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ARTIST
Jugulator
LINER NOTES
LANGUAGE
『Jugulator』は、JUDAS PRIESTが、より低く重いギターと、強烈な攻撃性を前面へと押し出した再始動作だ。ロブ・ハルフォードの脱退後、新たにティム・“リッパー”・オーウェンズを迎えたバンドは、従来の華麗なハイトーンとは異なる方向で、力強い咆哮と、直線的で重い推進力を追求している。90年代の重い時代感覚を、色濃く反映した一枚である。
グルーヴ・メタルやモダン・ヘヴィネスの影響を感じさせる、ダウンチューンされた分厚いリフが、全編を支配している。曲はダークで硬質だが、リフの巧みな配置や、劇的な曲構成には、紛れもなくJUDAS PRIESTらしい構築感が息づいている。オーウェンズの驚異的な声域と表現力が、新時代のバンドを力強く牽引していく。
看板ヴォーカリストの交代という、最大の危機とも言える状況の中で、バンドが時代に合わせて自らの音を大胆に更新してみせた点に、本作の意義がある。往年の様式とは異なるが、その重く攻撃的な音像には、確かな説得力がある。従来のファンには賛否を呼ぶ音作りだが、その振り切った重さと攻撃性には、この時代ならではの確かな熱量がある。JUDAS PRIESTの、ある種実験的で挑戦的な一面を刻んだ、力強い過渡期の作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Jugulator
- 2.Blood Stained
- 3.Dead Meat
- 4.Death Row
- 5.Decapitate
- 6.Burn in Hell
- 7.Brain Dead
- 8.Abductors
- 9.Bullet Train
- 10.Cathedral Spires