲を力強く駆動させ、メジャーデビュー以降の飛躍を支えた。
「Harajuku-core」というスタイル
HANABIE.の音楽性を語るうえで鍵となるのが、自ら名づけた「Harajuku-core(原宿コア)」という言葉である。メタルコアとハードコアの激しさを土台に、J-POPのメロディ、ヒップホップのリズム、エレクトロニックな装飾、そしてアニメ・ゲーム・原宿/秋葉原のファッションやサブカルチャーを高速で交差させるこのスタイルは、単なるジャンルの寄せ集めではない。味噌汁、甘い物、恋愛アプリ、オタク文化といった等身大の日常を題材に選び、それを重厚なサウンドとユーモアで包むことで、HANABIE.は「重さ」と「かわいさ」を対立ではなく同時に成立させる独自の文法を築いた。
この「同時に鳴らす」姿勢は、海外のリスナーにとっても新鮮な驚きとして受け止められ、言語の壁を越えて支持を広げる原動力となった。日本語詞のまま世界のフェスで歌われるその楽曲は、日本のサブカルチャーそのものを音楽として輸出する、現代的な文化発信の一形態でもある。
国際的展開とレガシー
2023年のメジャーデビュー以降、HANABIE.は欧州・北米・アジアでの本格的なツアーを展開し、Download Festival、Rock am Ring、Aftershockといった大型フェスに出演。2024年にはLollapaloozaのメインステージに立つなど、日本発の女性ラウドロック・バンドとして際立った国際的存在感を確立した。BABYMETALやNEMOPHILAと並び、2020年代に世界へと羽ばたいた日本の(とりわけ女性を中心とする)ヘヴィ・ミュージックの潮流を代表する一組として、HANABIE.は日本のサブカルチャーとメタルコアを世界の共通言語へと翻訳し続けている。
歌詞とテーマ性:日常をヘヴィに変える
HANABIE.の最も際立った特徴の一つが、その歌詞の題材選びにある。メタルにしばしば結びつけられる壮大なテーマ——闇、ファンタジー、反逆——ではなく、HANABIE.は等身大で日常的な題材を選ぶ。朝食の味噌汁、甘い物への欲求、恋愛アプリ、ニートの不安、ギャル・ファッション、東京の街並み。こうした身近で時にコミカルな題材を、獰猛なメタルコアとデスヴォイスで包み込むことで、バンドは題材とサウンドの間に、ユーモラスでありながら不思議と胸を打つ「ギャップ」を生み出している。
このアプローチは単なる奇抜さではない。ありふれた日常を全力の真剣さと圧倒的なエネルギーで歌うことによって、HANABIE.は聴き手の等身大の存在を肯定し、自己肯定を共有のアンセムへと変える。ユーモアと重さと温かさが同居するこの感覚こそが、日本語詞の楽曲でありながら、歌詞のすべてを理解せずとも感情が伝わるものとして、日本を遠く越えた世界の観客の心に響く大きな理由である。
ライブ・パフォーマンスと世界のフェスティバル
HANABIE.の飛躍は、何よりもステージの上で証明されてきた。東京のライブハウス・サーキットから、2023年のメジャーデビュー以降は欧州・北米・アジアを巡る本格的なツアーへと活動を広げ、Download Festival、Rock am Ring、Aftershockといった大型フェスに出演。2024年のLollapaloozaメインステージ出演は、HANABIE.の国際的地位を裏づける象徴的な到達点となった。ステージ上で4人は、「Harajuku-core」のカオスと色彩を身体的で参加型の体験へと翻訳し、演奏の圧倒的な力と歓びによって、言語の異なる観客をも一つに束ねる。このライブの強度こそが、HANABIE.独自のヴィジョンを世界へと運んできた原動力である。
結成と初期の歩み
HANABIE.(花冷え。)の物語は、2015年6月、東京の高校の軽音楽部から始まる。メンバーはMaximum the Hormoneのコピー・バンドとして活動を開始し、ラウドで攻撃的な音楽の面白さを体で覚えていった。学生バンドとして出発しながらも、東京のライブハウス・サーキットで経験を重ねるうちに、彼女たちは既存のジャンルの枠にとらわれない独自の音楽性を育んでいく。メタルコアやハードコアの激しさを土台に、J-POP、ヒップホップ、エレクトロニック、そしてアニメ・ゲーム・原宿/秋葉原のファッションといったサブカルチャーを高速で交差させる——この後に「Harajuku-core」と名づけられるスタイルの萌芽が、初期の活動の中で形づくられていった。
