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ARTIST
The Miracle
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1989年5月22日(米国盤は1989年6月、日本盤は1989年6月9日)
- レーベル
- Parlophone(米国はCapitol、日本盤は東芝EMI)
- 品番
- CDPCSD 107(LP PCSD 107、カセット TCPCSD 107、米国 CDP 7 92357 2、日本盤 CP32-5839)
- フォーマット
- CD/LP/カセット
- ボーナス
- LPは10曲。CDは「Hang On in There」「Chinese Torture」「The Invisible Man (12" Version)」を加えた13曲で、日本盤(『ザ・ミラクル』)も同じ13曲。現行の日本盤CD(UICY-15095、SHM-CD、ボブ・ラドウィックによる2011年リマスター)はLPと同じ10曲。
LINER NOTES
LANGUAGE
1986年8月のネブワース・パーク公演は、フレディ・マーキュリーが立った最後のQUEENのライヴとなった。翌1987年は4人がそれぞれの活動に時間を割き、ブライアン・メイは他のアーティストの作品をプロデュースし、フレディはモンセラート・カバリエとアルバム『Barcelona』を録音し、ロジャー・テイラーは新しいバンドTHE CROSSを結成した。その後バンドはロンドンのタウンハウス・スタジオで再び集まり、オリンピック・スタジオとモントルーのマウンテン・スタジオでも録音を重ねた。共同プロデューサーの座は、1980年代のQUEENを支えたマックから、『Live Killers』以来バンドに関わってきたエンジニアのデヴィッド・リチャーズに移り、リチャーズは本作のエンジニアも兼ねている。
本作では初めて、誰が書いた曲でも作詞作曲のクレジットを4人で等しく分け合った。ブライアンは後に、エゴをスタジオの外に置いて本物のバンドとして取り組めた、もっと早くそうすべきだったと振り返っている。セッションからは30曲を超える曲が生まれ、アルバムには10曲が選ばれた。残りの一部はB面やソロ作、のちの『Innuendo』『Made in Heaven』に回っている。スタジオ入り前に書かれていた「I Want It All」を、ブライアンはフレディとライヴで演奏できずに終わった曲として挙げる。「Scandal」はメンバーの私生活に踏み込む報道へのブライアンの反撃で、表題曲はブライアンがQUEENで最も好きな曲としてたびたび名前を挙げてきた。当初は「Too Much Love Will Kill You」を含む11曲で組まれていたが、出版権の問題が片付かず、この曲は直前に外された。
4人の顔を1つに溶け合わせたジャケットはバンドのアート・ディレクター、リチャード・グレイが手がけたもので、4人の結束を表している。題は発売の数週間前まで『The Invisible Men』だった。英国では1989年5月22日にParlophoneから発売されて全英1位となり、アメリカでは約2週間後にCapitolから出て全米24位を記録した。「I Want It All」(全英3位)、「Breakthru」(全英7位)など5曲がシングルになり、日本盤『ザ・ミラクル』は6月9日に東芝EMIから発売され、オリコンで最高23位を記録した。5月29日放送のBBCラジオ1の番組でフレディは初めてツアーから退く考えをほのめかし、本作のツアーは行われなかった。2022年のコレクターズ・エディションには、「Face It Alone」など未発表曲6曲を含むセッション音源と、「Too Much Love Will Kill You」を本来の位置に戻したLPが収められた。
TRACK LIST
- 1.Party
- 2.Khashoggi's Ship
- 3.The Miracle
- 4.I Want It All
- 5.The Invisible Man
- 6.Breakthru
- 7.Rain Must Fall
- 8.Scandal
- 9.My Baby Does Me
- 10.Was It All Worth It