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ARTIST
XIII
LINER NOTES
LANGUAGE
『XIII』は、RAGEがオーケストラを取り入れ、重いリフとパワー・メタルの勢いを大きなスケールへと広げた作品だ。壮麗な響きは単なる装飾ではなく、曲の緊張や感情の起伏を強める役割を果たしている。バンドの野心と構成力が、これまで以上に前面へ出た一枚である。
序曲“Overture”から“From the Cradle to the Grave”へと続く流れが、作品の大きなスケール感を印象づける。“Sign of Heaven”“Heartblood”のようにメロディを重視した曲、“Days of December”“Immortal Sin”のようにドラマ性を強めた曲が並び、速い演奏とクラシカルなアレンジがぶつかり合って独自のドラマを生む。
“Turn the Page”“Just Alone”のような曲に見られる緩急の付け方も巧みで、長尺のアルバムを最後まで聴かせる。“Over and Over”“In Vain (I Won't Go Down)”のような曲では、重厚なリフと壮麗なアレンジが噛み合い、緊張感を保ったままスケールを広げていく。長尺でありながら、場面ごとのメリハリがはっきりしているため、集中を切らさず聴き通せる。オーケストラとヘヴィ・メタルの共存という、RAGEが繰り返し挑んできた主題を、より大規模な形で結実させた意欲作である。
TRACK LIST
- 1.Overture
- 2.From the Cradle to the Grave
- 3.Days of December
- 4.Sign of Heaven
- 5.Incomplete
- 6.Turn the Page
- 7.Heartblood
- 8.Over and Over
- 9.In Vain (I Won't Go Down)
- 10.Immortal Sin
- 11.Pain It, Black
- 12.Just Alone
- 13.Another Wasted Day