HAGANE、オーストリアの名門Napalm Recordsと契約 — 『Through the Night』は日本を除く全世界へ

9月30日、HAGANEがオーストリアのメタル・レーベル、Napalm Recordsとの契約を発表した。日本を除くワールドワイド契約で、対象はフィジカル。12月2日に日本で発売されるニュー・アルバム『Through the Night』が、国外では改めてCDとアナログ盤で発売される。発表はこの一件では終わらず、ヨーロッパ・ツアー「EUROPEAN TOUR PART1」、全11曲の収録曲、通常盤のジャケット、予約開始、そして全10会場のインストアイベントが同じ日に一度に出そろった。

日本を除く全世界、フィジカルのみ

バンドの発表によれば、今回の契約は日本を除くワールドワイド契約で、このパートナーシップによって『Through the Night』が全世界に向けCDとレコードでリリースされる。レーベル側はこれを「ワールドワイドのフィジカル・ディストリビューション契約」と説明し、国外での発売日を2027年1月15日と告知している。日本盤の12月2日から、およそ6週間後である。

Napalm Recordsはオーストリアのアイゼンエルツに本社を置くメタル専門レーベルで、ベルリンとニュージャージーにもオフィスを構える。バンドの発表は在籍アーティストとして、SakuraとJUNNAがYouTubeでカバーしているDRAGONFORCEのほか、KAMELOT、ACCEPT、FROZEN CROWN、ALTER BRIDGEの名前を挙げている。

国外盤のフォーマットが、日本盤とはっきり違う。レーベルの告知によれば、ゴールドとシルバーの2枚組ゲートフォールド・アナログ、ブルーの2枚組ゲートフォールド・アナログ、そして手書きのナンバリング証明書が付く限定のテスト・プレス・スリーヴ仕様などが用意される。日本盤がCD+Blu-rayのDeluxe Editionを軸にしているのに対し、国外盤はアナログを軸に組まれている。

EUROPEAN TOUR PART1 — デンマークから、ベルリン、ハンブルク、ケルンへ

契約と同時に発表されたのが、ヨーロッパでのアルバム・ツアー「EUROPEAN TOUR PART1」だ。初日はデンマークの「EPIC FEST」で、そこからベルリン、ハンブルク、ケルンを回る。個々の日程と会場は、現時点では公表されていない。

HAGANEにとって2026年は初めての海外公演の年で、その皮切りがデンマークだった。レーベルの紹介文も、この夏ドイツのRockharz Festivalで強い印象を残したことを、契約に至る流れの中に置いている。ツアー名には「PART1」と付いている。

『Through the Night』— 全11曲と、8月29日のEX THEATER ROPPONGIを収めたBlu-ray

日本盤は2形態。Deluxe Edition(CD+Blu-ray、EACC-5010、税込9,680円)と、Standard Edition(CD、EACC-5011、税込3,500円)で、発売日はどちらも12月2日(水)。9月30日には通常盤のジャケット・アートも公開され、各店舗とECサイトで予約が始まった。

収録は全11曲。Through the Night/Voyage Never Ends/月光-TSUKIKAGE-/Crystal of Tears/Steel March/The Steel Reborn/The Rising of the Shield/剣のレコード II -Records of TSURUGI-/Medication and Pain/音の鳴る方へ/Glorious、の順に並ぶ。「月光-TSUKIKAGE-」は8月にオフィシャル・ミュージック・ビデオが公開された曲だ。

Deluxe EditionのBlu-rayには、8月29日の東京EX THEATER ROPPONGI公演——EP Release Tour「METAL QUEST」のファイナル——が完全収録され、あわせてオフショットで同じ日を振り返るドキュメント映像「Back side of 東京 EX THEATER ROPPONGI」も収められる。このアルバムの12月発売と、全15公演のアルバム・ツアーが発表されたのが、まさにそのステージだった。

インストアイベントは全10会場 — 12月13日の新宿から、2月14日の恵比寿まで

発売を記念したインストアイベントが、全10会場で開かれる。内容は私物サイン会。12月13日(日)のタワーレコード新宿店を皮切りに、12月18日(金)札幌パルコ店、12月25日(金)金沢フォーラス店と年内に3会場、年が明けて1月9日(土)福岡パルコ店、1月17日(日)ディスクユニオンROCK in TOKYO、1月23日(土)梅田NU茶屋町店、1月29日(金)広島店、2月6日(土)仙台パルコ店、2月12日(金)名古屋パルコ店、そして2月14日(日)の株式会社ユークリッド・エージェンシー(通販silkroad store対象)まで。開始時刻は福岡パルコ店が15時、ROCK in TOKYOが17時で、そのほかは18時となっている。

参加方法は店舗ごと。タワーレコード各店では、対象店舗で対象商品をいずれか1枚購入した人に私物サイン会参加券が1枚渡され、予約者が優先される。枚数には限りがあり、規定数に達した時点で配布は終了する。筆記具の持ち込みは不可で、サインはメンバーのサインのみ、宛名や日付は入らない。ディスクユニオンROCK in TOKYOは混雑を避けるため、16時50分から18時30分までを20分刻みの5つの枠に分け、参加券に集合時間が記載される。

通販分は事務所公式の silkroad store が扱う。10月1日(木)20時から10月29日(木)23時59分までに予約した分にインストアイベント参加券とオリジナルフォトが付き、この期間の予約は12月2日着で届く。2月14日の回は2部制で、会場は恵比寿のユークリッド・エージェンシー1階。

国内ツアーは12月12日から、ファイナルはZepp DiverCity

国内では12月12日(土)のHEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ3を皮切りに、全15公演の「HAGANE Full Album Release Tour『Through the Night』」が行われ、ファイナルは2027年2月19日(金)のZepp DiverCity(TOKYO)。アルバム、国内ツアー、インストアイベント、そしてヨーロッパ——12月から年明けにかけての予定が、9月30日の発表で一本につながった。

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