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ARTIST
Generation Swine
LINER NOTES
LANGUAGE
『Generation Swine』は、ヴィンス・ニールの復帰を迎えたMÖTLEY CRÜEが、グラム・メタルの定型へ戻るのではなく、加工された音、硬いビート、陰鬱なムードを大胆に取り込んだ作品だ。派手なコーラスの裏側に、90年代らしいざらつきと緊張がある。オリジナル・メンバーの再結集作でありながら、実験的な方向へ大きく踏み込んだ一枚である。
表題曲“Generation Swine”をはじめ、従来のイメージとの距離が大きいからこそ、バンドの危うさと実験性がはっきり表れている。インダストリアルやエレクトロニックな要素を取り入れたサウンドは、当時のバンドの挑戦的な姿勢を映し出している。プロデューサーにスコット・ハンフリーを迎えバンドは当時のオルタナティヴやインダストリアルの潮流を大胆に消化しようと試み、従来のファンを戸惑わせる部分もあったが90年代という時代の空気を反映した挑戦的な作品として独自の位置を占めている。快楽的なロックンロールを、別の角度から歪ませた内容だ。賛否を呼びながらも、バンドの実験精神が色濃く刻まれた、意欲的な一枚である。商業的な成功とは別に、バンドの飽くなき挑戦の記録として今なお語り継がれている独自の存在感を放つ作品だ。
TRACK LIST
- 1.Find Myself
- 2.Afraid
- 3.Flush
- 4.Generation Swine
- 5.Confessions
- 6.Beauty
- 7.Glitter
- 8.Anybody Out There?
- 9.Let Us Prey
- 10.Rocketship
- 11.A Rat Like Me
- 12.Shout At The Devil '97
- 13.Brandon