AVAILABLE AT / 購入はこちら
ARTIST
Ten
LINER NOTES
LANGUAGE
『Ten』は、Y&Tが骨太なリフと情感ある歌を保ちながら、節目となる第10作としてハード・ロックの芯を力強く鳴らした作品だ。デイヴ・メニケッティの表現力豊かなヴォーカルとギターが全編を牽引し、80年代を通じて培ってきたバンドの語法が、落ち着いた円熟味とともに提示されている。派手な流行を追うよりも、自分たちの得意とするメロディック・ハードを丁寧に磨いた一枚である。
冒頭を飾る“Hard Times”の力強さ、流れを変える“Red, Hot & Ready”のキャッチーさ、そして終盤の“Surrender”の叙情まで、アルバムは曲ごとに異なる温度と表情を丁寧に描き分けている。“Don't Be Afraid of the Dark”“Ten Lovers”のような楽曲にも、バンドの確かなメロディ・センスが息づいている。“Lucy”“Girl Crazy”“City”“Come In from the Rain”といった楽曲でも、骨太なリフと親しみやすいメロディが結び付いている。バンドにとって節目となる10作目であり、80年代の集大成的な性格も帯びた、円熟したメニケッティの歌が全編を支える内容となっている。キャリアの大作と比べて語られる機会は多くないものの、80年代から90年代への移行期にあるY&Tの充実を伝える、聴き応えのある一枚である。
TRACK LIST
- 1.Hard Times
- 2.Lucy
- 3.Don't Be Afraid Of The Dark
- 4.Girl Crazy
- 5.City
- 6.Come In From The Rain
- 7.Red Hot & Ready
- 8.She's Gone
- 9.Let It Out
- 10.Ten Lovers
- 11.Goin' Off The Deep End
- 12.Surrender