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ARTIST
Dancing Undercover
LINER NOTES
LANGUAGE
『Dancing Undercover』は、RATTがやや暗く攻撃的な方向へ踏み込んだ第3作だ。スティーヴン・パーシー(ヴォーカル)、ウォーレン・デマルティーニとロビン・クロスビー(ギター)、フアン・クルーシェ(ベース)、ボビー・ブロッツァー(ドラム)という布陣で、ボー・ヒルが引き続きプロデュースを手掛けた。華やかさは保ちつつも、リフはより硬質で、演奏には張り詰めた緊張感が加わっている。
“Dance”の力強い推進力、“Body Talk”のグルーヴは、円熟したバンドの演奏を伝える。“Slip of the Lip”“Drive Me Crazy”のような楽曲にも、ツイン・ギターの切れ味が光る。前2作ほどの商業的成功には届かなかったが、MTVで頻繁に流れ、バンドの人気を保った。“One Good Lover”“7th Avenue”のような楽曲でも、硬質なリフと引き締まったリズムが一体となる。長いツアーとプレッシャーのなか、バンド内には緊張も生じ始めていた。それでもデマルティーニとクロスビーのギターは、鋭さと華やかさを両立させている。本作は全米26位を記録し、プラチナを獲得した。華やかさの奥に鋭さを増した、円熟期への過渡的な一枚である。
TRACK LIST
- 1.Dance
- 2.One Good Lover
- 3.Drive Me Crazy
- 4.Slip of the Lip
- 5.Body Talk
- 6.Looking for Love
- 7.7th Avenue
- 8.It Doesn't Matter
- 9.Take a Chance
- 10.Enough Is Enough