
AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
Terrified
LINER NOTES
LANGUAGE
『Terrified』は、看板ヴォーカリストのケヴィン・ダブロウが、バンドに正式に復帰した後、QUIET RIOTが、ストレートなハード・ロックの勢いを保ちながら、90年代らしい、より硬質なギター感と、陰りのあるメロディへと寄せた、意欲的な再始動作だ。華やかだった80年代の全盛期とは、明確に異なる、時代の空気を反映している。ギター・リフは太く重く刻まれ、リズム隊は、曲を性急に急がせることなく、じっくりと圧力をためていく。
ダブロウのヴォーカルは、往年の荒々しさを残しつつも、サビでは、歌としての明快な輪郭を、しっかりと作り上げ、楽曲を、単なる重さだけには終わらせていない。90年代前半という、グラム・メタル勢にとっては厳しい時代の中で、バンドが自らの音楽性を、力強く模索した一枚である。
華やかで享楽的な80年代のイメージとは、また違う時期に制作された作品だからこそ、QUIET RIOTが本来持っている、ロックンロールの確かな芯を、別の、より渋い音色で聴くことができる。過去の大ヒット曲と、単純に比較するのではなく、ギターの持つ、低く重い質感と、楽曲の粘り強さに、じっくりと注目したい一枚だ。ダブロウ復帰後の、力強い再出発を告げている。
TRACK LIST
- No tracklist available