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ARTIST
Rage for Order
LINER NOTES
LANGUAGE
『Rage for Order』は、QUEENSRŸCHEが、従来のヘヴィ・メタルを、より抽象的で、未来的な音像へと大胆に進化させた、意欲的な第2作だ。ジェフ・テイトの、高く精密なハイトーン・ヴォーカルを中心に、鋭いギター、電子的で冷たい質感、そして複雑なリズムが、極めて張り詰めた、独特の空間を作り出していく。当時としては、非常に先進的で、実験的なサウンド・アプローチが際立っている。
鋭く畳み掛ける“Walk in the Shadows”、そして冷ややかで不穏な雰囲気を持つ“Gonna Get Close to You”のカヴァーは、この時期ならではの、バンドの個性を、実によく示している。“The Killing Words”のドラマ性、“Neue Regel”“I Dream in Infrared”のような曲も、作品の緊張感あふれる世界観を深めている。
派手な即効性や、分かりやすさよりも、あくまで、緻密に構築された音の世界観そのものを、何よりも優先している点が本作の魅力だ。この実験精神が、次作『Operation: Mindcrime』での、偉大な傑作へとつながっていく。1986年という時代の中でも、際立って独自の輪郭を保った、探究心の非常に強い、重要な一枚と言える。バンドの進化を告げる作品だ。
TRACK LIST
- 1.Walk in the Shadows
- 2.I Dream in Infrared
- 3.The Whisper
- 4.Gonna Get Close to You
- 5.The Killing Words
- 6.Surgical Strike
- 7.Neue Regel
- 8.Chemical Youth (We Are Rebellion)
- 9.London
- 10.Screaming in Digital
- 11.I Will Remember