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ARTIST
Narita
LINER NOTES
LANGUAGE
『Narita』は、RIOTがストレートなリフ、鋭いツイン・ギター、そしてガイ・スペランザの高く切迫した歌声を、緊密に結び付けた第2作だ。曲は複雑さよりも、スピードと力強い推進力を選び、若いバンドが持つ、切実で瑞々しい勢いを、そのまま音へと刻み込んでいる。日本の成田空港を巡る出来事から名付けられた、印象的なタイトルを持つ一枚である。
冒頭“Waiting for the Taking”の勢い、“Kick Down the Walls”の攻撃性、そして疾走する“Road Racin'”のエネルギーや、インストゥルメンタルの表題曲“Narita”のドラマ性には、後のアメリカン・ヘヴィ・メタルへとつながる、明確な輪郭が見て取れる。“49er”“Here We Come Again”のような曲も、初期RIOTの魅力を伝えている。
デビュー作の荒々しさを引き継ぎながらも、演奏の力強さと、楽曲のフックが、さらに磨き上げられている点が本作の魅力だ。まだ粗さを残しながらも、強いフックと、熱量の高い演奏とで、聴き手に鮮烈な印象を残していく。“Do It Up”“Hot for Love”のような曲でも、荒々しいリフと疾走感が結び付いている。バンドの個性が固まり始めた、初期RIOTの充実を示す重要な一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Waiting For The Taking
- 2.49er
- 3.Kick Down The Wall
- 4.Born To Be Wild
- 5.Narita
- 6.Here We Come Again
- 7.Do It Up
- 8.Hot For Love
- 9.White Rock
- 10.Road Racin'