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ARTIST
Look into the Future
LINER NOTES
LANGUAGE
『Look into the Future』は、JOURNEYが、後年のアリーナ・ロック像へと到達する前の、演奏の自由度を、まだ大きく保っていた時期の、意欲的な第2作だ。デビュー作の、ジャズ・ロック/プログレッシヴな路線を受け継ぎながらも、より楽曲としての形を、意識し始めている。ニール・ショーンのギターは、速さだけでなく、歌うようなフレーズで、曲の景色を丁寧に描き、グレッグ・ローリーの鍵盤とヴォーカルが、そこに、豊かな温度を加えている。
10分を超える壮大な表題曲“Look into the Future”の広がり、そして“On a Saturday Nite”の推進力から、ビートルズのカヴァー“It's All Too Much”、さらに“I'm Gonna Leave You”のブルース感まで、アルバムは、ハード・ロックと、プログレッシヴな感覚との間を、極めて自然に往復していく。“Anyway”“Midnight Dreamer”のような曲も、作品の魅力を伝えている。
まだ、後の大ヒット路線とは異なるものの、メロディを重視しようとする、その姿勢は、すでに明確に表れ始めている一枚だ。卓越した演奏力を軸としながらも、少しずつ、より開かれた方向へと歩み始めている。初期JOURNEYの、確かな演奏力と、その探究心とを、じっくりと伝える、興味深い一枚と言える。バンドの過渡期を映している。
TRACK LIST
- 1.On a Saturday Nite
- 2.It's All Too Much
- 3.Anyway
- 4.She Makes Me (Feel Alright)
- 5.You're on Your Own
- 6.Look into the Future
- 7.Midnight Dreamer