HANABIE. トリビア 全17件

HANABIE.にまつわる事実を、出典付きで17件掲載しています。

Trivia

2026年、花冷え。はTVアニメ『対ありでした。〜お嬢さまは格闘ゲームなんてしない〜』のオープニング主題歌「命短し対する乙女よ」を担当した。この作品の舞台は女子校である。レーベルを通じて出したコメントでバンドは、自分たちも女子校出身で高校生の時に結成したバンドであり、何かに熱中するという点で共感できるところが多かったと述べている。作詞・作曲はユキナとマツリ、編曲はマツリとLASTorderが手掛けた。

出典: ソニーミュージック 花冷え。INFO(バンドのコメント)

バンド名の由来はメンバーの生まれた季節にある。Metal Hammer の取材によれば、ユキナが春生まれで他のメンバーが冬生まれであることを名前に映したもので、「花」と「冷え」を組み合わせている。花冷えは、桜の咲く頃に寒さがぶり返す現象を指す日本語である。

出典: Metal Hammer(Louder)HANABIE. 特集記事

ユキナとマツリは中学で同じクラスになったことがあるが、マツリは運動部、ユキナは美術部で、挨拶はしても深く話す機会はなかったという。ユキナはマツリがバンド好きらしいという話を小耳に挟み、体育祭で使っていたタオルがバンドのタオルだったのを見て確信し、高校の「南廊下」と呼ばれる廊下で声を掛けた。マツリはこのとき、この繋がりは一度きりでは終わらないと感じたと話している。そのあとユキナは、マツリが幼い頃からギターを弾いていた情報まで仕入れたうえで軽音楽部の見学に誘っており、本人はこれを計画的な犯行だったと表現している。

出典: BARKS(花冷え。インタビュー)

花冷え。は学校の軽音楽部で組んだバンドで、最初はマキシマム ザ ホルモンのコピー・バンドだった。プロデューサーの田浦楽によれば3人の学校は女子校で、部内でラウド系をやるのは浮きまくりだったとマツリは振り返っている。学校でのライブでは客席の前に誰もいない状態だったが、ユキナは無理やりみんなにこのジャンルを広めていったといい、高校3年の頃には部内でも普通に知られるようになった。マツリは軽音楽部の部長を務めており、当時その学校にはライブハウスに出るバンドが他にいなかった。

出典: 激ロック インタビュー(花冷え。× 田浦 楽)

初の全国流通盤『開花宣言』のプロデューサーを務めたのは、Crystal Lake などで知られる田浦楽である。田浦が花冷え。を見たのは2017年の秋から冬にかけて、自身のプロジェクトSOUL JAPANが若手発掘のために開いていた「日本男児」というイベントでのことだった。当時の3人はまだ高校生。女性のラウド・バンドでありながらアイドル路線ではなく、自分たちで作り上げていくやり方をしている点に惹かれて声を掛けたという。その後マツリとゲーム関係の音楽の仕事で組んだ際にレコーディングの話になり、田浦は費用に見合うものを2〜3年で必ず一緒に作れると言って自分のところで録ることを押し切った。

出典: 激ロック インタビュー(花冷え。× 田浦 楽)

「お先に失礼します。」は、日本の職場に根づいた言い回しをそのまま曲名にしたものである。マツリは Metal Hammer の取材で、これは会社でも音楽業界でも飲みの席を中座するときに使う便利な言葉で、失礼にならずに抜けられる日本文化に固有の表現だと説明し、それを皮肉を利かせて曲にしたと語っている。ミュージック・ビデオでは、お茶汲みやコピー取りを言いつけられ、夜は飲みに付き合わされる一日の果てに、ユキナが上司の首をつかんで顔面に向かって叫ぶ。曲には三味線の音も入っている。

出典: Metal Hammer(Louder)HANABIE. 特集記事

2024年6月、花冷え。はイギリスのDownload Festivalで Opus ステージのトップバッターを務めた。イギリスでのライブはこれが2度目で、1度目は前年8月のロンドン・カムデンのUnderworld公演。汗だくの満員で売り切れだったという。Downloadに向かう前日にはオーストリアのNova Rockに出演しており、Metal Hammerの記者に対しては、そこで2万人という自分たちにとって最大級の観客の前に立ったと語っている。マツリは、日本人なら誰でもDownloadを知っていると話していた。

