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ARTIST
Release from Agony
- 仕様
- オリジナル盤(ドイツ盤LP)
- 発売日
- 1987年
- レーベル
- Steamhammer(SPV)
- 品番
- SH 0076
- フォーマット
- 12インチ・アナログ盤(LP)
- ボーナス
- オリジナル盤にボーナス・トラックは無い。初回プレスは5,000枚限定の白盤で、同じ1987年にカセット(08-7505)とCD(SH CD 0078)も出た。アメリカ盤はProfile(PRO-1255、1988年)。日本では1989年に『Eternal Devastation』との2作入りCD(Metal Mania 25DN-90)が出て、2026年1月21日にはマーキー・インコーポレイティドからSHM-CD・紙ジャケット仕様の単独盤(MICP-30224)が出た。シュミーアと日本人ライターの解説付きで、収録は同じ8曲。2018年にはHigh Roller RecordsがCD(HRR 549 CD)で再発している。
LINER NOTES
LANGUAGE
EP『Mad Butcher』で4人編成となったDESTRUCTIONの3作目のアルバムで、ベースとヴォーカルのシュミーア、ギターのマイク・ジフリンガーとハリー・ウィルケンス、ドラムのオリバー・カイザーという顔ぶれである。カイザーは、EPの「Reject Emotions」が本作の曲作りの手本になったと言う。ジフリンガーは当時WATCHTOWERやFATES WARNING、RUSHやYESを好んで聴いており、変わった和声や拍子をバンドに持ち込んだが、シュミーアはそれを快く思っていなかったとジフリンガー自身が明かしている。
録音は『Mad Butcher』と同じミュンスターのKaro Studioで、カレ・トラップがプロデュースと録音、ミックスを担った。タイトル曲ではKREATORのミレ・ペトロッツァとヴェンターが、「Dissatisfied Existence」「Our Oppression」「Survive to Die」ではPOLTERGEISTのV.O.プルヴァーとアンドレ・グリーダーがバッキング・ヴォーカルを務めている。音の仕上がりについては、カイザーによれば、テスト・プレスは何度作り直してもスタジオのラフ・ミックスとかけ離れた音だったが、Steamhammerはそのまま発売に踏み切り、発売の数週間後にトラップからミックスの設定を誤っていたと連絡が来たという。元のテープは失われている。シュミーアも、音が圧縮されすぎて薄いことを本作でただ一つの不満に挙げている。
アルバムは1987年にSteamhammerから発売され、アメリカでは翌1988年にProfileが出した。ジャケットの絵はJoachim Luetkeの発案によるもので、シュミーアによれば、アメリカのレーベルには怒った親たちから脅しまで届き、ドイツの大手メタル誌の投票では最高と最悪の両方のジャケットに選ばれた。ファンの受け止め方は分かれ、カイザーは、それが次の『Cracked Brain』で少し取っつきやすい曲を書く方向につながった一方、本作が南北アメリカでバンドの支持を広げたと語る。シュミーアも、フロリダをはじめアメリカのデス・メタルのバンドから本作が好きだと聞かされたという。本作はシュミーアが抜ける前の最後のアルバムとなり、シュミーア自身、急速な音楽的変化がのちにバンドを割ったと振り返っている。日本では2026年1月21日にSHM-CDの紙ジャケット盤が出た。
TRACK LIST
- 1.Beyond Eternity
- 2.Release from Agony
- 3.Dissatisfied Existence
- 4.Sign of Fear
- 5.Unconscious Ruins
- 6.Incriminated
- 7.Our Oppression
- 8.Survive to Die