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ARTIST
Ace Frehley
LINER NOTES
LANGUAGE
『Ace Frehley』は、1978年のKISSソロ四部作の中で、最もまとまりの良い一枚としてしばしば評価される作品だ。エース・フレーリーの持ち味であるギター主体のロックンロールが全編を貫き、宇宙的でどこか飄々とした空気をまといながら、太いリフと歌えるメロディが心地よく連なっていく。
技巧を誇示するのではなく、あくまで曲を気持ちよく走らせることを優先した作りが本作の魅力だ。フレーズの一つひとつに独特の間合いとユーモアがあり、KISSの中では寡黙な存在だったエースの、リラックスした素顔が伝わってくる。
四枚の中で、ロック・アルバムとして最初から最後まで自然に聴き通せるという声が多いのも頷ける完成度である。リフ、リード、そして飄々としたヴォーカルが一体となり、肩の力の抜けたロックンロールとして自然に流れていく。派手さや技巧の誇示ではなく、あくまで曲の心地よさを追求した姿勢が、結果として四枚の中でも高い一貫性を生んだ。ギター・ヒーローとしての彼の魅力が、飾らない形で全編に息づいている。派手な演出を離れ、ギタリストとしての個性とセンスをまっすぐ提示した本作は、エース・フレーリーというプレイヤーの本質を知るうえで欠かせない一枚と言える。
TRACK LIST
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