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ARTIST
Cracked Brain
- 仕様
- オリジナル盤(ドイツ盤)
- 発売日
- 1990年6月
- レーベル
- Steamhammer(SPV)
- 品番
- SPV 084-76192(CD)/SPV 008-76191(LP)
- フォーマット
- CD/LP
- ボーナス
- オリジナル盤にボーナス・トラックは無い。イギリスではNoise International(LP NUK 136)、アメリカではNoise(CD 4823-2-U)から発売された。日本盤(TECP-25301)も同じ9曲を収める。2017年にHigh Roller RecordsがLP(HRR 552、限定1,000枚)で再発し、2018年には同社からCD(HRR 552 CD)も出た。
LINER NOTES
LANGUAGE
1989年、4作目の録音の途中で、バンドはベースとヴォーカルのシュミーアと袂を分かった。ギターのマイク・ジフリンガーによれば、ドラムとリズム・ギターの基本トラックは費用のかさむミュンヘンのUnion Studiosで録り終えていたが、シュミーアがもう曲に納得しておらず、作業を打ち切って全員が帰ったという。ジフリンガーは後に、十分に話し合わないまま決めたのは誤りだったと認め、その後は何年も顔を合わせなかったと語っている。バンド自身の2000年の年譜も、シュミーアとの決別を『Cracked Brain』の録音中の出来事として記している。
残る3人が後任に選んだのは、スイスのスラッシュ・バンドPOLTERGEISTのアンドレ・グリーダーだった。ドラムのオリバー・カイザーによると、グリーダーは古くからの友人で、旋律を生かした歌い方を気に入って仕上げを頼んだという。シュミーアに代わる者はいないと考え、ヴォーカルはあえて別の方向に進めたともカイザーは話している。出費を抑えるため、ベースとヴォーカルはベルリンのSky Trakで録られ、グリーダーがベルリンに着いた時点で歌の段取りはすべて決まっていた。ミックスはミュンヘンに戻って、プロデューサーのGuy Bidmeadとカイザー、ギターのハリー・ウィルケンス、ジフリンガーの4人で仕上げた。ギターとベースはジフリンガーとウィルケンスが分け合い、クリスチャン・エングラーが追加のベースを弾き、歌詞はカイザーが書いている。
5曲目の「My Sharona」はTHE KNACKの曲で、ジフリンガーによればカイザーと自分の発案だったが、シュミーアはこの案をひどく嫌っていた。3曲目の「S.E.D.」は「Socialists' Eternal Death」を表し、解体へ向かう東ドイツの指導層を批判した曲である。ジャケットの絵は、『Live Without Sense』に続いてアンドレアス・マーシャルが描いた。アルバムは1990年6月にドイツのSteamhammer(SPV)からLPとCDで出て、イギリスとアメリカではNoiseが発売した。バンドの公式ディスコグラフィーは、この作品の次に2000年の『All Hell Breaks Loose』を置き、その間にシュミーア抜きで出た作品を載せていない。2017年にはHigh Roller RecordsがLPで復刻した。
TRACK LIST
- 1.Cracked Brain
- 2.Frustrated
- 3.S.E.D.
- 4.Time Must End
- 5.My Sharona
- 6.Rippin' You Off Blind
- 7.Die a Day Before You're Born
- 8.No Need to Justify
- 9.When Your Mind Was Free