出典: Metal Hammer(Louder)HANABIE. 同行取材記事

花冷え。が掲げる「原宿コア(Harajuku-core)」は、既存のジャンル名ではなくバンド自身が作った言葉である。Metal Hammer によれば、東京・原宿という街に結びついた多様さと自己表現になぞらえたもので、きらびやかなハイパーポップ的な電子音、ハードコア・パンク、グルーヴ・メタルが一つに混ざった音を指している。

出典: Metal Hammer(Louder)HANABIE. 特集記事

花冷え。はユキナ、マツリ、ヘッツが高校の軽音楽部で出会った同級生同士で2015年に結成したバンドである。3人はいずれも1999年生まれで、ユキナとマツリは東京、ヘッツは埼玉の出身。2023年5月にドラムのチカが加わって現在の4人編成になり、同年7月にメジャー・デビューした。バンドが掲げる「原宿コア」は、メタルコアとハードコアを昇華させた自称ジャンルである。

出典: ソニーミュージック 花冷え。プロフィール

ソニーミュージックの公式プロフィールは、メンバー紹介を経歴ではなく短い箇条書きで並べている。ユキナは作詞担当で「叫び屋」、マツリはバンドリーダーで作詞・作曲・アレンジ担当かつ「ツッコミ担当」、ヘッツは「ファッションモンスター」「酒豪」「食事中心のスケジュール」「生涯派手髪」、チカは「無類のアイス好き」「隠れ漢気担当」といった具合である。

出典: ソニーミュージック 花冷え。プロフィール

結成10周年を記念して、2025年8月25日にリットーミュージックから初のアーティストブックが出た。A4判128ページで、メンバー4人それぞれのロング・インタビューや機材紹介、衣装企画に加えて、4人それぞれのレシピとバンドスコアまで載っている。受注生産限定版は「SPECIAL ARTIST BOOK 花冷え。NATSUYASUMI BOX」という体裁で、メンバー監修の扇子と別冊フォトブックが同梱された。

出典: ソニーミュージック 花冷え。INFO(アーティストブック発売)

花冷え。が自主企画として続けている「春の大解放祭」について、レーベルは結成当時からの恒例イベントだと説明している。2024年5月に開催された「春の大解放祭 2024」からは、「お先に失礼します。」のライブ映像が同年11月に公開された。

出典: ソニーミュージック 花冷え。INFO

『開花宣言』は6曲入りだが、制作に入った時点で手元にあったのは5曲ほどで、高校時代から演奏していた曲も含まれていた。最後に収録された「ドラスティック・ナデシコ」だけは田浦楽と一から作っている。一方「Envy」と「ZERO」については、すでにほぼ出来上がっていたことと、最初の作品はあえて不完全なままでもいいという判断から、田浦は展開にほとんど手を入れなかった。

出典: 激ロック インタビュー(花冷え。× 田浦 楽)

ドラムのチカの加入は、2023年5月27日に町田CLASSIXで行われた自主企画のアンコール直前に発表された。会場のスクリーンにショート・ドラマ風の映像が流れたあと、その日サポートとしてドラムを叩いていたチカが新しい衣装に着替えてステージへ戻り、正式メンバーになることが告げられている。

出典: 激ロック ニュース(花冷え。新メンバー加入)

メジャー・デビュー作『来世は偉人!』のジャケットは、イラストレーターのPONKOが手掛けた。発売に先立つ2023年7月、バンドは七夕にちなんだ企画「TOUSOUした織姫たちを探せ!」を告知している。7月7日の夕方から都内のどこかに潜伏するメンバーを探し当てると、先着で非売品のグッズがもらえるという内容だった。

出典: 音楽ナタリー

ユキナは高校生の頃、ノートにバンドの目標を書き出していた。マキシマム ザ ホルモンと対バンしたい、日本のフェスにたくさん出たい、そして日本のラウドロック界の女王になりたい——という内容だったという。ホルモンとの対バンは後年実現し、SiMやcoldrainといった憧れていた先輩バンドとの共演も増えた。ユキナ自身はこれを、書いておいたもの勝ちだった、という趣旨で振り返っている。

出典: BARKS(花冷え。インタビュー)

結成10周年に当たる2025年5月28日に配信された「Spicy Queen」は、10周年を狙って書き始めた曲ではなかった。マツリによれば、その直前にあたる3月から4月のアメリカ・ツアーで受けた刺激から作った曲で、初期衝動や海外へ行けなかった時代のことを思い出しながら書いたところ、あとから10周年にちょうどいいという話になったのだという。

出典: BARKS(花冷え。インタビュー)