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ARTIST
A Night at the Opera
- 仕様
- オリジナル盤
- 発売日
- 1975年11月21日(米国盤は1975年12月2日、日本盤は1975年12月21日)
- レーベル
- EMI(米国はElektra、日本盤はエレクトラ/ワーナー・パイオニア)
- 品番
- EMTC 103(米国 7E-1053/日本盤 P-10075E)
- フォーマット
- 12インチLP(見開きジャケット)
- ボーナス
- オリジナル盤は12曲で、ボーナス・トラックは無い。日本盤(『オペラ座の夜』)も同じ12曲。現行の日本盤CD(SHM-CD、UICY-15012、2011年3月16日発売)も同じ12曲で、2枚組のリミテッド・エディション(UICY-79537/8)は1975年6月に録り直した「Keep Yourself Alive」など6曲を加えている。
LINER NOTES
LANGUAGE
『Sheer Heart Attack』に伴うツアーは1975年5月1日の日本武道館で終わった。契約先のトライデントからわずかな給料しか受け取れずにいたQUEENは、この年の初めには深刻な資金難に陥っていた。弁護士がトライデントとの契約から抜け出す交渉に当たり、バンドは心置きなく4作目に取りかかることができた。ヘレフォードシャーのペンロス・コートで3週間かけて曲を練った後、1975年8月24日にウェールズのロックフィールド・スタジオで録音を始め、さらに5つのスタジオを渡り歩いて11月初めに完成させた。プロデュースはロイ・トーマス・ベイカーとバンド、エンジニアはマイク・ストーン。題名はマルクス兄弟の1935年の映画から借りたもので、ブライアン・メイは後にこのアルバムを“Queen's Sgt Peppers”と呼んでいる。
冒頭の「Death on Two Legs (Dedicated to...)」は、あるビジネス関係者に宛てたフレディ・マーキュリーの痛烈な手紙のような曲で、発売直前まで手が加えられた。ジョン・ディーコンの「You're My Best Friend」は彼の曲として初めてシングルになり、「Seaside Rendezvous」ではマーキュリーとロジャー・テイラーが声だけで管楽器を演じている。B面の冒頭に置かれた長大な「The Prophet's Song」は、前作の録音中に肝炎で熱にうなされていたメイが着想した曲で、おもちゃの琴が使われた。マーキュリーの「Love of My Life」では、メイがハープと、春の来日の際に日本で買ったギブソン・ハミングバードを弾いている。6つの部分から成る「Bohemian Rhapsody」は大半がマーキュリーのホランド・パークの自宅で書かれ、オペラ・パートの録音だけで1週間を要した。最後はメイが編曲した英国国歌「God Save the Queen」で幕を閉じる。
ジャケットは、マーキュリーがデザインした紋章を新たに彩色して中央に置いたもので、見開きの内側には歌詞が刷られた。先行シングル「Bohemian Rhapsody」は、DJのケニー・エヴェレットが発売前に2日間で14回もかけて話題となり、1975年11月29日から9週連続で全英1位の座にあった。アルバムは1975年11月21日に発売され、12月27日付で初の全英1位となって通算4週首位に立ち、バンド初のプラチナ・ディスクとなった。アメリカでは最高4位を記録し、「Bohemian Rhapsody」は1976年に9位まで上がってバンド初の全米トップ10ヒットになった。日本盤は1975年12月21日に『オペラ座の夜』の邦題で発売され、日本のチャートで9位を記録した。2018年の映画『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットの際には、日本で最も多く出荷されたQUEENのスタジオ・アルバムがこの作品だった。
TRACK LIST
- 1.Death on Two Legs (Dedicated to...)
- 2.Lazing on a Sunday Afternoon
- 3.I'm in Love with My Car
- 4.You're My Best Friend
- 5.'39
- 6.Sweet Lady
- 7.Seaside Rendezvous
- 8.The Prophet's Song
- 9.Love of My Life
- 10.Good Company
- 11.Bohemian Rhapsody
- 12.God Save the Queen