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ARTIST
Stomp 442
LINER NOTES
LANGUAGE
『Stomp 442』は、ANTHRAXが、スラッシュの、あの速度感を残しつつも、より低い重心のリフと、重く力強いグルーヴへと、その軸足を大きく移した第7作だ。長年在籍したギタリスト、ダン・スピッツの脱退後、制作された本作は、バンドが、二人のギタリスト体制から、新たな形へと移行した時期の一枚でもある。ジョン・ブッシュの歌は、より荒々しさを増し、楽曲の持つ、切迫感を、さらに高めている。90年代的な、ヘヴィネスを追求した内容だ。
冒頭“Random Acts of Senseless Violence”の力強い推進力、“Fueled”の攻撃性、そして“King Size”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Nothing”“Riding Shotgun”のような曲も、作品の充実を伝えている。ゲスト・ギタリストによる、鮮やかな彩りもあるが、その中心にあるのは、あくまで、バンド全体が生み出す、力強い押し引きだ。
大きな変化の時期にありながらも、ANTHRAXならではの、あの怒りと、ユーモアとを、決して手放さない、確かな姿勢が刻まれた一枚だ。より重く、モダンなサウンドの中でも、バンドの、確かな個性は、少しも失われていない。ジョン・ブッシュ在籍時の、充実を示す、力強く聴き応えのあるヘヴィ・メタル作品と言える。バンドの底力を感じさせる一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Acts Of Senseless Violence
- 2.Fueled
- 3.King Size
- 4.Riding Shotgun
- 5.Perpetual Motion
- 6.In A Zone
- 7.Nothing
- 8.American Pompeii
- 9.Drop The Ball
- 10.Tester
- 11.Bare