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ARTIST
Inishmore
LINER NOTES
LANGUAGE
『Inishmore』は、RIOTがケルト音楽の要素を、壮大なヘヴィ・メタルへと大胆に融合させた、叙情的な第9作だ。前作『Brethren』で見せた物語志向を受け継ぎつつ、今度はアイルランドの伝統音楽が持つ、哀愁と高揚感を、作品の核に据えている。マーク・リアリのメロディックなギターと、伸びやかなヴォーカルが、その独特の世界観を、美しく彩っている。
冒頭“Black Water”の力強い推進力、キャッチーな“Angel Eyes”、そして疾走する“Liberty”や“Kings Are Falling”まで、収録曲はいずれもメロディの魅力に満ちている。アイルランドの島の名を冠したインストゥルメンタルの表題曲“Inishmore”や、“Cry for the Dying”のような曲も、作品に深い叙情を与えている。
ヘヴィ・メタルの力強さと、ケルト音楽の持つ美しく哀切なメロディとを、極めて自然な形で結び付けている点が本作の大きな魅力だ。RIOTが得意とする、疾走感と叙情性の両立が、この独自のテーマの下で、見事に開花している。“The Man”“Should I Run”のような曲でも、ケルト的な叙情と力強いリフが結び付いている。メロディック・パワー・メタルの、隠れた名盤とも言える、美しく力強い一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Black Water
- 2.Angel Eyes
- 3.Liberty
- 4.Kings Are Falling
- 5.The Man
- 6.Watching The Signs
- 7.Should I Run
- 8.Cry For The Dying
- 9.Turning The Hands Of Time
- 10.Gypsy
- 11.Inishmore (Forsaken Heart)
- 12.Inishmore