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ARTIST
Magnum Opus
LINER NOTES
LANGUAGE
『Magnum Opus』は、イングヴェイ・マルムスティーンがバロック的な旋律、疾走するリズム、火花を散らすギターを、大きなスケールでまとめた第8作だ。ソロは速さだけでなく、曲の劇性を高めるための一つの声部として置かれ、単なる技巧の羅列には終わっていない。
“Vengeance”の攻撃性、“No Love Lost”の勢い、“The Only One”のメロディ、そして“Overture 1622”“Cantabile”のクラシカルな構築美まで、ヴォーカル曲とインストゥルメンタルの双方で、彼のネオクラシカル・メタルの設計が明快に示される。マイク・ヴェセーラの歌が、楽曲にドラマと力強さを加えている。
タイトルが示すとおり、自らの語法を凝縮した大作志向の一枚であり、装飾の多さまで含めて作家性が強く刻まれている。速弾きの華やかさと、クラシック由来の構成美を、迷いなく前面に押し出した点が本作の魅力だ。“Tomorrow's Gone”“Fire in the Sky”のようなメロディアスな曲や、“Cross the Line”の勢いも、作品に多彩さを加えている。速弾きとクラシカルな構築美、そして力強い歌が一体となり、タイトルにふさわしいスケール感を生み出している。中期イングヴェイの様式が、力強くまとまった充実作と言える。
TRACK LIST
- 1.Vengeance
- 2.No Love Lost
- 3.Tomorrow's Gone
- 4.The Only One
- 5.I'd Die Without You
- 6.Overture 1622
- 7.Voodoo
- 8.Cross The Line
- 9.Time Will Tell
- 10.Fire In The Sky
- 11.Amberdawn