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ARTIST
The Crusade
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Crusade』は、大ブレイクを果たしたTRIVIUMが、前作のメタルコア路線から一転してスラッシュ・メタルと正統派メタルの構築美を前面へ押し出した、大胆な方向転換作だ。マット・ヒーフィーはスクリームを大幅に抑え、ジェイムズ・ヘットフィールドを彷彿とさせるクリーン・ヴォーカルを全面に据えており、METALLICAへの傾倒が誰の耳にも明らかな形で刻まれている。ファンの評価を二分した意欲作でありながら、演奏と楽曲の完成度は高く、バンドの技術的な成熟をはっきりと示している。
シングルとなった“Anthem (We Are the Fire)”は、キャッチーなサビと鋭いソロを備えた代表曲として広く知られ、英国ロック・チャートで高い人気を得た。“Detonation”“Entrance of the Conflagration”の疾走感から、社会性を帯びた歌詞まで、80年代スラッシュへの敬意が全編を貫いている。ボーリューとヒーフィーのツイン・ギターは、メロディと攻撃性を巧みに両立させながら、要所で華麗なハーモニーを描く。賛否を呼びつつも、TRIVIUMの表現の幅を大きく押し広げた重要作である。
TRACK LIST
- 1.Ignition
- 2.Detonation
- 3.Entrance of the Conflagration
- 4.Anthem (We Are the Fire)
- 5.Unrepentant
- 6.And Sadness Will Sear
- 7.Becoming the Dragon
- 8.To the Rats
- 9.This World Can't Tear Us Apart
- 10.Tread the Floods
- 11.Contempt Breeds Contamination
- 12.The Rising
- 13.The Crusade