EXTREME

1980年代後半のアメリカ合衆国 (United States) のハードロック・シーンは、派手なヴィジュアルとキャッチーなフックを特徴とする「グラム・メタル (Glam Metal)」 や 「ヘア・メタル (Hair Metal)」が飽和状態にあった。

Biography

1980年代後半のアメリカ合衆国 (United States) のハードロック・シーンは、派手なヴィジュアルとキャッチーなフックを特徴とする「グラム・メタル (Glam Metal)」 や 「ヘア・メタル (Hair Metal)」が飽和状態にあった。その中で、マサチューセッツ州ボストン (Boston, Massachusetts) から登場したエクストリーム (EXTREME) は、一見してそのカテゴリーに属するように見えながら、実際には全く異なる音楽的系譜に位置していた。 EXTREMEの音楽性は、クイーン (Queen) に通じる緻密なボーカル・ハーモニーと劇的な構成美、エアロスミス (Aerosmith) やヴァン・ヘイレン (Van Halen) の持つハードロックのダイナミズム、そしてジェームス・ブラウン (James Brown) やスライ&ザ・ファミリー・ストーン (Sly & the Family Stone) から継承したファンク (Funk) のグルーヴが複雑に融合したものであった。ギタリストのヌーノ・ベッテンコート (Nuno Bettencourt) とボーカリストのゲイリー・シェローン (Gary Cherone) を中心とするこのバンドは、自らのサウンドを「ファンキー・メタル (Funky Metal)」と称し、既存のジャンルの枠組みを解体・再構築するアプローチをとった。 1970年代から80年代にかけてのボストン (Boston) は、エアロスミス (Aerosmith)、ボストン (Boston)、カーズ (The Cars) といった世界的バンドを輩出したロックの重要拠点であった。この都市のクラブ・シーンでは、多くの若手ミュージシャンがしのぎを削っていた。

Albums

Six CD
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ヌーノの切れ味とキャッチーな歌心が再燃した、15年ぶりの第6作。

Saudades de Rock CD
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硬質なリフとファンキーなグルーヴを再び結び、EXTREMEが多彩なハード・ロックを鳴らした再始動作。

Waiting for the Punchline CD
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ファンク・メタルの軽快さから距離を置き、EXTREMEが荒々しく重いロックへ踏み込んだ最終作。

III Sides to Every Story CD
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ファンク・メタルの躍動、社会的視線、壮大な組曲を三部構成で結び、EXTREMEが野心を示した第三作。

Pornograffitti CD
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ファンクの跳ねとハード・ロックの重量、卓越したメロディを融合し、EXTREMEが飛躍した第二作。

Extreme CD
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ファンクの跳ねとハード・ロックの切れ味を混ぜ合わせ、EXTREMEの個性を早くから示したデビュー作。