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ARTIST
Inside the Electric Circus
LINER NOTES
LANGUAGE
『Inside the Electric Circus』は、W.A.S.P.が持つ荒々しいヘヴィ・メタル感と、危険な「見世物(サーカス)」としての、退廃的なイメージとを、大きなコーラスへと巧みに結び付けた第3作だ。ブラッキー・ローレスの声は、相変わらず挑発的で威圧的だが、クリス・ホームズのギターは、曲の隙間を、鋭く切り裂いていく。前2作の路線を、より演劇的でショーアップした方向へと発展させた一枚である。
冒頭“The Big Welcome”からなだれ込む表題曲“Inside the Electric Circus”の勢い、“9.5.-N.A.S.T.Y.”の強烈な押し出し、そしてレイ・チャールズの楽曲を大胆にカヴァーした“I Don't Need No Doctor”の勢いは、バンドの持つ、圧倒的なライヴ感を、実によく伝えている。“Restless Gypsy”“Shoot from the Hip”のような曲も光る。
過激で退廃的な表現の、その奥にも、キャッチーなフックを決して逃さない、確かなソングライティングが息づいている点が本作の魅力だ。バンドの持つ、エンターテイナーとしての側面が、色濃く打ち出されている。初期W.A.S.P.の、危険でショーアップされた魅力を存分に味わえる、勢いに満ちた一枚と言える。ホームズのギターが冴える。
TRACK LIST
- 1.The Big Welcome
- 2.Inside the Electric Circus
- 3.I Don't Need No Doctor
- 4.9.5.-N.A.S.T.Y.
- 5.Restless Gypsy
- 6.Shoot from the Hip
- 7.I'm Alive
- 8.Easy Living
- 9.Sweet Cheetah
- 10.Mantronic
- 11.King of Sodom and Gomorrah
- 12.The Rock Rolls On