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ARTIST
QR
LINER NOTES
LANGUAGE
セルフタイトルの『QR』は、QUIET RIOTが、看板であったヴォーカリスト、ケヴィン・ダブロウが一時的にバンドを離れ、新たにポール・ショーティノを迎えて制作された、大きな転換期の作品だ。従来のグラム・メタル的なイメージから、少し距離を置き、太いギターと、ブルース感を含んだリズムを軸に、曲は、より落ち着いた、大人びた重さを見せている。ショーティノの、ソウルフルで力強い歌声が、バンドに新たな表情を与えている。
メロディアスな“Stay with Me Tonight”のような場面でも、その演奏には、80年代後半ならではの、少し粗く硬質な手触りが残っている。派手なパーティー・アンセムとは異なる、より本格的なハード・ロックを志向した内容だ。バンドの顔とも言えるダブロウの不在は、賛否を呼んだものの、この新体制ならではの、独特の雰囲気が確かにある。
長いキャリアの中でも、ヴォーカリストの交代という点で、特に異色の位置を占める一枚だ。編成の大きな変化を、そのまま別の音色へとつなげた、実験的な側面も持っている。QUIET RIOTの、また違った可能性を垣間見せる、渋く落ち着いた、興味深いハード・ロック作品と言える。この後、バンドは再びダブロウを迎えることになる。
TRACK LIST
- 1.Main Attraction (Album Version)
- 2.The Wild And The Young (Album Version)
- 3.Twilight Hotel (Album Version)
- 4.Dow And Dirty (Album Version)
- 5.Rise Or Fall (Album Version)
- 6.Put Up Or Shut Up (Album Version)
- 7.Still of the Night (Album Version)
- 8.Bass Case (Album Version)
- 9.The Pump (Album Version)
- 10.Slave To Love (Album Version)
- 11.Helping Hands (Album Version)