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ARTIST
Fire Down Under
LINER NOTES
LANGUAGE
『Fire Down Under』は、マーク・リアリとリック・ヴェンチュラのギターが刻む硬く鋭いリフに、ガイ・スペランザの、高く切実な声が重なり合う、初期RIOTの最高傑作だ。曲は速く攻撃的だが、その芯には、どこか哀愁を帯びた美しいメロディがあり、単純な疾走感だけでは終わらない、豊かな奥行きを持っている。アメリカン・ヘヴィ・メタルの、一つの金字塔と言える一枚である。
冒頭を飾る名曲“Swords and Tequila”の圧倒的な勢い、疾走する表題曲“Fire Down Under”、そして歌心あふれる“Feel the Same”まで、アルバムは鋭い攻撃性と、確かな親しみやすさとを、同時に力強く押し出している。“Outlaw”“Altar of the King”のような曲も、バンドの充実を伝えている。
NWOBHMの影響を受けつつも、それをアメリカ的な、乾いた質感と力強さで昇華させている点に、本作の大きな価値がある。契約上のトラブルなど、リリースに困難を極めた作品だが、その内容は、時代を超えて愛される普遍的な輝きを放っている。“Don't Bring Me Down”“Run for Your Life”のような曲でも、鋭いリフと哀感あるメロディが結び付いている。初期アメリカン・ヘヴィ・メタルに残された、熱量の高い、屈指の名盤と言える。
TRACK LIST
- 1.Swords And Tequila
- 2.Fire Down Under
- 3.Feel The Same
- 4.Outlaw
- 5.Don't Bring Me Down
- 6.Don't Hold Back
- 7.Altar Of The King
- 8.No Lies
- 9.Run For Your Life
- 10.Flashbacks