各作品の詳解
Cherry Blossoms Are Blooming(2018)——東京のライブハウス・サーキットで経験を積んだのち発表された初のミニ・アルバム。バンド名「花冷え。」(桜が咲く頃の寒の戻り)にも通じる、桜のモチーフを冠したこの作品は、HANABIE.の出発点を刻んだ。
Girl's Reform Manifest(2021)——初のフル・アルバムであり、HANABIE.の個性を決定づけた重要作。「SUNRISE MISO-SOUP」「We love sweets」「L.C.G」といった楽曲は、味噌汁、甘い物、ギャル文化、恋愛アプリといった等身大の日常を、ヘヴィな音へと変換してみせた。デスヴォイス、ポップなメロディ、エレクトロニックな装飾、そして日常会話のような言葉——それらが別々の要素ではなく、バンドの基本文法として自然に共存する独自性が、ここで確立された。
Reborn Superstar!(2023)——Chikaがドラマーとして加入し、Epic Records Japanからメジャーデビューを果たした作品。「Pardon Me, I Have To Go Now」「TOUSOU」「NEET GAME」といった楽曲が海外でも大きな支持を広げ、この年からHANABIE.は欧州・北米・アジアでの本格的なツアーを開始した。タイトルどおり、バンドが「再生したスーパースター」として世界の舞台へ飛び出す転換点となった。
Bucchigiri Tokyo(2024)——東京というアイデンティティ、オタク文化、変身ヒロインのイメージ、そして現代的な恋愛観を、より鮮やかに前景化したEP。世界を巡るツアーで得た自信が、楽曲の強度としてはっきりと表れている。
HOT TOPIC(2026)——2026年1月に発表されたEP。「ICONIC」「GIRL'S TALK」などの楽曲は、世界規模のライブ経験から得た強さと、原宿的な色彩、ユーモア、自己肯定を凝縮している。重さとかわいさ、混沌とキャッチーさを同時に鳴らすHANABIE.の姿勢が、より洗練された形で提示された。
ディスコグラフィ
| 発売年 | タイトル | 区分 |
|---|---|---|
| 2018 | Cherry Blossoms Are Blooming | 初ミニ・アルバム |
| 2021 | Girl's Reform Manifest | 初フル・アルバム |
| 2023 | Reborn Superstar! | メジャーデビュー作(Epic Records Japan) |
| 2024 | Bucchigiri Tokyo | EP |
| 2026 | HOT TOPIC | EP(2026年1月) |
主なシングル/楽曲には「SUNRISE MISO-SOUP」「We love sweets」「L.C.G」「Pardon Me, I Have To Go Now」「TOUSOU」「NEET GAME」「Spicy Queen」(2025)、「ICONIC」「GIRL'S TALK」などがある。
Trivia
2026年、花冷え。はTVアニメ『対ありでした。〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』のオープニング主題歌「命短し対する乙女よ」を担当した。この作品の舞台は女子校である。レーベルを通じて出したコメントでバンドは、自分たちも女子校出身で高校生の時に結成したバンドであり、何かに熱中するという点で共感できるところが多かったと述べている。作詞・作曲はユキナとマツリ、編曲はマツリとLASTorderが手掛けた。
バンド名の由来はメンバーの生まれた季節にある。Metal Hammer の取材によれば、ユキナが春生まれで他のメンバーが冬生まれであることを名前に映したもので、「花」と「冷え」を組み合わせている。花冷えは、桜の咲く頃に寒さがぶり返す現象を指す日本語である。
ユキナとマツリは中学で同じクラスになったことがあるが、マツリは運動部、ユキナは美術部で、挨拶はしても深く話す機会はなかったという。ユキナはマツリがバンド好きらしいという話を小耳に挟み、体育祭で使っていたタオルがバンドのタオルだったのを見て確信し、高校の「南廊下」と呼ばれる廊下で声を掛けた。マツリはこのとき、この繋がりは一度きりでは終わらないと感じたと話している。そのあとユキナは、マツリが幼い頃からギターを弾いていた情報まで仕入れたうえで軽音楽部の見学に誘っており、本人はこれを計画的な犯行だったと表現している。
