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ARTIST
The Warning
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Warning』は、QUEENSRŸCHEが、正統派ヘヴィ・メタルの力強さに、複雑で緻密な構成と、幻想的で劇的な空気とを加えた、鮮烈なデビュー・アルバムだ。EPでの成功を経て制作された本作は、既に、後の彼らを象徴する、知的でドラマティックな作風の萌芽を、はっきりと示している。ジェフ・テイトの、高く張り詰めた圧倒的な歌声、クリス・デガーモとマイケル・ウィルトンのツイン・ギター、そしてスコット・ロッケンフィールドの細かなリズムが、楽曲を、極めて劇的に組み上げていく。
強いフックを持つ“Take Hold of the Flame”、そして壮大に広がる大作“Roads to Madness”には、後の、彼らの大作志向へとつながる、確かな芽が見て取れる。“En Force”“Warning”“No Sanctuary”のような曲も、バンドの卓越した演奏力と、構築美を伝えている。
まだ荒削りな部分を残しながらも、すでに、他のバンドとは一線を画す、独自の音楽的世界観を確立している点に、本作の価値がある。単なるパワー・メタルに留まらない、知的で構築的なアプローチは、当時のシーンにおいて、極めて新鮮なものであった。プログレッシヴ・メタルという、一つのジャンルの扉を開いた、アメリカン・メタルの重要な出発点となった、力強い名デビュー作と言える。
TRACK LIST
- 1.Warning
- 2.En Force
- 3.Deliverance
- 4.No Sanctuary
- 5.NM 156
- 6.Take Hold Of The Flame
- 7.Before The Storm
- 8.Child Of Fire
- 9.Roads To Madness