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ARTIST
Metamorphosis
LINER NOTES
LANGUAGE
『Metamorphosis』は、重いリフと叙情的な歌を交差させ、MERCENARYの変化を映すメロディック・メタル作である第六作だ。2009年にサナヤー兄弟をはじめ半数のメンバーが脱退し、バンドは大きな転換点を迎えた。ルネ・ペダーセンが主軸のヴォーカリストとなり、その名の通り「変容」を体現した一枚である。クリーンとデス声の両方をペダーセン一人が担うことで、バンドの声の重心は大きく変わった。中心メンバーの離脱という危機を、彼らは新たな出発へと転じてみせた。
“Through the Eyes of the Devil”“Velvet Lies”“The Black Brigade”といった、力強い楽曲が並ぶ。従来の路線を保ちつつ、よりモダンで鋭角的な要素が加わっている。デビュー作を除けば、サナヤー兄弟が不在となった初のアルバムでもある。新体制のもとで、バンドが新たな方向性を模索した意欲作である。従来の叙情性を残しつつ、より暗く現代的な質感をまとった本作は、バンドの再定義の第一歩となった。逆境のなかでも歩みを止めなかった、バンドのしぶとさが色濃く刻まれた一枚だ。旋律の美しさは健在である。
TRACK LIST
- 1.Through the Eyes of the Devil
- 2.The Follower
- 3.In a River of Madness
- 4.Memoria
- 5.Velvet Lies
- 6.In Bloodred Shades
- 7.Shades of Grey
- 8.On the Edge of Sanity
- 9.The Black Brigade