花冷え。は学校の軽音楽部で組んだバンドで、最初はマキシマム ザ ホルモンのコピー・バンドだった。プロデューサーの田浦楽によれば3人の学校は女子校で、部内でラウド系をやるのは浮きまくりだったとマツリは振り返っている。学校でのライブでは客席の前に誰もいない状態だったが、ユキナは無理やりみんなにこのジャンルを広めていったといい、高校3年の頃には部内でも普通に知られるようになった。マツリは軽音楽部の部長を務めており、当時その学校にはライブハウスに出るバンドが他にいなかった。
初の全国流通盤『開花宣言』のプロデューサーを務めたのは、Crystal Lake などで知られる田浦楽である。田浦が花冷え。を見たのは2017年の秋から冬にかけて、自身のプロジェクトSOUL JAPANが若手発掘のために開いていた「日本男児」というイベントでのことだった。当時の3人はまだ高校生。女性のラウド・バンドでありながらアイドル路線ではなく、自分たちで作り上げていくやり方をしている点に惹かれて声を掛けたという。その後マツリとゲーム関係の音楽の仕事で組んだ際にレコーディングの話になり、田浦は費用に見合うものを2〜3年で必ず一緒に作れると言って自分のところで録ることを押し切った。
「お先に失礼します。」は、日本の職場に根づいた言い回しをそのまま曲名にしたものである。マツリは Metal Hammer の取材で、これは会社でも音楽業界でも飲みの席を中座するときに使う便利な言葉で、失礼にならずに抜けられる日本文化に固有の表現だと説明し、それを皮肉を利かせて曲にしたと語っている。ミュージック・ビデオでは、お茶汲みやコピー取りを言いつけられ、夜は飲みに付き合わされる一日の果てに、ユキナが上司の首をつかんで顔面に向かって叫ぶ。曲には三味線の音も入っている。
2024年6月、花冷え。はイギリスのDownload Festivalで Opus ステージのトップバッターを務めた。イギリスでのライブはこれが2度目で、1度目は前年8月のロンドン・カムデンのUnderworld公演。汗だくの満員で売り切れだったという。Downloadに向かう前日にはオーストリアのNova Rockに出演しており、Metal Hammerの記者に対しては、そこで2万人という自分たちにとって最大級の観客の前に立ったと語っている。マツリは、日本人なら誰でもDownloadを知っていると話していた。
花冷え。が掲げる「原宿コア(Harajuku-core)」は、既存のジャンル名ではなくバンド自身が作った言葉である。Metal Hammer によれば、東京・原宿という街に結びついた多様さと自己表現になぞらえたもので、きらびやかなハイパーポップ的な電子音、ハードコア・パンク、グルーヴ・メタルが一つに混ざった音を指している。
News
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2027年3月13日(土)・14日(日)に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)展示ホールA〜Dで開催される2日間のフェスで、第1弾はENTH、envy、FIVE STATE DRIVE、KUZIRA、SHANK、TIVE、花冷え。の7組。OPEN 10:00/START 11:00で、出演者はいずれか1日に出演する。
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星熊南巫とのツーマン。会場は愛知・名古屋クラブクアトロで、OPEN 18:15 / START 19:00。チケットはぴあで販売。
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8月14〜16日開催。東京会場(ZOZOマリンスタジアム/幕張メッセ)のMARINE、MOUNTAIN、SONIC、PACIFICの各ステージから配信される。
【国内】花冷え。のチカ(Dr)、体調不良のため当面活動休止
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2026-07-11時点の公式情報で確認した現行ラインナップです。公式プロフィール