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ARTIST
Pull
LINER NOTES
LANGUAGE
『Pull』は、WINGERがメロディック・ハードの技術と歌心を保ちながら、より重いギター、複雑なリズム、内省的な空気へ踏み込んだ意欲作にして第3作だ。ビュー・ヒルに代わってキップ・ウィンガーとマイク・シップリー(デフ・レパード『Adrenalize』を手がけた)が共同プロデュースし、アトランティックから1993年に発表された。ポール・テイラーが脱退したためトリオ体制で録音され、ジョン・ロスがギターで加わっている。キップ自身が最良の仕事の一つと語る力作だ。
リフは以前より低く硬く、“Blind Revolution Mad”や“Who's the One”には社会的な視線も宿る。6分半に及ぶ“Junkyard Dog (Tears on Stone)”にはプログレッシヴな要素が色濃い。先行シングル“Down Incognito”は全米メインストリーム・ロックで15位を記録した。グランジ全盛の逆風の中で全米83位に留まったが、演奏の精度と旋律性を手放さなかったことで、ファンから最高傑作に挙げられることも多い。本作の後、バンドは一度活動を止め、リブ・ビーチはドッケンやホワイトスネイクへ、キップはソロ活動へと向かった。
TRACK LIST
- 1.Blind Revolution Mad
- 2.Down Incognito
- 3.Spell I'm Under
- 4.In My Veins
- 5.Junkyard Dog (Tears on Stone)
- 6.The Lucky One
- 7.In for the Kill
- 8.No Man's Land
- 9.Like a Ritual
- 10.Who's the One