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ARTIST
Afterlifelines
LINER NOTES
LANGUAGE
『Afterlifelines』は、RAGEが持つ剥き出しのバンド・アンサンブルの攻撃性と、オーケストラを用いた壮大な表現を、二枚組の中に並べて提示した意欲作だ。一方のディスクでは、鋭いリフ、速いビート、噛み付くようなヴォーカルが前へ出る。もう一方では、その素材がシンフォニックな広がりの中で別の表情を見せていく。
“End of Illusions”“Justice Will Be Mine”のように直線的で攻撃的な曲がバンドの核を示す一方、“Afterlife”や締めくくりの“Lifelines”へと至る流れでは、オーケストラとの融合がドラマを大きく広げる。二つの方向性を明確に分けて見せることで、RAGEというバンドの本質がかえってはっきりと浮かび上がってくる。
小編成の緊張感も、交響的なスケール感も、どちらもRAGEの音楽に欠かせない要素であることが、この二枚組を通して伝わってくる。“Under a Black Crown”“Dead Man's Eyes”のような曲ではトリオならではの鋭さが前へ出て、シンフォニックなパートではその同じ旋律が壮大に開かれていく。同じ主題を二つの角度から描く構成が、二枚組という形式を必然のものにしている。ヘヴィ・メタルの攻撃性と構築美を一度に味わいたい聴き手へ強く勧めたい、キャリア後期の充実を示す大作である。
TRACK LIST
- 1.In The Beginning
- 2.End Of Illusions
- 3.Under A Black Crown
- 4.Afterlife
- 5.Dead Man's Eyes
- 6.Mortal
- 7.Toxic Waves
- 8.Waterwar
- 9.Justice Will Be Mine
- 10.Shadow World
- 11.Life Among The Ruins
- 12.Cold Desire
- 13.Root Of Our Evil
- 14.Curse The Night
- 15.One World
- 16.It's All Too Much
- 17.Dying To Live
- 18.The Flood
- 19.Lifelines
- 20.Interlude
- 21.In The End