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ARTIST
Wounds Wide Open
LINER NOTES
LANGUAGE
『Wounds Wide Open』は、TO DIE FORが冷ややかなギター、沈んだリズム、哀感を帯びた歌を組み合わせた第5作だ。2006年10月に発表された。ゴシック・メタルの暗い空気を保ちながら、曲にはメロディック・ロックとしての親しみやすさも残されている。前作で立て直した路線を、より落ち着いた筆致で深めた作品である。派手さより、持続する空気の質でじっくりと聴かせるタイプの一枚といえるだろう。
重さと繊細さが交互に現れ、アルバム全体には夜のような静かな緊張がある。序奏“Intro - Sorrow”で幕を開け、“Wicked Circle”“Guilt Ridden State”“Like Never Before”“Under a Velvet Sky”“Scar Diary”“New Heaven”“The Quiet Room”“Liquid Lies”を経て、締めの“Sorrow Remains”で円環を閉じる構成は美しい。冒頭と最後に「Sorrow」を置く目配せも効いている。本作のツアーは2007年10月まで続き、その後バンドは長い休止に入ることになる。北欧らしい叙情を大切にしながら、感情をまっすぐ形にした一枚である。
TRACK LIST
- 1.Intro - Sorrow
- 2.Wicked Circle
- 3.Guilt Ridden State
- 4.Like Never Before
- 5.Under a Velvet Sky
- 6.Scar Diary
- 7.New Heaven
- 8.The Quiet Room
- 9.Liquid Lies
- 10.(I Just Want) You
- 11.Sorrow Remains