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ARTIST
Demolition
LINER NOTES
LANGUAGE
『Demolition』は、ティム・“リッパー”・オーウェンズの広い声域を存分に生かし、JUDAS PRIESTが複数の異なるヘヴィネスを試した第13作だ。直線的なメタル曲から、重く沈み込むグルーヴ、そしてメロディックな場面まで、曲ごとに大きく表情を変えていく。前作『Jugulator』の路線を受け継ぎつつ、より多彩さを追求した一枚である。
冒頭“Machine Man”の攻撃性、“One On One”の重いグルーヴ、“Hell Is Home”のドラマ性、そして“Bloodsuckers”“Metal Messiah”まで、収録曲は幅広い質感を持っている。モダンなヘヴィネスの要素を取り込みながらも、随所にJUDAS PRIESTらしい様式美が顔を覗かせる。オーウェンズの表現力豊かな歌唱が、多彩な楽曲を力強くまとめている。
統一感よりも、挑戦の幅の広さが前面に出ている作品だが、それこそが、この時期のバンドの現在地を正直に伝えている。伝統的なメタルの骨格を残しながら、異なる質感を模索した、意欲的な内容だ。オーウェンズ時代を締めくくり、ロブ・ハルフォード復帰への一つの区切りとなった、多面的で興味深い一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Machine Man
- 2.One on One
- 3.Hell Is Home
- 4.Jekyll and Hyde
- 5.Close to You
- 6.Devil Digger
- 7.Bloodsuckers
- 8.In Between
- 9.Feed on Me
- 10.Subterfuge
- 11.Lost and Found
- 12.Cyberface
- 13.Metal Messiah