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ARTIST
W.A.S.P.
LINER NOTES
LANGUAGE
セルフタイトルの『W.A.S.P.』は、ブラッキー・ローレスの荒々しく獰猛な歌と、太く力強いリフを軸に、W.A.S.P.が、その過激で危険な舞台イメージを、音楽としても見事に成立させた、鮮烈なデビュー作だ。ロサンゼルスのシーンから登場した本作は、曲は短く、そして直接的で、リズムの強い押し出しと、大きなコーラスの力が、その挑発的な題材を、決して単なる話題作りだけには終わらせていない。
冒頭を飾る、バンドの野心を象徴する名曲“I Wanna Be Somebody”の、突き抜けるような上昇感、キャッチーな“L.O.V.E. Machine”、そしてインストゥルメンタルの“Hellion”まで、収録曲は、荒々しいエネルギーと、フックの鋭さとを、高い次元で両立させている。“Sleeping (In the Fire)”の叙情、“The Flame”のような曲も、作品の魅力を高めている。
過激なショック・ロックとしての外見の奥に、しっかりとしたソングライティングの強さが備わっている点に、本作の価値がある。80年代のLAメタル・シーンの中でも、その過激さで際立った存在感を放った。粗削りなエネルギーと、確かなフックとが同居する、80年代ヘヴィ・メタルの、危険な魅力を濃縮した名デビュー作と言える。バンドの原点がここにある。
TRACK LIST
- 1.Animal (Fuck Like A Beast)
- 2.I Wanna Be Somebody
- 3.L.O.V.E. Machine
- 4.The Flame
- 5.B.A.D.
- 6.School Daze
- 7.Hellion
- 8.Sleeping (In The Fire)
- 9.On Your Knees
- 10.Tormentor
- 11.The Torture Never Stops
- 12.Show No Mercy
- 13.Paint It Black