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ARTIST
Jazz
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1978年11月10日(米国盤・日本盤も1978年11月)
- レーベル
- EMI(米国はElektra、日本盤はワーナー・パイオニア/エレクトラ)
- 品番
- EMA 788(米国 6E-166/日本盤 P-10601E)
- フォーマット
- 12インチLP(見開きジャケット、ポスター付き)
- ボーナス
- オリジナル盤は全13曲で、ボーナス・トラックは無い。英国盤には自転車レースのポスターが付き、米国盤には代わりにポスター申し込み用のクーポンが入った。現行の日本盤CD(SHM-CD、UICY-15071)も同じ13曲。2011年と2021年に日本で出た2枚組のリミテッド・エディション(UICY-75047、UICY-79543/4)は、「Fat Bottomed Girls」のシングル・ヴァージョン、「Dreamers Ball」の初期アコースティック・テイクなど5曲のボーナスEPを加えている。
LINER NOTES
LANGUAGE
『News of the World』に続く7作目で、QUEENが初めて英国の外で録音したアルバムである。録音は1978年7月から10月にかけて、スイスのモントルーにあるマウンテン・スタジオと、南フランスのニース近郊にあるスーパー・ベア・スタジオで行われた。前の2作はメンバー自身がプロデュースしたが、今回はロイ・トーマス・ベイカーが再び共同プロデューサーとして加わった。もっとも、彼とQUEENが組んだのはこれが最後となる。収録曲は13曲にのぼり、4人全員が曲を書いている。簡潔さを打ち出した前作から一転して、さまざまな曲調を行き来する作品になった。
幕開けはフレディ・マーキュリーのアラビア風の「Mustapha」で、ブライアン・メイの「Fat Bottomed Girls」、マーキュリーのピアノにメイがアコースティック・ギターでシタールのような響きを添えた「Jealousy」が続く。「Bicycle Race」は、録音の最中にツール・ド・フランスがニースを通ったことからマーキュリーが書いた曲である。メイの「Dead on Time」の最後に聞こえる雷鳴は、モントルーで嵐による停電が起きた際にメイが携帯用のテープ・レコーダーで録ったもので、クレジットには「Thunderbolt courtesy of God」と記された。ジョン・ディーコンは重いロックの「If You Can't Beat Them」と旅先の恋を歌う「In Only Seven Days」を書き、メイはニューオーリンズ風の「Dreamers Ball」と自ら歌う「Leaving Home Ain't Easy」を収めた。ロジャー・テイラーの「Fun It」ではQUEENとして初めて電子ドラムが使われ、彼が歌に加えて打楽器、ベース、ギターまで担った「More of That Jazz」が、ほかの収録曲の断片をつないだ終盤でアルバムを締めくくる。
ジャケットのデザインはテイラーの発案で、数か月前にベルリンの壁で見かけた図柄が元になっている。英国盤には、ロンドンのウィンブルドン・スタジアムで裸の女性たちが自転車レースをする様子を撮ったポスターが付いたが、米国のElektraはポスターを入れず、申し込み用のクーポンを封入した。先行シングル「Bicycle Race」と「Fat Bottomed Girls」の両A面盤は1978年10月13日に出て英国で11位、アルバムは1978年11月10日に英国でEMIから発売され、英国で2位、米Billboardで6位を記録し、11月28日にはRIAAからゴールドとプラチナに同時に認定された。翌年1月26日に英国で出た「Don't Stop Me Now」は9位に入り、日本では何度もCMに使われてきた。日本盤は1978年11月に『ジャズ』の邦題で発売され、日本のチャートで5位を記録した。
TRACK LIST
- 1.Mustapha
- 2.Fat Bottomed Girls
- 3.Jealousy
- 4.Bicycle Race
- 5.If You Can't Beat Them
- 6.Let Me Entertain You
- 7.Dead on Time
- 8.In Only Seven Days
- 9.Dreamers Ball
- 10.Fun It
- 11.Leaving Home Ain't Easy
- 12.Don't Stop Me Now
- 13.More of That Jazz