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ARTIST
Hungry
LINER NOTES
LANGUAGE
『Hungry』は、XYZがキャピトルへ移って放った第2作だ。デビュー作の成功で大手が動き、テッド・ニュージェントとの全米ツアーを経て制作された。前作のドン・ドッケンは関わっていない。音はより硬く、ブルースの手触りが増し、飾りを削いだ直球のハード・ロックが並ぶ。全12曲のうち“Fire and Water”はフリーのカヴァーで、自分たちが書いた曲であるかのように鳴らしてみせる。テリー・イルーズの澄んだ声に、少しの砂と攻撃性が加わった。ただしプロダクションは磨き込まれすぎており、本来あったはずの荒さがいくらか削がれてもいる。
冒頭“Face Down in the Gutter”は本作唯一のヴィデオとなり、監督を務めたのはマイケル・ベイである。“When the Night Comes Down”での歌は、イルーズのキャリアでも屈指の入れ込みようだ。だが時代が許さなかった。ドラムのポール・モンローは後年、シングルを選んだのはキャピトルだったと明かし、ヒップホップとグランジの台頭でレーベルの期待に応えるのは難しかったと振り返っている。翌1992年にバンドは止まり、ディグリオとモンローはトニー・マーカスとジョーイ・シャピロへ交代した。ポップ・メタルの終わり際に置かれた、堅実な一枚である。
TRACK LIST
- 1.Face Down in the Gutter
- 2.Don't Say No
- 3.Fire and Water
- 4.When the Night Comes Down
- 5.Off to the Sun
- 6.Feels Good
- 7.Shake Down the Walls
- 8.When I Find Love
- 9.H.H. Boogie
- 10.The Sun Also Rises in Hell
- 11.A Roll of the Dice
- 12.Whiskey on a Heartache