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ARTIST
Mad Butcher
- 仕様
- オリジナル盤(ドイツ盤12インチ・ミニ・アルバム)
- 発売日
- 1987年
- レーベル
- Steamhammer(SPV)
- 品番
- SH 0062
- フォーマット
- 12インチ・アナログ盤(45回転、4曲入り)
- ボーナス
- オリジナル盤にボーナス・トラックは無い。ピクチャー盤(12-1896)もある。日本盤はVAPの12インチ(35183-15、1987年)で、CDとしては1993年に日本で『Live Without Sense』との2作入り(TECX-20522)が出た。ドイツとアメリカでは『Sentence of Death』や『Eternal Devastation』と組み合わせた2作入りCDで出回り、2018年にHigh Roller RecordsがEP単独のCD(HRR 548 CD)を出している。
LINER NOTES
LANGUAGE
『Eternal Devastation』の録音中にトミー・サンドマンが脱退を告げ、後任のドラムにはオリバー・カイザーが座った。同時に、地元のバンドRAZOR'S EDGEで腕を知られていたギターのハリー・ウィルケンスが加わり、DESTRUCTIONは初めてギター2本の4人編成になった。マイク・ジフリンガーは、技巧的でクラシック寄りの演奏もこなすウィルケンスが入れば音楽がもっと面白くなると考えたという。ウィルケンスは前作のKREATORとのツアーにすでに加わっており、カイザーの友人でもあった。シュミーアは、2人とも同じ地方の出身だったことがバンドの相性にとって大事だったと語っている。
録音は1986年の終わりにミュンスターのKaro Studioで行われ、元WONDERLANDのカレ・トラップがプロデュースした。カイザーが加入の手合わせで最初に一緒に演奏したのが「Mad Butcher」と「Reject Emotions」だった。ライヴで演奏していた「Mad Butcher」は、ジフリンガーとウィルケンスのソロの掛け合いを加えて録り直され、最後にはウィルケンスが遊びで弾いた『ピンク・パンサー』のテーマが付いた。録り直しを望んだのはレーベルだったとシュミーアは言う。「The Damned」はPLASMATICSの曲で、取り上げようと言い出したのはウィルケンスである。録音を終えた後、ミニ・アルバムにするには曲が足りないとレーベルから言われ、ウィルケンスとジフリンガーがスタジオに戻って短い時間で作り上げたのが「The Last Judgement」だった。
EPは1987年にSteamhammerから12インチのミニ・アルバムとして出て、日本でも同じ年にVAPが12インチ盤を出した。ジャケットにはSebastian Krügerの描いた肉屋の男が現れ、以後バンドのマスコットとなった。肉屋という発想は当時のマネージャーのもので、シュミーアによれば、「Mad Butcher」の歌詞はジフリンガーが1983年に切り裂きジャックの話から書いたものである。ジフリンガーは、静かに始まる「Reject Emotions」をスラッシュのバラードと呼ぶのは違うと言い、カイザーはこの曲が次のアルバム『Release from Agony』の曲作りの手本になったと振り返っている。
TRACK LIST
- 1.Mad Butcher
- 2.The Damned
- 3.Reject Emotions
- 4.The Last Judgement