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ARTIST
State of Euphoria
LINER NOTES
LANGUAGE
『State of Euphoria』は、ANTHRAXが、高速リフ、跳ねるようなリズム、そして、ジョーイ・ベラドナの、抜けの良い歌声を用いて、スラッシュ・メタルの、確かな重さと、あふれる楽しさとを、見事に同居させた第4作だ。最高傑作『Among the Living』に続く本作は、その攻撃性を保ちながらも、決して閉じすぎることなく、楽曲には、常に、観客を力強く巻き込む、確かな開放感がある。バンドの、独特のユーモアが光る一枚だ。
冒頭“Be All, End All”の、張り詰めた緊張感、そして、フランスのバンド、トラストのカヴァーで、大ヒットした“Antisocial”の、即効性のあるキャッチーさは、このアルバムの持つ、二つの側面を、実によく表している。“Make Me Laugh”“Now It's Dark”“Who Cares Wins”のような曲も、作品の充実を伝えている。とりわけ“Antisocial”は、バンドの代表曲の一つとなった。
スラッシュ・メタルという、シリアスになりがちなジャンルに、確かな遊び心と、コーラスの強さとを持ち込む、実にANTHRAXらしい一枚だ。攻撃的でありながらも、どこか陽性で、親しみやすい、その独自の魅力が、全開となっている。「四天王」の中でも、際立って個性的な、バンドの持ち味が、色濃く表れた、力強く聴き応えのある充実作と言える。バンドの明るさが光る一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Be All, End All
- 2.Out Of Sight, Out Of Mind
- 3.Make Me Laugh
- 4.Antisocial
- 5.Who Cares Wins
- 6.Now It's Dark
- 7.Schism
- 8.Misery Loves Company
- 9.13
- 10.Finale