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ARTIST
Innuendo
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1991年2月4日(米国盤は1991年2月、日本盤は1991年1月30日)
- レーベル
- Parlophone(米国はHollywood Records、日本盤は東芝EMI)
- 品番
- CDPCSD 115(LP PCSD 115、カセット TCPCSD 115、米国 HR-61020-2、日本盤 TOCP-6480)
- フォーマット
- CD/LP/カセット
- ボーナス
- オリジナル盤にボーナス・トラックは無く、日本盤(『イニュエンドウ』)も同じ12曲。現行の日本盤CD(UICY-15096、SHM-CD、ボブ・ラドウィックによる2011年リマスター)も同じ12曲。
LINER NOTES
LANGUAGE
録音はロンドンのメトロポリス・スタジオとモントルーのマウンテン・スタジオで1989年3月から1990年11月にかけて行われ、プロデュースは前作に続いてQUEENとデヴィッド・リチャーズが務めた。リチャーズによれば、モントルーではバンドをカジノのホールに陣取らせてスタジオと54本のマイク回線でつなぎ、即興の演奏がそのまま1曲に育ったこともあったという。作詞作曲は前作と同じくバンド名義で分け合ったが、フレディ・マーキュリーが1988年の『Barcelona』のセッションでマイク・モランと作った「All God's People」だけは例外で、モランは鍵盤でも加わっている。表題曲「Innuendo」の中間部では、YESのスティーヴ・ハウがスペイン風のギターを重ねた。1990年にモントルーを訪れていたハウが偶然スタジオに招かれ、ブライアン・メイのギブソン・チェット・アトキンスを借りて夕食前に3テイクほど録り、そのあとリチャーズと最良の部分をつなぎ合わせたものである。
当時フレディの病状を知っていたのはごく近しい人だけで、4人はかつてないほど結束して彼を支えた。ブライアンは最後のセッションのころのフレディは立っているのもやっとだったと振り返り、ロジャー・テイラーは、意外にも楽しいアルバム作りだったと語っている。終曲「The Show Must Go On」はフレディとブライアンが2人で練り上げた曲である。ブライアンは高音のパートをファルセットで歌ったデモを作り、全力の声で歌えるかどうかわからないと伝えたが、フレディはウォッカを2杯ほどあおってから、そのパートを歌い切ったという。ジャケットはロジャーが見つけた19世紀フランスの画家グランヴィルの挿絵「A Juggler of Universes」をもとに、バンドとリチャード・グレイが仕上げたものである。
英国では1991年2月4日にParlophoneから発売され、先に全英1位を獲得していた表題曲に続いて、アルバムも翌週に全英1位となった。アメリカでは新たに契約したHollywood Recordsから2月に出て全米30位、日本盤『イニュエンドウ』は英国より早い1月30日に東芝EMIから発売され、オリコンでは最高17位を記録している。シングルは「Innuendo」「I'm Going Slightly Mad」「Headlong」「The Show Must Go On」などで、「These Are the Days of Our Lives」はフレディの死後、「Bohemian Rhapsody」との両A面シングルとして全英1位になった。本作はフレディの存命中に発表された最後のアルバムで、その後彼が残した歌声は、4年後の『Made in Heaven』にまとめられた。
TRACK LIST
- 1.Innuendo
- 2.I'm Going Slightly Mad
- 3.Headlong
- 4.I Can't Live With You
- 5.Don't Try So Hard
- 6.Ride the Wild Wind
- 7.All God's People
- 8.These Are the Days of Our Lives
- 9.Delilah
- 10.The Hitman
- 11.Bijou
- 12.The Show Must Go On