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ARTIST
Divine Intervention
LINER NOTES
LANGUAGE
『Divine Intervention』は、SLAYERが乾いたギターの切断力と無慈悲なリズムを前面へ出し、暴力的な緊張を研ぎ澄ませた作品だ。ドラマーがデイヴ・ロンバードからポール・ボスタフへと交代し、新しい推進力が加わった。90年代のSLAYER像を明確に刻んだ、力強い一枚である。
新しいドラムの推進力は、曲を単に速くするのではなく、急停止や重い踏み込みをより残酷に際立たせている。“Killing Fields”“Divine Intervention”“Serenity in Murder”“213”といった楽曲では、ケリー・キングとジェフ・ハンネマンのギターが旋律的な慰めをほとんど与えず、音の角で聴き手を追い詰めていく。“Sex. Murder. Art.”“Dittohead”のような楽曲にも、バンドの凶暴な攻撃性が息づいている。“Fictional Reality”“Circle of Beliefs”“Mind Control”のような楽曲にも、バンドの凶暴な攻撃性が息づいている。デイヴ・ロンバードの脱退という危機をポール・ボスタフの強力なドラミングが見事に乗り越えており、空白期間を経てもバンドの攻撃性は少しも衰えていなかった。硬く、短く、切れ味のある攻撃性へと比重を置いた本作は、90年代スラッシュの厳しさを体現した一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Killing Fields
- 2.Sex. Murder. Art.
- 3.Fictional Reality
- 4.Dittohead
- 5.Divine Intervention
- 6.Circle Of Beliefs
- 7.SS-3
- 8.Serenity In Murder
- 9.213
- 10.Mind Control