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ARTIST
Walk the Earth
LINER NOTES
LANGUAGE
『Walk the Earth』は、EUROPEが再結成後に深めてきた、70年代ハード・ロックの厚みと北欧メロディの感覚を結晶させた第11作だ。ジョーイ・テンペスト(ヴォーカル)、ジョン・ノーラム(ギター)、ジョン・レヴェン(ベース)、ミック・ミカエリ(キーボード)、イアン・ホーグランド(ドラム)という編成で、前作に続きデイヴ・コブがプロデュースを手掛けた。歪んだギターとオルガンの響きが音像を太くし、抑揚のあるヴォーカルが曲に人間味を与える。
“Walk the Earth”“The Siege”のような楽曲では、重厚なリフと壮大な展開が一体となる。華やかな80年代の印象だけにとどまらず、ブルースやサイケデリックな陰影も取り込むことで、作品は大人びた強さを得ている。演奏の一体感と楽曲の練り込みは、長いキャリアの成熟を確かに感じさせる。“Wolves”“Turn to Dust”のような楽曲では、重いリフと壮大な展開が一体となる。デイヴ・コブとの再びの共同作業は、前作で見出した骨太なサウンドをさらに洗練させている。長尺の楽曲にも冗長さはなく、演奏の緊張感が最後まで持続する。過去を再現するのではなく、長いキャリアを経たバンドが今の音で歩くための、力強い一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Walk the Earth
- 2.The Siege
- 3.Kingdom United
- 4.Pictures
- 5.Election Day
- 6.Wolves
- 7.GTO
- 8.Haze
- 9.Whenever You're Ready
- 10.Turn to Dust