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ARTIST
The Last Command
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Last Command』は、W.A.S.P.が持ち前の挑発的な勢いを保ちながらも、より大きなメロディと、豊かなドラマを、楽曲へと持ち込んだ第2作だ。デビュー作の成功を受け継ぎ、その音楽性を、さらに洗練させている。ブラッキー・ローレスの声は、獰猛さだけでなく、そこに哀感や、切迫感といった、より豊かな感情をも表現し、クリス・ホームズとランディ・パイパーの二本のギターが、その世界観を、厚く力強く支えている。
冒頭を飾る、バンド屈指の名曲“Wild Child”の圧倒的な開放感、そしてライヴでも人気の高い“Blind in Texas”のキャッチーな勢いは、本作を象徴する存在だ。“Widowmaker”の攻撃性、“Cries in the Night”の陰り、そして表題曲“The Last Command”まで、収録曲は、バンドの表現が、決して一方向ではないことを、鮮やかに示している。
刺激的で過激な外見の、その奥にある、確かなソングライティングの強さを、はっきりと感じることができる点が本作の魅力だ。攻撃性と、キャッチーなメロディとの、絶妙なバランスが心地よい。デビュー作の勢いを受け継ぎつつ、より完成度を高めた、初期W.A.S.P.を代表する充実作の一枚と言える。ホームズのギターも冴え渡っている。
TRACK LIST
- 1.Wild Child
- 2.Ballcrusher
- 3.Fistful of Diamonds
- 4.Jack Action
- 5.Widowmaker
- 6.Blind in Texas
- 7.Cries in the Night
- 8.The Last Command
- 9.Running Wild in the Streets
- 10.Sex Drive