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ARTIST
Karma
LINER NOTES
LANGUAGE
『Karma』は、WINGERがポップなイメージだけに回収されない、演奏力の高いハード・ロック・バンドであることを示した第5作だ。フロンティアーズから2009年に発表された本作で、キップ・ウィンガーは初期2作の持つキャッチーで曲本位の側面と、後期2作の思索的な側面を一つに溶け合わせることを狙った。タイトルは、バンドがこれまでたどってきた道のりが一巡し、ひとつの円環を描いたことを表しているという。録音はナッシュヴィルで行われ、キップ自らがプロデュースした。
公式ビデオも作られた冒頭の“Deal with the Devil”を筆頭に、重いギター、複雑に絡むリズム、張りのある歌唱が曲に鋭い推進力を与えている。リブ・ビーチによれば、アップテンポでモトリー・クルー的な、頭を振れるパーティ・ロックが並ぶという。一方で6分を超える“Supernova”や“Witness”のように、じっくりと構築される曲も収める。メロディの良さを残しながらも全体の手触りは明確にヘヴィで、技巧とフックを同じ熱量で扱う姿勢がこのアルバムの説得力になっている。ポップ・メタルの枠を超えた、円熟のWINGERを刻んだ密度の高い一枚である。
TRACK LIST
- 1.Deal with the Devil
- 2.Stone Cold Killer
- 3.Big World Away
- 4.Come a Little Closer
- 5.Pull Me Under
- 6.Supernova
- 7.Always Within Me
- 8.Feeding Frenzy
- 9.After All This Time
- 10.Witness
- 11.First Ending