ARTIST
Fear Inoculum
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 2019年8月30日(日本盤は2019年12月18日)
- レーベル
- Tool Dissectional/Volcano Entertainment/RCA Records(日本盤はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
- 品番
- 19075-95055-2(日本盤 SICP-6231)
- フォーマット
- 限定CDパッケージ/デジタル配信(のちに拡大ブック・エディションCD、5枚組LPボックス、3枚組LP)
- ボーナス
- 限定CDパッケージは7曲で、映像作品『Recusant Ad Infinitum』を収めた4インチHDスクリーン(充電ケーブル付き)、2ワットのスピーカー、36ページのブックレット、ダウンロード・カードが付く。デジタル版は、ボーナス・トラックとして「Litanie contre la Peur」「Legion Inoculant」「Mockingbeat」の3曲を加えた10曲。日本では最初の限定CDパッケージは輸入盤だけが出回った。2019年12月13日の拡大ブック・エディション(19075975822)はスクリーンの代わりに3Dレンチキュラー・カード5枚、56ページのブックレット、映像のダウンロード・カードを付けたCDで、日本盤(『フィア・イノキュラム』)はこの仕様に解説・歌詞・対訳を付けたもの。アナログ盤は2022年4月8日の5枚組LPボックスと8月5日の3枚組LPで、どちらも「Litanie contre la Peur」を除く9曲を収める。
LINER NOTES
LANGUAGE
TOOLが『10,000 Days』から13年を経て発表した5作目のスタジオ・アルバムである。アダム・ジョーンズ、ジャスティン・チャンセラー、ダニー・ケアリーはバンドのロフトで曲作りを続けたが、ジョーンズの友人がアートワークをめぐって起こした訴訟と保険会社との争いが長引いた。その間にメイナード・ジェームス・キーナンはPUSCIFERやA PERFECT CIRCLEの作品を発表している。録音は2018年3月に始まり、『10,000 Days』を手がけたジョー・バレシのもと、すべてアナログ・テープに録られた。ドラムは5月までに録り終えている。キーナンは歌の大半をアリゾナの自宅スタジオで、ワインの収穫作業の合間に録っている。プロデュースはバンド自身、マスタリングはボブ・ラドウィグである。
CDの7曲のうち6曲が10分を超え、全体は79分あまりに及ぶ。ジョーンズによれば、自身とチャンセラーが持ち寄ったリフの多くが7拍子で、キーナンも数字の7をめぐる構想を温めており、アートワークを担うアレックス・グレイも同じ考えを映像で表すことになった。メンバーは主題を、年を重ねて賢くなり、自分自身と穏やかに向き合えるようになることだと語っている。デジタル版には「Litanie contre la Peur」「Legion Inoculant」「Mockingbeat」の3つの小品が加わる。ケアリーはこうした小品を長い曲の合間の休憩と位置づけ、かつてはアルバム全体を1曲にする案も持っていたという。
2019年8月7日に先行配信された表題曲は10分21秒あり、10分を超える曲として初めてビルボードのシングル・チャートに入った(93位)。アルバムは8月30日にTool Dissectional/Volcano Entertainment/RCA Recordsから発売された。CDはジョーンズが考案した限定パッケージのみで、4インチのHDスクリーン、2ワットのスピーカー、36ページのブックレットを備え、画面には映像作品『Recusant Ad Infinitum』が収められた。初週に27万ユニットを記録し、テイラー・スウィフトの『Lover』に代わってビルボード200の1位に初登場、『Lateralus』『10,000 Days』に続く3作連続の首位となり、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも1位を記録した。2020年1月のグラミー賞では「7empest」が最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞し、表題曲も最優秀ロック・ソング賞の候補になった。限定CDが売り切れた後、2019年12月13日に拡大ブック・エディションが出て、日本盤もこの仕様で12月18日に発売された。アナログ盤は2022年に登場している。
TRACK LIST
- 1.Fear Inoculum
- 2.Pneuma
- 3.Invincible
- 4.Descending
- 5.Culling Voices
- 6.Chocolate Chip Trip
- 7.7empest