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ARTIST
Power Metal
LINER NOTES
LANGUAGE
『Power Metal』は、PANTERAが新ヴォーカリストのフィル・アンセルモを迎え、より重く攻撃的な方向へと大きく舵を切った第4作だ。前任のテリー・グレイズに代わり加入したアンセルモのパワフルな歌唱は、バンドのサウンドを一変させた。グラム期から、後の破壊的なスタイルへの橋渡しとなった重要な一枚である。
タイトルが示す通り、本作ではスピードとヘヴィネスが前面に押し出されている。ダイムバッグ・ダレルのギターは鋭さを増し、アンセルモの咆哮とともに、後のPANTERAを予感させる攻撃性を放っている。まだグラム的な要素も残るが、その音は明らかに新たな時代へと向かっている。バンドが本来の姿を見出す直前の、決定的な過渡期を刻んだ一枚だ。1988年に発表された本作は、新加入のフィル・アンセルモが初めて参加した記念すべき作品である。アンセルモの力強くレンジの広い歌唱はそれまでのグラム的な華やかさを一掃しバンドをよりヘヴィで硬派なサウンドへと導いており、タイトル曲をはじめ本作にはスピード・メタルやパワー・メタルの影響が色濃く表れている。後年の完成されたグルーヴ・メタルには至っていないが、その扉を開く直前の期待に満ちた過渡期の一枚である。
TRACK LIST
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