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ARTIST
Wall of Sound
LINER NOTES
LANGUAGE
『Wall of Sound』は、MARTY FRIEDMANが独自のメロディ感覚と、感情を語るようなギター・トーンを前面に出したインストゥルメンタル作品だ。速いフレーズや技巧的なソロはあるが、中心にあるのは常に旋律の表情と曲のムード。ギターが歌の代わりに物語を担っている。
ハード・ロック、メタル、映画音楽のようなドラマ性が交差し、曲ごとに異なる景色が開く。テクニックを見せつけるだけでなく、聴き手の感情を動かすフレーズを探し続ける姿勢が印象的。ギター・インストの魅力を再確認できる一枚だ。
ここで大切なのは、目立つリフやサビだけでなく、音の重さ、リズムの呼吸、歌の表情が曲順の中でどう変化するかである。各パートは単独で主張するためではなく、次のメロディや感情の高まりを強く聞かせるために置かれている。
音量を上げれば低域の圧力や細かなアタックが見え、繰り返し聴けばアレンジの余白とフレーズの受け渡しが浮かび上がる。作品全体を通して聴くことで、単曲では見えにくい緊張と解放の流れもはっきり感じられる。
こうした細部が、楽曲ごとの個性を保ちながら一枚のまとまりへ結び付けている。強さだけでなく、旋律と音色の陰影まで味わえることが、このアルバムを長く聴き返したくなる理由である。
TRACK LIST
- 1.Self Pollution
- 2.Sorrow and Madness (feat. Jinxx)
- 3.Streetlight
- 4.Whiteworm
- 5.For a Friend
- 6.P***y Ghost (feat. Shiv Mehra)
- 7.The Blackest Rose
- 8.Something to Fight (feat. Jørgen Munkeby)
- 9.The Soldier
- 10.Miracle
- 11.The Last Lament